サービス残業に苦しむ公務員の人へ

公務員、特に市役所の職員というと真っ先に、残業が存在しない職業だと思われているようです。市民の人に

「あんたらは9時5時で良いよな」

と言われたことがあります。

実際には残業は普通にあって、夜の10時ぐらいまで仕事をしていたこともあります。

が、私はサービス残業は一切しませんでした。

私が居た市役所では残業というのは、上司が残業命令をした時にすべきものでした。どこの市役所もだいたいそうだと思います。

ただこれはルール上の話で、事後承認で残業している人も居るのではないかと思います。仕事が遅れたら残業し、残業した時間については後から上司に報告するというのは現実にはよくある話だと思います。

特に、市役所にはみんなで大きな一つのことをする部署と、一人ひとりが個人事業主のようにそれぞれ小さな別々の仕事をする部署があり、後者の場合に残業の事後報告ということが起こりやすいです。

私はサービス残業はしなかったのですが不思議なことに、市役所内には、サービス残業をしている人がたくさん居ました。おそらくは言いにくいのでしょう。時間がかかってしまったのは自分の責任だからとか勝手に考えて自分で残業をしてないことにしている人が多いと思います。

仮に残業したと言って、後から上司が、

「俺はそんな時間まで残業してたことなど知らないから残業代は出さない」

と言ってくるかもしれません。そしたら、

「じゃあ今日からもうあなたの見てないところで残業しません。ただ今日も時間内にやるべき仕事が終わりそうに無いですがどうしたら良いですか?」

と相談したら良いと思います。そこで始めて、上司は残業を事前に命令するという正しい手続きを取ることになるでしょう。

そして、命令をした以上、部下がむやみに長時間労働をしないように、上司は何か策を講じるべきです。その仕事は遅れても良いから残業してはいけないと自分の責任で部下に伝えたり、部下が残業している間は残って自分もその業務を一緒にやるなど。

この、残業の命令をするというルール通りのことがされないのは、部下の残業についてあまり関わりたくない上司が引き起こす現象のように見えました。

自分が命令したら自分もその残業に積極的に関わることになります。しかし何時までやったかについては事後承認でも良いと言っておけば自分は先に帰れます。だから、事後に時間を伝えても、上司は怒らずに申告された通りの残業代を払う手続きをしていたのだと思います。また、自分の口から仕事が遅れても良いから残業するなとは言いたくありません。自分のせいで業務が遅れることになりますから。だったら事後承認の残業の手続きをする方を選びます。自分の財布は痛みません。

上司というのは部下の仕事を管理する立場の人なので、本来であれば部下の仕事の進行を管理して事前に残業の命令をするべきです。ですが、そもそも部下の仕事をろくに把握もしていないという責任感の足りない管理職が市役所には多数居ました。年功序列のシステムの弊害です。

参考:公務員の終身雇用と年功序列の問題点

もし、これを読んでいる人でサービス残業をしている人が居たら、

「仕事が時間内に終わりませんけどどうしたら良いですか?」

とシンプルに上司に聞いてみることをオススメします。

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