春の通訳ガイド繁忙期

最近は通訳ガイドの仕事がいくつか入り、久々に忙しい日々を送っていました。

4月は通訳ガイドのピークシーズンで、1年目や2年目の人でも仕事がもらえます。ボーナスタイムです。

なのでこの仕事を始めてみようという人は、4月にデビューしてしまうのが最も手っ取り早いと思います。そしてやってしまえばもう経験者です、と堂々と言えます。

私はまだ全然営業も上手くやっていないのでもう暇になりかけています。が、あんまり急にやっても身体を壊すので、まあ良いかと思っています。この仕事、外を歩き回るし神経を使うので疲れるんですよ。ちょっとやるだけでぐったりします。

ちょうど最近、東京に引っ越したところですので、心機一転頑張っていこうと思います。

英語で時間を表現する時の言い方

通訳ガイドの仕事では、時間がめちゃくちゃ重要です。集合時間をお客さんに正確に伝えなければなりません。

いつも何度も口頭で説明して、紙に書いてみせています。

お客さんから集合時間を聞き返されることも多いです。で、例えばネイティブの人に

「集合時間は9時50分だよね?」

と聞かれて、これが聞き取れずに苦労しました。非常に恥ずかしい話なんですが、こういう簡単な英語が聞き取れなくて困ることってたくさんあるんです。

ネイティブは9時50分だったら ten to ten とか ten before ten と言います。必ずと言って良いほど。私は今まで自分からこのような時間の表現をしたことがありませんでした。いつも nine fifty と言っておりました。が、ネイティブはそうは言いません。

何故だろうかと思っていたのですが、例えば今は10時10分ですと言いたい時に、

“It`s ten ten.”

と言うと、何のことかよく分からないんですね。ワンテンポ遅れて、ああ時間ね、10時10分ね、ってなるわけです。ネイティブ風に

“It`s ten past ten.”

と言えば時間のことを言っているとすぐに伝わります。また、quarter を使えば、fifteen と言う必要が無くなりますので、fifty とfifteen の聞き間違いを防ぐことができます。

中学校でもこれ式の時間の表現の仕方は習った記憶がありますが、テストでten ten って書いても正解になるので、今までシカトしておりました。なんでそんな分かりにくい言い方するんだろうと思っていたのですが、実際に英語を話してみると、その方が分かりやすいからそちらが一般的な表現なんですね。

9時40分ならば twenty to ten か twenty before ten で、10時20分ならば twenty past ten か twenty after ten となります。この表現の仕方はルールさえ覚えてしまえば難しくありません。でも慣れていない時にいきなり言われると面食らうのでしっかり覚えておく必要があります。

このウェブサイトの説明が非常に分かりやすかったです。図解してあって、ようやく私は覚えられました。時間の表現は苦手だったんですよ。

実際にお客さんに伝える時は、繰り返すと良いと思います。例えば3時15分が集合時間なら

“Our meeting time is three fifteen.  Quarter past three.”

のように、一呼吸おいて別の言い方で時間を言い直すと伝わりやすいと思います。さっそく次のツアーからはこのpastとto式の時間を使ってみます!

通訳ガイドオススメグッズ ウィダーinゼリー

昨日の記事に引き続き、通訳ガイドの仕事中に便利な道具を紹介します。

その前に、そもそも私が感じている、仕事中に起こる困りごとを言います。それは

仕事中にお腹が空く

こと。

早朝から移動したり、仕事時間が昼までずれ込んだりして、ガイドの仕事をすると何かと不規則な動きをすることがあります。すると、仕事中にお腹が空いて、お客さんの前でさすがに物は食べにくいので、更にピンチに陥ります。

私は日本人的なマナーというのはわけの分からない気遣いが多いと思っています。どうぞお座りくださいって言われても椅子に座らないとか、勧められたお茶を飲まないとか、非合理なルールがあるんですよね。つまらない物ですが、って言いながらプレゼントするとか、過度の謙遜も同じで、行き過ぎたマナーだと思います。外国人を相手にする時は、そういう変な気遣いはしないようにしています。気を使わないということではなくて、どうぞって勧められた物はもらうし、プレゼントするならあなたが気に入ると嬉しいとか言います。

でもさすがにお客さんの前で物は食べれないですね。見苦しいですからね。

ドラゴンボールの仙豆みたいなアイテムがあればバスの中でこっそり食べて一粒でエネルギーを補給できるのですが、残念ながら死人が生き返らない世界に住んでいる私たちにはそんな便利な物がありません。そこで私は、自分にとっての仙豆的な食べ物に辿り着きました。

ウィダーinゼリーみたいな、飲める食べ物を使えば、噛まなくて良いので素早くエネルギーを補給できるんですね。

物を食べるのは失礼だけど、水分補給は失礼ではないのが最近の風潮かと思います。しゃべるのが仕事なので、喉の調子を整えるために水を飲むのは必要なことです。

日本人的な接客だと、ガイドが客の前で水を飲むなと言う人が居るかもしれません。

しかし、日本人以外の人は、だいたい、必要ならば水分補給すべきと考えると思います。世界には合理的な人が多いんですよね。

ウィダーinゼリーならば、飲み物を飲んでいるように見せかけてカロリーを補給できるので、こっそり体力を回復させることができます。

カロリーメイトのゼリーとかでももちろん良いです。

まあウィダーinゼリーとかカロリーメイトは高級品なので、ドラッグストアに売ってるもっと安いプライベートブランドの商品で全然良いですけどね。

通訳ガイドオススメグッズ のど飴

通訳ガイドの仕事は時にしゃべりっぱなしになるため、喉を痛めやすいです。

特に私は普段あまり声を出さない生活をしているのでちょっと仕事をするとすぐに喉が痛くなります。

喉を慣らしておくためにも英語の学習のためにも音読が有効なのですが、最近は音読はあまりしていませんでした。

やはり、またすぐに喉に違和感を感じました。

そこで、のど飴でごまかしているのですが、こののど飴がかなり効きます。

これは本当にスーッとしますね。本当に薬用効果があるんでしょうね。普通ののど飴って、実は単なる飴と効力がたいして変わらないらしいです。Amazonで買うとドラッグストアよりも安いです。

今年も春のピークシーズンがやって参りました。この飴で喉を回復させながら乗り切りましょう!

『プロが教える現場の英語通訳ガイドスキル』を再読

春は通訳ガイドのピークシーズンなので、私のような雑魚にも仕事が回って来ます。そこで、今日は通訳ガイドの現場の業務をする上で参考になる本を紹介します。

『プロが教える現場の英語通訳ガイドスキル』

以前にもレビューを書いたのですが、改めて良い本だなと思ったので再度紹介します。

参考記事:『プロが教える現場の通訳ガイドスキル』のレビュー

昨今の訪日旅行ブームのおかげで通訳ガイド試験対策の本や『外国人に英語で日本を紹介する~』みたいな本がたくさん出版されています。それらの本は仏教や歌舞伎などの日本文化の説明に留めており、実際の通訳ガイドの仕事をシミュレーションするような内容ではありません。

この本は、より通訳ガイドの仕事と密接に関わることを説明しています。

まず、お客さんと会った時に挨拶をしたり名前を確認したりするところから説明があります。その時に、失礼にならない英語の言い回しが載っています。

私は丁寧に相手を呼ぶならフルネームにMr.やMs.を付けると思っていたのですが、フルネームならば付けなくても失礼ではないということを知りました。名字で呼ぶ時にMr.などが必須になるようです。初めて会って相手が自分のお客さんか説明する時、フルネームをそのまま言って確認を取れば良いようです。

と、このようにこの本では現場で使える、ちょっとレベル高めの表現や慣習が説明されています。他にも、電車に乗っていて、「この駅で降ります。」と言う時には

“This is us.”

と言うことがある、など、TOEICでグローバルな英語を学んできた私には見慣れない、ネイティブっぽい表現も多数掲載されています。これはネイティブの人に言われる時にへの備えになりますが、東南アジアのお客さんに言ったら通じなそうですね。リスニングのためにはネイティブ的な表現を学ぶ必要がありますが自分が使うのはTOEICみたいな英語で良いと思います。

あと使えると思ったのは、20分歩きますが良いですか?と聞く時に

“Can you walk 20 minutes?”

と聞くのではなくて

“Are you comfortable walking for 20 minutes?”

と聞くのが丁寧で良いということです。comfortableのこの使い方は知りませんでした。プロならばこういう丁寧な英語も学ばなければなりませんね。通して読めば、自分なりの発見があると思います。

この本では載っている英文にいちいち和訳が書いてありません。プロ向けの本なだけあって、レベルが高めなんですね。

まさに通訳ガイドの教科書と言える、非常に良い本でした。実際にガイドを始めてから読むと、より発見もあるかと思います。私も、読み返しながら仕事をやっていきます。

スピーチの仕方はトランプ大統領と小泉進次郎から学ぼう

私は通訳案内士という仕事をしています。これは言ってみれば外国人向けに英語でバスガイドをするような仕事です。

なので、バスの中でしゃべりっぱなしという状況がよくあります。大阪から金閣寺に移動する時に1時間以上しゃべってないといけない時とかあって、これはかなりキツイです。こんなに日本語で話すのも大変なのに英語ですからね。

そんな時、市役所の職員だった時に学んだことが役に立ちました。

公務員、特に市役所の職員は形式主義で事なかれ主義で市場経済の仕事がロクにこなせない税金泥棒というイメージで市民の人に見られることが多いので、公務員から民間企業に転職しようとしてもノースキルのオッサンという認定を受けるのですが、本当は公務員の仕事では多くの有意義なことが学べます。

参考記事:公務員と転職

ある日プレゼンテーション研修という研修を受ける機会がありました。そこで講師に言われたのが、

「話す時に、えーとか、あーとか言うのを完全に止めなさい」

ということ。

子供の頃、校長先生の退屈な話を聞いている時に、校長先生が「えー」って言う数を数えたという同級生が居ませんでしたか?私は同級生から、60回言っていたと聞いて、マジかよ校長先生そんなにたくさん「えー」って言ってるのか、と衝撃を受けました。

その研修のワークで人前でしゃべらされて、我々は凄い数の「えー」「あー」を言っていることに気づき、愕然としました。

その講師は、言いっぱなしではなく、具体的な方法を教えてくれました。

「えー、って言いそうになったら、黙ってください。それが間になります。隙間だらけで話すことになりますが、それで良いんです。」

それからというもの、私は市民と電話で話す時に、「えー」を言わないように特訓しました。当時、通訳案内士の資格の勉強をしていたので、通訳案内士として人前で話す時に上手く話せるようにとイメージして、話しました。

これを聞いてから、他の人が話す時も、注意深く聞くようになりました。すると、話すのが上手い人というのは「えー」とか「あー」を言わない人なんですね。「えー」「あー」は本当に話を聞き苦しくします。これを言わなければ、どんなくだらないこともTEDのスピーチのように意識高く聞こえるでしょう。

政治家は演説が仕事ですから、流石に話すのが上手い人が多いです。特に、小泉進次郎の演説は最高ですね。

進次郎の演説はめちゃくちゃ上手いし面白いんですが、その要素の一つに「えー」を全く言わないということがあります。内容はともかく、進次郎のように「えー」を言わず、間を取りながら話せばそれだけでスピーチのレベルが段違いに良くなるでしょう。参考に進次郎のスピーチを貼っておきます。

もう一人、良い例を紹介します。トランプ大統領です。こちらは英語なので、英語でスピーチをする私には、より参考になります。

トランプの英語は、一単語ずつ区切っていて、聞き取りやすいですね。また、大統領としての風格を感じさせます。

さて、二人の偉大な政治家の話し方ですが、「えー」や「あー」を言わず、間を取っていますね。タメが効いていて、言葉のパワーが増しています。

「えー」や「あー」を言わずに話そうとしてみると、そんなにスラスラと言葉が出てこないので、話が隙間だらけになります。沈黙が生まれるわけです。この沈黙が怖くて、普通の人は「えー」や「あー」を無意識に言ってしまうのです。

しかし思い切ってそれを言うのを我慢すると、それだけで、タメが効いた話し方になり、スピーチがグッと良くなります。まず大事なことは、勇気を持って、自分が話している時の沈黙を受け入れることです。

市役所での市民との電話応対の仕事でも、真剣にやれば市民にとっても、自分にとっても良いことがあります。チャイムが鳴ったら即帰るべきですが、チャイムが鳴るまでは真剣に仕事をするのが良いですね。

通訳案内士資格が自由化されたことによって資格保持者が得たメリット

今年から通訳案内士の資格が自由化されました。

去年までは報酬を得て外国人を外国語で案内する仕事は通訳案内士の資格を持っていなければならなかったのですが、もはやその規制は無くなりました。誰でもガイドしてOKです。

では通訳案内士資格を持つ意味は何なのかと言うと、いわゆる名称独占の効果があるらしいです。資格保持者のみ、自分のことを通訳案内士や通訳ガイドと名乗ることができるという意味です。なんかありがたみが薄いですね…。

基本的には、既に通訳案内士の資格を持っている人にとってこの法改正は逆風です。資格持ってない人が参入してくるわけですから。有資格ガイドは、無資格ガイドよりも優れた能力を持っていないと仕事を取っていくのは難しいでしょう。

ただ、敢えてこの自由化によって何かしら有資格ガイドも恩恵を得ていないかな、と思い、無理やりその恩恵を考えてみました。私も有資格のガイドですから、何か良いことないかな、と思ったというわけです。

1 資格の名前が全国通訳案内士に変わった

数年前から、各地で「地域限定通訳案内士」というシステムが始まりました。これまでの通訳案内士は、日本全国でガイドをすることができたのに対し、地域限定通訳案内士は、通訳案内士試験に合格せずとも、ある地域限定でガイドをすることができます。高山や沖縄にこの制度があります。

その、地域限定通訳案内士と区別をするためかどうかは分かりませんが、通訳案内士試験に合格したガイドは、「全国通訳案内士」に資格の名前が変わりました。私も名刺を作り直しましたよ。

これは、実際には前から全国でガイドすることができたので何も変わらないんですが、なんとなく資格がランクアップしたような気分になりますね。

「全国通訳案内士です。」

って名乗ると、全国?スゲー!って思いませんか?

2 無資格ガイドとの差別化になる

今回の規制緩和は、通訳ガイドの数が足りていないから、業務できる人間を増やすために行われました。ここ数年、訪日観光客ブームが続いていて、政府はこれを支援するために、障害となる規制は排除したというわけです。

よってこれからは有資格ガイドと無資格ガイドが混在して仕事の取り合いになるわけですが、そんな時、資格があると、無資格の人より多少は優遇されると思います。ガイドの需要が増えている現状を考えると、この規制緩和は有資格者にとって強ちマイナスというわけでもないかもしれません。

3 多言語のガイドに参入しやすくなるかも

今回、資格が自由化され、もちろん英語以外の言語についても無資格でガイドをしても良くなりました。

そこで、英語で通訳案内士の資格を持っていて、なおかつ他の言語の語学力があれば、その言語のガイドの仕事を受けれるのではないかと思いました。英語でのガイド資格をハブにするような感じです。

というのも、通訳案内士の資格は専門言語ごとに分かれた資格ではありますが、試験で問われる日本に関する知識や、ガイドの実務経験は、全言語で共通のものです。英語で説明できれば、あとは他の言語が使えれば同じように説明ができるはずです。またガイドとしての実務経験とは主に旅程管理的な内容になりますが、これは語学力とはさほど関係ないスキルなので、言語が変わっても同じように使えるスキルです。むしろ日本人相手にガイドや添乗員をして身に付けたスキルでさえ活かすことができますからね。

よって、英語の通訳案内士の資格を持っている人が、例えばスペイン語検定の2級や1級を持っていれば、たとえスペイン語の通訳案内士の資格を持っていなくても、仕事を得るチャンスができたのではないかと思います。英語のガイドとして実務経験があれば尚良いと思います。

語学力があれば通訳案内士試験にも当然受かるわけですが、この試験は年に1回しかなく、また出願から合格発表までの期間もかなり長いので、利便性が良くない試験なんですね。普通の語学検定ならば年に2、3回は受験できるので、面倒なガイド試験よりも、語学検定に重きを置くというのはアリだと思います。

さて、自由化されて資格の効力が骨抜きになってしまったので、半ば慰めとして、自由化による有資格者へのメリットを考えてみました。

自由化されてしまったけど通訳案内士の資格を取ってみようかな、という人は、是非私のブログの下記の記事を参考にしてみてください。2014年度の内容ですがまだ参考になると思います。

通訳案内士試験について

『ナチュラル・イングリッシュ』のレビュー

プロの通訳ガイドになるにあたり、丁寧な英語を身につけようと思い、いくつか本を買いました。

日本語は敬語が複雑な言語なので、基本的な日本語を覚えただけでは、大人がビジネスで話すような日本語を話すことはできません。覚えたての日本語では、失礼な言葉を話してしまう危険性があると思います。 それと同じことを、私が英語を話す時にやってしまうのではないかと思い、この勉強を始めました。 かなり勉強になった本を紹介します。

ナチュラル・イングリッシュ

80年代に書かれた本です。世の中はグローバル化し、テクノロジーも発達してオンライン英会話教室もできました。日本人の英語力は、この30年で飛躍的に上昇したはずです。 にも関わらず、この本に書かれていることは、今の日本人が話してしまいがちな、不自然な英語を指摘しています。

特に分かりやすく、即座に使える便利だった章は、日本人が使いすぎな英語表現と、ネイティブがたくさん使うのに日本人があまり使ってない表現をまとめた章です。これには、そういうことか!と納得の連続でした。

例を挙げます。まず、日本人が使いすぎの単語です。

diligent 「勤勉な」という意味は、works very hard や a hard workerと表現されることが多い。

member 特に組織の一員という意味を強調しないならば、person という言葉で良い。memberという単語は、チ○コを遠回しに言う単語でもあるため要注意。

scold 叱るという意味で使いがちだが、一般的には「叱る」はtell off などと表現される。

enter 入るという意味でよく使ってしまうが、堅苦しい感じがするのであまり使われない。入る、ならcome in などが一般的。

will 未来のことを言うときに頻繁に使ってしまうが、~ing やgoing to ~、または単に現在形など、未来を表現するには様々な語彙があって、それぞれ意味が違うからwillで代用できるわけではない。

さて、次はネイティブがよく使うけど日本人があまり使わない表現です。

so far 今まで、という意味を言うとき、until now と言ってしまいがちだが、so farの方が自然である。(もちろん、使い分ける必要はある)

rather 副詞として、a little の意味や 時にはextremely という意味でも、幅広く使われる。

chicken feathersなど、いわゆる複合名詞 ネイティブは割と複合名詞を使って何かを表現するらしいです。複合名詞と言えばTOEICのPart 5で要注意ですね。

さて、使いすぎと使用不足を紹介しましたが、心当たりがあるのではないかと思います。特に、未来を表すwill なんかは、中学生の時に学校のテストで、未来のことを書く問題は全部will を使えば正解だったため、will をよく使う癖が付いていました。また、そもそも中学校ではwill とgoing to は意味が同じだと習いました。これは学校英語の弊害ですね。

全体を通してこの本は、30年前に書かれたと思えない、鋭い指摘がたくさんの良書でした。英語を仕事で使い始める人などに特にオススメです!

未経験の壁

4月から通訳案内士の仕事を始めたのですが、今まで忙しくて仕事の詳細について書けずにいました。が、一段落したので書いていきます。

私は今まで3つの案件をこなしました。お客さん2人のツアーから初めて、約40人のツアーもやりました。

仕事のできは拙かったですが、これでとりあえず通訳案内士をしていると言うことができます。

だいたい世の中の仕事って求人情報を見ると

「経験者のみ」

という条件が多いと思います。最初は誰でも未経験なのに、経験者しか採用しないとなると、未経験の人はどうやって参入したら良いか分かりませんよね。

通訳や翻訳関係の仕事もご多分に漏れず、経験者でないとなかなか仕事は回って来ません。

ではどうやって最初の一歩を踏み出すかと言うと、たまたま巡って来たチャンスを活かすしかありません。

今、訪日外国人旅行はかなりのブームで、外国人観光客は増えています。4月はもともと通訳案内士の仕事のピークシーズンで、もともとガイドが足りないぐらい需要が供給を上回っていました。

今年はかなりガイドが足りないようで、旅行会社は、経験が浅くても良いからとにかく資格を持っている人に任せたい、という状況のようです。

未経験の人でも良いから、という案件も割とあるようで、私にもチャンスが回って来ました。40人近いお客様を案内するバスツアーなので、初めてやるのはかなりビビりました。しかし、これをやってみなきゃ先に進めないと思ったので、とりあえずやってみることにしました。

必死で食らいついていったら、何とかツアーを形にすることができました。バスの運転手に毎日かなり怒られましたけどね。バスの運転手とそういうことになる例は割とよくあるようです。

未経験の壁を破るには、まず、回って来たチャンスに飛びつくしかありません。

そういった意味では、季節ごとに需要の偏りがあって、繁忙期には未経験の人にも案件が回って来るこの業界は、参入しやすいのかもしれません。

とにかく、私は公務員を辞め、通訳案内士として動き出しました。まずは、目の前にある案件に集中し、それから先はまた改めて考えることとします。仕事なのでお金をもらいながら勉強できるので、なかなか良い環境だと思います。

通訳ガイドになりました

しばらく更新が滞っておりました。グプタです。

この4月から、私は通訳ガイドの仕事をしています。

以前は実は公務員でした。私は、9時5時でクビにならず給料が高い安定した公務員という仕事を捨てて、年に何日仕事があるかよく分からない通訳ガイドという仕事を選びました。

この話は長くなるのでまた少しずつ書いていきますが、一つ言えるのは、みんな好きに生きたら良いんじゃないかなということです。

4月は通訳ガイドの繁忙期で、新人の私にも仕事がいくつか回って来ました。慣れない新しい仕事なので苦戦しながらやっています。そのため、いきなり忙しい日々を送っています。

今後はこのブログには公務員を辞めた話や、通訳ガイド業界の話を書いていきます。TOEICの話は減りますが、これからもTOEIC満点道場にお付き合いください。