『出る単特急 金のセンテンス』のレビュー

お待ちかね、TEX加藤先生のTOEIC本の決定版になりそうなこの本を紹介します。

説明不要の名著『金のフレーズ』の見出し語になっている単語を、360個の例文の中に盛り込んだ例文集です。例文を暗記すればTOEIC最重要単語の1000個を覚えられます。

この形式の単語集は何かに似ていると思いませんか?

そう、DUOです。

例文に重要単語を盛り込んでいるので例文を暗記するだけで覚えるべき単語を覚えることができ、しかも文の中で覚えるので単語の使い方も一緒に覚えることができるというあの本です。この本は売れ過ぎたため、猫も杓子もDUO、って感じの伝説の名著です。

『金のセンテンス』はTOEIC版のDUOとでも言うべき本です。私もまずは通読してみましたが、例文のできが素晴らしいです。まさにTOEICに出そうな文章ばかりで、芸術品です。これを音読や暗唱したら、相当にTOEICのスコアは上がるでしょう。

また、この本は、一般的なビジネス英語を学ぶのにも最適です。見出し語の1000語は、本当に実用的な英語として汎用性が高い単語ばかりです。これを覚えれば、身の回りのことやビジネスに関連することを英語で表現する力がかなり上がります。私は通訳案内士の仕事をしていて、よくTOEICに出てくる単語を使って英語を話しますが、それはTOEICの単語がかなり使いやすいからです。

しかしお手軽なTOEIC本と見せかけて、かなり重厚な作りになっています。私は単に通読するだけで、3か月もかかりました。まぁサボりながらやっていただけではありますが。

とにかく、TOEIC対策の決定版と言える本が出ました。ひたすらこれを暗記して、TOEICスコアも英語力も上げてしまいましょう!

オススメの完全ワイヤレスイヤホンを紹介

AppleがAirPodsという商品を出してから、この世に「完全ワイヤレスイヤホン」なる物が誕生しました。

それまでのワイヤレスイヤホンと言うと、スマホやiPodに繋ぐコードは不要だけど、右耳と左耳を繋ぐコードはありました。ワイヤレスじゃないじゃん、という突っ込みも可能なのですが、スマホと繋がなくて良くなっただけでかなり快適だったため、ほとんどの人は満足していたと思います。

しかし新たな商品を発明するAppleは、全くコードが存在しないイヤホンという物を作りました。耳の穴にイヤホンが入ってるだけで、どうして落ちないの?と問いたくなるような商品でした。これです。

これはコードのわずらわしさから完全に開放してくれる素晴らしい商品です。しかしAppleの製品だけあって高い。そこで私は、安物の、似たような商品を買いました。こちらです。SoundPEATSという商品です。

AirPodsが世に出てから、怪しい中国系のメーカーが類似品を出しまくりました。Amazonのレビューを見ると、不良品だったという書き込みが散見されますので、正直どれを買ったら良いか悩んでいる人も多いと思います。かと言ってAirPodsは高いので買いたくないでしょう。

soundPEATSを1か月ほど使ってみましたが、今のところ問題無く使えています。耳の穴から落ちたことは一回だけありました。でもしっかり耳に装着していればほとんど落ちません。4,000円で買える完全ワイヤレスイヤホンというだけでかなり魅力的な商品ではないでしょうか。語学学習をしている人ならば、快適なリスニング環境は必須だと思います。オススメの逸品です!!

TOEICで800点を取るために必要な勉強

TOEICで800点を取るためには、市販のTOEIC対策の問題集を解くのが最も効率が良いと思います。以下の教材を使って勉強するのが良いでしょう。既に600点取る実力があれば、このやり方で大丈夫です。

バイブルです。まずは問題を解く、解説を読むというのを5周やりましょう。その後に、音読かシャドーイングを交互に毎日1周ずつやります。全問暗記してしまいましょう。800点どころか900点を取るための基礎ができます。


超重要です。TOEICの赤本。問題を解く、解説を読む、リスニングPartをシャドーイングする、リーディングPartを音読する、というのを最低3回はやりましょう。

単語帳はこれ1冊でOKです。最初のページから、860点レベルのページまでを何周もやりましょう。基本は日本語を見て英語を声に出すことです。理想は1日1周やることです。でも1日1周は厳しいので、2日で1周か3日で1周ぐらいが現実的なところだと思います。通勤中などは音声をリスニングします。

TOEICで800点を取るためにテクニックは必須だと思います。テクニックというよりは、TOEICとはどういうことを聞いてくるテストなのかが分かる本で、割と正当派だと思います。特にPart2とPart5は基本的なテクニックを知っているかどうかで大きな差がつきます。絶対にやりましょう。

TOEICスコアと年収の関係

今日もTwitterでは、TOEICについてみんなガヤガヤと議論していますが、TOEICのスコアを取るとどんな良いことがあるのかということはあまり語られていないような気がします。それなのに、TOEICなんて意味ない、いやある、みたいにケンカが絶えません。みんな仲良くできないものですかね。

この記事では、TOEICスコアと年収の関係について考えてみます。

そもそもTOEICで高スコアを取ると年収が上がる人と、年収が上がらない人が居ると私は思います。

まず年収が上がる人の例を挙げると、就職活動前の大学生なんかが挙げられます。ある一人の大学生が、TOEIC600点だった場合と、900点だった場合を考えて、確率的に考えて900点の場合の方が年収が高い会社の内定を得られるでしょう。そもそも1社内定を得る確率が上がるので、無職になるリスクが減るので、年収期待値は上がると言えるでしょう。

次に、トヨタ自動車の正社員のケースを挙げます。

噂に聞いたのですが、昇進するのにTOEICの点数の基準があるらしいです。昇進すれば年収が上がりますので、まさにTOEICスコアで年収が上がる人の典型例でしょう。

また、トヨタ自動車で営業をやっている社員だったら、TOEICスコアが上がることによって海外駐在員になって年収が上がったり、他の会社に転職して年収が上がるチャンスも増えるでしょう。

TOEICスコアは年収を上げると言えますね。

では次に、TOEICスコアで年収が上がらない人の例を考えてみます。

市役所の正規職員が挙げられます。市役所で税金の計算をしている部署の人や、市役所の予算の管理をしている人は、英語を全く使いません。そういう人たちがTOEICのスコアを上げても、上司と面談した時に

「で、君は何がしたいの?」

と言われるだけです。では市役所で英語を使って仕事をしている人の場合はどうでしょうか。「国際〇〇課」という部署がある市役所は多いです。そういう英語を使う部署の人でも、TOEICのスコアが高いからという理由で給料は上がりません。給料の昇給を決めている人は英語ができない人なので、TOEICのスコアで給料を決めてしまうと自分の給料を下げないといけなくなるので、そういうシステムになりようがありません。市役所では偉い人が英語ができないので、若い人も英語が必要になることはありません。

私は英語がしゃべれたので、外国人の市民向けに英語で接客をしていましたが、これは英語を活かして仕事をしているとは言えません。何故なら私が居なくなれば、後にその仕事をやっている人は別に英語で接客などしないし、する必要も無いからです。単に私の趣味でした。

また、市役所の職員は、営業や経理の経験が無いため、そもそもそういう英語を使う可能性がある会社のポジションに転職することがほぼできません。英会話の講師や通訳案内士に転職できるだけです。そしてだいたい年収は下がります。

他にも、TOEICのスコアが上がっても年収が上がらない職業はたくさんあるでしょう。例えば中学校の英語の先生とか、信用金庫の職員とか。

世の中にはTOEICのスコアが上がると年収が上がる人と、別に上がらない人が居るなぁと、今日はそういう話でした。

『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』のレビュー

遅ればせながら銀のフレーズを買いました。

TOEIC業界で抜群の存在感を誇る、金のフレーズの入門編です。

入門編の銀のフレーズが出たと聞いて気になってはいましたが、流石に掲載されてる単語は全部覚えているので、これは買う必要が無いかと思い、買うのを控えていました。TOEICもしばらく受けてないですし。

しかし、最近通訳案内士の仕事をしていて、金のフレーズに載っているフレーズって仕事で使うのに手ごろな表現が多かったな、と思い、より基本的な内容の銀のフレーズならばなおさら使えるフレーズがたくさんあるだろうと思って、ついに買いました。

予想通り、会話に使えるフレーズが満載でした。特に、単語としては知っているけど、実際に英会話で適切なシーンで使うとなるとなかなか出てこないようなフレーズが多いように思えます。例えば銀のフレーズに掲載されているmissingという単語の項目ですが、この単語自体はmissの現在分詞なのでTOEIC受けてる人ならほぼみんな知っていると思います。この単語が、

My mobile phone is missing.

というフレーズで紹介されているところがこの単語帳の秀逸なところです。このフレーズはかなり応用が効きますよ。何か失くしたと言いたい時に、失くした物を主語にしてmissingと言えば良いです。この表現は、受験英語で覚えた記憶が無いです。

英会話の表現集なら、書店に行けば山ほど本があります。『ネイティブが使う例文300』みたいなのがうじゃうじゃあるでしょう。銀のフレーズがそれらよりも優れている点は、単語に焦点を当てているので、単語を覚えながら表現を覚えられるところですね。巷の会話例文集は、とにかくその文を言えるようになろう、と言うものです。それでは限定された状況でしか使えません。

銀のフレーズは、単語とフレーズに重点が置かれているため、自分の英文のパーツとしてそのフレーズが使えるようになるところが優れています。それが1000個掲載されているところが素晴らしいです。

Twitterを眺めていると、英語講師の人が、TOEICやTOEICの勉強は無駄だと言うツイートや、それに対する反論が毎日流れて来ます。

TOEICの勉強が無駄だと言う人は、TOEICに出てくる英単語を使わない人生を過ごしているのかな?と思います。例えば上記のMy mobile phone is missing.という表現をTOEICの教材で見て覚えることの何が無駄なのかなと疑問ですね。

またよくあるのが、TOEIC(L&Rテスト)はリスニングとリーディングだけの試験だから話す力を判定できないから無駄、という意見です。いくら試験がリスニングとリーディングだけと言っても、勉強する過程で覚えた単語を話す時に使うんだから、無駄じゃないじゃんと思いますね。また、TOEICはむしろ英会話で使うのに手ごろな表現が多いので、むしろTOEIC(L&Rテスト)を勉強すると英語を話す力が付くと思うのですが、無駄だと言っている人は何か守りたい物があるんでしょうね。

今日もTwitterはそんな論争ばかりですが、銀のフレーズは素晴らしい教材なので、ほぼ万人にオススメできます!

スマホアプリで単語暗記する最高の方法

今年から新たな試みとして、Spaced Repetitionという暗記方法を取り入れました。

参考:単語カードを使った効率的な暗記方法

こちらの単語帳に手書きで単語を書いて暗記していました。

が、この方法は、暗記すべきカードが流動的に変化するので、著しく持ち運びに向かないことに気づきました。やっぱりスマホで勉強したいです。

というわけで、単語暗記に適したスマホアプリを探しました。

Ankiというアプリと、Flashcards Deluxeというアプリが最適だと思います。

AnkiはWindowsのパソコンのアプリの名前で、iOSではAnkiMobileというアプリです。

どちらのアプリも、フラッシュカードで単語を暗記していくのですが、復習するタイミングをアプリが計算して、自動的に単語のセットを作ってくれます。

でもネックとしては、単語帳を自分で作らなければならないということがあります。それも勉強のうちだと思ってExcelに手打ちで単語を打ち込んでも良いのですが、Excel形式の単語リストがあればそれを取り込んでしまえば簡単です。アプリを実際に使ってたくさん勉強すれば良いわけです。

ネットで調べてみたところ、SVLをExcelに出力し、これらのアプリに取り込む方法があるようです。SVLというのは、アルクが作成した、レベル1~12に分けられた重要な単語のリストです。全部で単語は12000あります。以前インタビューしたJet Bullさんが教えてくれたので私は存在を知りました。

参考:満点ホルダーに会いに行く 第1回 Jet Bullさんインタビュー

権利の問題により、ネット上にSVLの英単語と和訳がExcelに打ち込まれた物は上がっていません。なんとかして自分で作らなければなりません。そんな方法が、こちらのブログ記事に書いてありました。

【2018年】学辞郎、英辞郎からSVLをAnki用ファイルとして出力する方法|えいらく

SVLをExcelに出力するのはなかなか面倒くさいです。まず英辞郎のパソコンソフトを買わなければなりません。英辞郎はオンラインの辞書が有名ですが、パソコンにインストールするものもあります。古いものでも構わないので、私は第5版の英辞郎を買いました。中古が安かったので第5版にしました。

途中、プログラムっぽいものをコピペするところがあるので、一抹の不安がありましたが、上記のブログの通りに作業したら無事、ExcelにSVLを出力することができました。私はFlashcards DeluxeというiPhoneのアプリにそのリストを取り込んで、せっせと暗記しております。

やはり寝ながらとか、電車の中でできるので、単語の暗記はスマホでやるに限りますね。

今回の件も相当役に立つ情報でしたが、上記「えいらく」というサイトは、めちゃくちゃ濃い英語学習情報が満載なので、是非一度読んでみてください。

TOEICにおけるタイムマネジメント

TOEICでスコアを上げるために大事なことは何かと、多少なりともTOEICを知っている人に聞くと、

タイムマネジメント

と口を揃えて言います。近年のTOEICのリーディングセクションでは、大半の受験者が最後まで時間内に問題を解くことができません。タイムマネジメントが大事という意見は確かにその通りなんですが、時々、タイムマネジメントと別の概念を混同している意見が見られます。

それは、大事なことはタイムマネジメントではなくて、速く解くことなんじゃないかということです。

タイムマネジメントと言うと、どの問題にどれだけの時間を費やすかという作戦かと思います。

Part5に10分、Part6に9分、Part7に56分という具合です。これはPart7に1問1分かけられるので、全問解くために必要なタイムマネジメントの例と言えます。

しかし、この時間配分を実行できる人というのは、そもそも時間内に全問解き終わる英語力を持っている人ということになります。上記の例は、作戦というわけでなく、全問を時間内に解こうとして全速力で進めて行くと、結果的にそういう時間配分になるというだけの話だと思います。

これはタイムマネジメントと言うより、速く解きなさいと言っているに等しいですね。

また、解く順番が大事という意見もあります。Part5と6の後に7は、ダブルパッセージから解くという作戦をよく聞きます。

これも、全問を解こうとしてTOEICを受けている人にとってはあまり意味がありません。全部解けるかどうかの勝負なので、順番通りに問題を解いても結果はそう変わらないからです。多少、スタミナに影響はあるかもしれませんが。

ただ、近年のTOEICで全問を解けるかどうかというレベルの人は、900点を超えているぐらいの人です。受験者数から言ってごく一部の人です。500点ぐらいの受験者は、リーディングでは10問や20問、手が付けられていないと思います。

そういう人にとっては、タイムマネジメントというのは重要な作戦になります。解けそうな問題を優先的に解き、難しい問題は潔く捨てて塗り絵することが正しい戦略になるからです。具体的には、Part7のシングルパッセージの最後の2セットは難しいので捨てましょう。また、Part5や6で、分からない問題を考えすぎないことも大事です。

というわけで、タイムマネジメントという言葉の意味は、受験者のレベルによって異なります。初~中級者の人にとってはどの問題を捨てるかという問題で、上級者の人は、とにかく全部解くために頑張るということになります。

みんなで満点目指して頑張りましょう!

英語漬けの環境を作るための道具を紹介

TOEICのリスニングで満点を取得したので、リスニングのコツや勉強法などをこちらの記事で紹介しました。

TOEICのリスニングで満点(495点)を取る方法

テクニックも紹介しましたが、ベースになるのは、毎日地道に英語を聞いてリスニング力を鍛えることです。そこで、今回の記事では、英語をたくさん聞くための環境作りの方法を紹介します。英語漬けの生活を送りましょう!

コンテンツ編

Hulu

最近、ネットフリックスという動画配信サービスが流行っていますね。Huluも同じようなサービスです。日米の映画やドラマ、アニメが定額で見れます。英語音声、日本語字幕でアメリカのドラマを見るのがオススメです。

Huluの場合、それだけでなく、BBCワールドニュースがリアルタイムで見れるという利点があります。私はHuluはほとんどBBCしか見ていません。

BBCのニュースは、BBCのウェブサイトから見れますし、ラジオなら無料のアプリがあります。BBCのラジオを聞いて英語を勉強したという話は、凄い英語ができる人からよく聞きます。

ですが私は、敢えてHuluに毎月1000円を払ってまで、BBCのニュース番組を視聴することをオススメします。映像があった方が、視覚情報が入ってくるので英語が聞き取りやすく、ラジオより挫折しにくいのです。また、いくらウェブサイトでニュース動画が見れるとは言え、わざわざサイトを開いて、動画を選んで再生するのは面倒くさいです。そしてニュースなので1つ2分ぐらいで終わってしまいます。問題なのは連続再生する機能が無いことです。

つまり、ネットで公開しているニュース動画はテレビ番組のBBCワールドニュースとは違っているのが問題なのです。

テレビ番組のBBCワールドニュースは快適です。24時間英語ニュースが流れっぱなしです。これは英語勉強に最適ですよ。できれば、3クリックぐらいでこの番組を視聴できる環境が理想です。後述するAmazonのFire TV stickを使えばそれが可能です。

Amazonプライムビデオ

これは本当に金銭的にお得なサービスです。

Amazonのプライム会員になると、日米の映画やドラマが見れるのですが、これがかなり数が多く、動画サービスのHuluと遜色ないぐらいのラインナップがあります。しかも、Amazonでお急ぎ便を使うのが無料になります。Amazonで買うものが全てお急ぎ便になるのはかなり快適です。

特に英語学習にオススメなのはアメリカのドラマですね。デスパレートな妻たちとか、SUITSとか、面白いドラマがたくさんあります。ドラマはボリュームが多いので学習向きです。

Audible(アメリカ版)

Audibleはオーディオブックのサービスです。

ポイントはアメリカのAudibleのサイトに登録することです。日本にもAudibleというサービスはありますが、月額制で、コンテンツは聴き放題です。そして和書も洋書もラインナップが少なくてイマイチです。

対して、アメリカのAudibleは買い取り制で、聞いてないのが溜まって来たら課金を止めることができます。そしてラインナップがたくさんあります。有名になったアメリカの本は割りと見つかるイメージがあります。Life Shiftとか、Selfish Genesとか、Better Angels of our Natureとか、名著がたくさんあります。1冊15ドルで買うことができるので、金額的には高くも安くも無いと思います。

聞きっぱなしにするのが良いのですが、良い本はやはり内容が難しいので、何かしながら聞いてもなかなか理解できません。継続するのが難しいサービスだと思います。

デバイス編

Amazon Fire TV Stick

これはマジで買って良かったです。テレビに繋いで先述のAmazonプライムやHuluの動画を見るためのデバイスです。

買うまではパソコンやiPadで動画を見てましたが、やはりテレビで見ると快適さが違います。最高です。テレビって大きいから、部屋のどこからでも見れるのが良いですね。そしてFire TV Stickのリモコンを使えば寝ながら操作できます。って何かダメ人間っぽいですが……。それぐらい面倒くさがりでも使えるというのは大事なことです。

Huluを契約していれば、即座にBBCワールドニュースを見ることができて、まるでイギリスでテレビを見ているような感覚さえ味わえます。BBCワールドニュースは、見るまでが面倒だと見なくなってしまいますが、これを使えば簡単に見れるので、Huluの月額の元が取れます。

これは家でWi-Fiの高速回線を使える人は必須と言っても良いぐらいではないでしょうか。それぐらい快適な動画生活が始まります。

Bluetooth イヤフォン

最近はBluetoothのイヤフォンが本当に安くて、使い勝手が良くなりました。3,000円ぐらいで買えますね。

スマホとコードを接続しなくて良いイヤフォンは快適です。移動中なんかはやっぱりイヤフォンで英語聞くに限ります。

コードすら付いていない、完全ワイヤレスイヤフォンが最近話題ですが、私としてはそこまでしなくても、コード付きのワイヤレスイヤフォンで良いと思います。あと2,3年経てば完全ワイヤレスばかりになると思いますが。

防水スピーカー

私は英語学習についてはかなりダラダラと続けていて、しばらく勉強しないということもザラにあります。

そんな時でも、風呂に入っている時のリスニングは継続するようにしています。このスピーカーを使えば、風呂に入ってる時でもリスニングできます。

風呂の時間は他にすることが無いので、安定してリスニングをすることができます。最低学習時間を確保するのに最適な時間なんですよね。どんなに勉強してなくても、風呂に入ってる時間だけはリスニングに充てる、というのは、まあ日中に勉強するにこしたことはありませんが、何もしないよりはマシだと思います。

 

さて、今日は英語漬けの環境を作るためにオススメのコンテンツとデバイスを紹介しました。これらを日常生活に取り入れて、自然に英語学習してしまいましょう。ポイントは、上記のような物をいくつか揃えることです。1つだけだと面倒くさくなったりして止めてしまうことがあるからです。手を伸ばせばすぐに英語のリスニングが起動できる環境を作ることが大事です。最近は物も安いので、リターンの見合う先行投資になると思います。

HuluとAmazonプライムは英語学習にはどっちが良いのか?

最近、動画のネット配信サービスが流行っていますね。

これは毎月1000円以下の定額でアメリカのドラマや映画が見放題なので、英語学習者にとってはまさに天国のような環境が来たと言えます。

代表的なサービスはHulu、Amazonプライム、Netflixだと思うのですが、私はHuluとAmazonプライムの両方を契約しています。

そこで、英語学習という観点ではHuluとAmazonプライムのどちらが良いかということを書こうと思います。

結論から言うと、Huluが良いと思います。

Huluには、リアルタイム配信というサービスがあります。これは、ドラマや映画などを見たい時に選んで視聴するのとは違って、ネットで決まった時間に放送されている番組をテレビのように見るサービスです。AbemaTVみたいなサービスです。

Huluのリアルタイム配信のラインナップの中に、BBCワールドニュースがあります。BBCが24時間放送しているニュース番組を、24時間見ることができるわけです。

これはまさに私が求めていたもので、いつテレビを付けても良く、面倒くさい選択をする必要も無く、英語のニュースが流れてくるのはかなり便利です。

この機能を含めて、Huluは毎月1000円で視聴できます。最高ですね。

AmazonプライムとHuluは、ビデオや映画のラインナップに関してはかなり重複しています。デスパレートな妻たちとか、ウォーキング・デッドとか、主要なドラマは被っていますね。そして、映画も被っているものが多いです。特定の映画を見たくなって探すと、両方で放送してるか、両方共放送してないか、が多いと思います。

なので、本音を言えばHuluだけ契約したいところなのですが、Amazonプライムは、Amazonの買い物が送料無料になるので契約してます。というか、そもそも最初はAmazonの動画を見るつもりは無く、Amazonで無料でお急ぎ便を使うために契約してました。

逆に、HuluでBBCを見る予定が無く、ドラマや映画しか見ないと決めているならばAmazonプライムが良いと思います。会費は月400円ぐらいと安く、しかもAmazonの送料も無料になりますからね。でも私としてはBBCこそ英語学習には最高だと思うので契約せざるを得ない……これは悩みどころですね。

BBCを全然見なくなったらHuluは解約しようと思っています。

みなさんの参考になれば幸いです。

【追記】

この記事を書いてから、Twitterで、Amazonプライムならば月額778円でBBCワールドニュースが見れるという情報を聞きました。これは知りませんでした。

すると、Amazonプライムに既に加入している人にとっては、778円でBBCワールドニュースを見るか、1,000円払って、他の様々な動画も見れるHuluに加入するかという選択になります。これは悩むところですね……。

『TOEICL&Rテスト本番そのままプラチナボキャブラリー』と『金のフレーズ』はどっちが良いのか

今年、この本が出版されました。

TOEICの単語帳と言うと、今までは金のフレーズが圧倒的な支持を集めていました。

金のフレーズがあまりにも完成されたTOEIC対策用の単語帳であるため、もう他の単語帳はこの世に存在する意味が無いのではないかと思っていたことが私にもありました。しかしTOEIC用の単語帳は、今も現在進行形で出版され続けています。

『プラチナボキャブラリー』は、掲載している単語のセンスも良く、単語帳としての形式も良いので、金のフレーズ並の良書だと思います。

『プラチナボキャブラリー』の形式というのは、DUOや速読英単語に近いものになっています。TOEICの全パート毎の形式に合わせた英文を掲載し、それに単語帳としての機能を備えています。英文を読みながら必須単語を覚えられるので、速読英単語のように合理的な構成ですね。また、Part5やPart2のようにテスト自体が1つや2つのセンテンスで構成されているPartは、例文に重要単語が3つぐらい入っている、DUOのように使える例文集になっています。

DUOと速読英単語ですから、ハズレなわけがありませんね。餃子の王将のメニューで言えば、天津飯とチャーハンを合わせた天津チャーハンのような鉄板メニューだと思います。

加えて掲載している単語は、corporateとかinnovativeのようにTOEICでよく見る基本的なものから、terminate で「解雇する」とかcreditの「振り込む」という意味のように、ちょっとマイナーな意味で単語が使われるTOEICらしい表現もしっかりとカバーしています。最新のTOEICの傾向を分析したと銘打っているだけあり、かゆいところに手が届く本になっていますね。

金のフレーズと、結局どっちが良いんだ?という話ですが、両方やったら良いと思います。両者はかなり作りが違う本なので、金のフレーズでひたすら暗記し、プラチナボキャブラリーは問題形式の文章を音読したりして使うと良いと思います。

どっちが一つしか買いたくないのであれば、どっちでも良いと思います。どっちも良い本なので、しっかり何度も読んで単語を覚えれば、必ずスコアは上がります。本屋でちょっと立ち読みして、気に入った方を買ったら良いでしょう。こっちを買うとハズレということはないです。

それにしてもTOEICの対策本は次から次へと出てくるから、追いかけるのも大変ですね……。