公務員はもう安泰ではないのか

昨今、公務員や大企業の正社員を、もはや安泰ではないと煽る風潮が高まっています。夕張市は財政破綻しましたし、国の借金は1000兆円を超えました。また東京電力や東芝のような大企業が傾きました。それらのニュースを引用して、大企業や公務員はもはや安定していないと結論づけられます。

これは本当でしょうか?

元市役所職員の私は、ただの煽りだと思っています。

まず、大企業が安泰じゃないなら、中小企業が安泰なのでしょうか。大企業と中小企業を平均したイメージで見比べたら、倒産、解雇、減給などのリスクは、大企業の方が確率が低いでしょう。また、転職可能なスキルが身につくかどうかという点に関しては、大企業と言っても職種が様々なので、大企業は転職で使えるスキルが身につかないという説は乱暴すぎます。

公務員が安泰じゃないという話ですが、これは一体何を言っているのかという感覚です。

公務員は、基本的にクビになりません。クビになるのは悪いことをした場合ぐらいです。その点で、まず解雇されるリスクは低いと言えます。

国の財政がジリ貧なので公務員の給料が増えないという説があります。確かに、公務員の給料もジリ貧だと思います。ですが、そもそも、例えば市役所の職員って、給料が高いんですよね。ちょっとぐらい下がっても、まだまだ充分給料は高い水準にあると言えます。中小企業の社員やフリーランスよりも全然、年収が高いと思います。

唯一のリスクは、民間企業の転職市場で全く評価されないので民間企業に転職しにくいことぐらいですが、これも、別に転職しなければ問題になりません。人間関係のトラブルで鬱病になっても、休職できてしかも休職中もある程度は給料がもらえます。

公務員が安泰かと言うのは、色んな見方があるかと思います。また、そもそも安泰とか安定というふわふわした言葉をどう定義するかも問題になります。

しかし、私はまだまだこれからも公務員は安泰だと思います。なので、もう公務員は安泰じゃないから公務員にならない方がいいというアドバイスは、それは違うんじゃないかな、と思いますね。

そんな安定した職業も、面白くなければ私のように辞めてしまうので、そういった意味では安定していないのかもしれませんね。

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