『TOEICL&Rテスト本番そのままプラチナボキャブラリー』と『金のフレーズ』はどっちが良いのか

今年、この本が出版されました。

TOEICの単語帳と言うと、今までは金のフレーズが圧倒的な支持を集めていました。

金のフレーズがあまりにも完成されたTOEIC対策用の単語帳であるため、もう他の単語帳はこの世に存在する意味が無いのではないかと思っていたことが私にもありました。しかしTOEIC用の単語帳は、今も現在進行形で出版され続けています。

『プラチナボキャブラリー』は、掲載している単語のセンスも良く、単語帳としての形式も良いので、金のフレーズ並の良書だと思います。

『プラチナボキャブラリー』の形式というのは、DUOや速読英単語に近いものになっています。TOEICの全パート毎の形式に合わせた英文を掲載し、それに単語帳としての機能を備えています。英文を読みながら必須単語を覚えられるので、速読英単語のように合理的な構成ですね。また、Part5やPart2のようにテスト自体が1つや2つのセンテンスで構成されているPartは、例文に重要単語が3つぐらい入っている、DUOのように使える例文集になっています。

DUOと速読英単語ですから、ハズレなわけがありませんね。餃子の王将のメニューで言えば、天津飯とチャーハンを合わせた天津チャーハンのような鉄板メニューだと思います。

加えて掲載している単語は、corporateとかinnovativeのようにTOEICでよく見る基本的なものから、terminate で「解雇する」とかcreditの「振り込む」という意味のように、ちょっとマイナーな意味で単語が使われるTOEICらしい表現もしっかりとカバーしています。最新のTOEICの傾向を分析したと銘打っているだけあり、かゆいところに手が届く本になっていますね。

金のフレーズと、結局どっちが良いんだ?という話ですが、両方やったら良いと思います。両者はかなり作りが違う本なので、金のフレーズでひたすら暗記し、プラチナボキャブラリーは問題形式の文章を音読したりして使うと良いと思います。

どっちが一つしか買いたくないのであれば、どっちでも良いと思います。どっちも良い本なので、しっかり何度も読んで単語を覚えれば、必ずスコアは上がります。本屋でちょっと立ち読みして、気に入った方を買ったら良いでしょう。こっちを買うとハズレということはないです。

それにしてもTOEICの対策本は次から次へと出てくるから、追いかけるのも大変ですね……。

TOEICのリスニングで満点(495点)を取る方法

230回TOEICでは、リスニングで495点を取ることができました。これで2回目です。そこで、今回は私なりにリスニングで495点を取るために必要なことをまとめてみようと思います。満点に限らず大事なことを書いたので、リスニングでスコアアップに必要なこととも言えます。

リスニングのスコアを上げるには、3つの力が必要だと思います。

1 単語力

2 リスニング力

3 テクニック力

まず1の単語力ですが、音声として聞こえてくる単語を知っていないと問題に正解するのは厳しいです。リスニングセクションはそんなに難しい単語は出ませんが、Part1に出てくる特徴的な単語や、Part2に特有の会話表現などは要注意です。Part1だと、awning, canopy, pier, などが該当します。聞き慣れない単語ではないでしょうか。『金のフレーズ』などで特別にPart1のコーナーが設けられていますので、対策しましょう。

次にリスニング力ですが、これは文字通り英語を聞き取る力のことです。

当たり前過ぎますね。ですが、リスニング力とは一体何なのかというと少し厄介です。目に見えない力ですからね。

まず言えるのは、英語のリスニングは、スポーツに近いということです。1で書いた単語力は知ってるか知らないかの差ですから、スポーツとは違います。知ってるか知らないかではなく、できるかできないかの問題です。知識を増やすのではなく、感覚を鍛える必要があります。

例えば、野球でピッチャーから投げられた球を打ち返す感覚が近いと思っています。全盛期のイチローの打率は高かったですが、それでも打率は3割台で、打てない球の方が多いです。天才のイチローが日々練習して、その日の調子が良ければようやくヒットが打てるわけです。かつてのイチローは調子が良い日は4打数4安打ということもありましたが、イチローでも調子が悪いとノーヒットですね。スポーツの中で起きることは、その時その時によってブレます。ピッチャーも毎回同じ球を投げれないし、イチローも打てたり打てなかったりします。それでも、少しでも打つ確率を上げるために、日々練習をしているわけです。

英語のリスニングも同じです。聞き取れるかどうかは、脳のコンディションによってブレます。少しでも聞き取れる確率を上げるために、日々トレーニングをする必要があります。何かを暗記するというより、スポーツのトレーニングに近いです。

聞き取れる確率を上げていけば、部分的に聞き取れなくても、他の部分が聞き取れているので、聞き取れなかった部分を推測することができます。そうやって、少しずつ総体としてのリスニング力が上がっていき、TOEICのスコアも上がっていきます。

最も有効なトレーニングはシャドーイングだと思います。シャドーイングの方法論自体は方々で語られているのでここでは書きませんが、リスニング力を鍛えるにはシャドーイングが最適だと思います。私も一時期集中的にシャドーイングをやったことがあります。

参考:900点特急の音読を3ヶ月終えて

他には公式問題集を始めとした問題集を解くことはもちろん、日々英語をたくさん聞くことも効果があります。

私のオススメは、英語のドラマです。私はデスパレートな妻たちというドラマが好きで、今も見ていますが、これはリスニングに必ず良い影響を与えていると思います。

ドラマを見る時は、日本語の字幕を表示して見るのが良いと思います。英語の字幕で見るのが良いとよく聞きますが、これをやると字幕を読んでばかりになってリスニングが疎かになるので良くないです。これではリーディングの勉強になってしまいます。また、ストーリーがよく理解できないので、面白くないため、すぐに辞めてしまうという欠点もあります。日本語字幕で見ましょう。

あとは、日々、英語をたくさん聞くために小さな工夫をすると良いです。満員電車の通勤中はリスニングの時間と決めてしまうとか。私は風呂に入りながら聞いています。この防水スピーカーで毎日聞いているのですが、これはなかなか良い習慣になりました。

3つ目の要素はテクニック力です。リスニングはテクニックを使いこなせるかどうかでスコアが大きく変動する試験だと思います。

Partごとに私なりのテクニックがあるので、以下にまとめました。テクニックと言うより、解き方とも言えるかもしれません。

Part1

まず試験開始の合図と共に問題冊子のシールを切ったら、私はPart3の図表問題の先読みをします。Part1のサンプル問題の放送が終了しそうになったところで、Part1の写真を見ます。

写真を見ながら何をするかと言うと、読み上げられそうな文章を予想します。テーブルと椅子があったら、chairs are unocupied とか、男の人がホワイトボードを指差していたらa man is pointing the whiteboard という具合に、音声が流れる前に予想してしまいます。これを、1つの写真につき、複数考えます。天井のライトとか、見えるものについて英文をいくつか作るわけです。

実際にその英文が読み上げられたら、完璧です。もらったーっ!って心の中で叫びますね。

Part2

Part2のテクニックは、何よりも、冒頭の単語を集中して聞くことです。What やWhere などの疑問詞を聞き取るだけで解ける問題も依然として出題されますので、全神経を冒頭に集中させます。

しかし最近のPart2はひねくれた問題が増えました。よくあるのが、直接質問に答えてない返答が答えになる問題です。

「会議室の場所はどこ?」

と質問者が聞いたら、回答は

「ルーム103です。」

等の回答が出てくるのが普通の問題だと思います。ですが最近は正解が

「トムが知ってるよ」

のように、直接答えていない返答のものが多いです。他にはYesかNoかで答えられる質問をしておいて、返答は「知らないよ」みたいな問題です。

これは難しい問題なのですが、こういう問題がたくさん出てくると知っておくだけでだいぶ有利になると思います。

また、Part2には、定番のひっかけ問題があります。それは、質問者の発言に出てきた単語と発音が似た単語が出てくる選択肢は正解にならないというものです。リスニングが苦手だと、つい、聞こえたような単語を含む選択肢を選んでしまいがちなのですが、それはあからさまなトラップなので、正攻法で正解が分からないならば、質問者が言っていたのと似た単語を含む選択肢はやめておきましょう。そうするだけで3択のうち1つが消えるので、あとは2分の1の確率で正解できます。

Part3

Part3のテクニックは、どこで回答に絡む情報が放送されるかを感覚的に掴んでおくことです。

2人か3人で会話している内容を聞いて問題を解くわけですが、問題で多いパターンは

1問目 会話はどこで行われていますか? 男性(女性)の仕事は何ですか?

2問目 男性(女性)は何に困っていますか?

3問目 男性(女性)は次に何をしますか?

というようなものです。問を問題文が放送される前に読んでおいて(いわゆる先読みです)、どこで答えに絡むスクリプトが流れるか予想しておきます。

序盤でつまづいたら、1問目を捨てることもあります。まだ2問ありますから。

そういう時は、発話者が変わる瞬間に気を使います。発話者が変わると、次の問題の回答に絡む情報を話す可能性が高いからです。1問目、2問目、3問目とブロックを意識して放送を聞きます。

聞いている最中に答えが分かったら、左手の中指と人差し指と親指を使って問題用紙の、回答の記号を抑えます。そして、スクリプトが終わったら、抑えておいた回答をマークシートにマークします。スクリプトが流れている時に解答用紙をマークすると放送を聞くのが疎かになるからです。

理想は、スクリプトが終わったらすぐに3問ともマークしてしまい、次のセットの問題文の先読みを開始することです。それができなかったら、問題文を改めて読んでマークしてから次のセットの先読みに進みます。

Part4

Part4も同じような形式の出題ではあるのですが、スクリプトが1人で話されるため、1問目、2問目、3問目の回答に絡む明確なブロックがありません。小手先のテクニックに頼らずにリスニングすることが求められます。

回答を指で抑えたり、先読みするタイミングはPart3と同じように行います。テクニックで解く人にとってはPart3よりも厳しい問題になりますね。

さて、Part1から4について、私が使っているテクニックを書きました。回答を指で抑えるとか、面倒くさいだけだと思う人も居ると思います。なので、自分に合ったスタイルで問題を解くことが大事だと思います。解き方のスタイルを確立し、単語を覚えてリスニング力を鍛えれば自ずとリスニングのスコアは上がっていくでしょう。

今回紹介したテクニックの一部は、この本を参考にしました。

この本はTOEICで良い点を取るためにほぼ絶対に必要なことが書かれた良い本です。まだ読んでいなくてスコアが伸び悩んでいる人は是非、熟読しておきましょう。

リスニングの満点は、頑張って勉強を続けていれば、そのうち達成できるものだと思います。多くのTOEICマニアの人が990点を取れないのは、リーディングで満点が取れないからです。最近のTOEICのリーディングは、990点を今までに取ったことがある人でさえ苦戦しているようです。

他の人と同じで、私もリスニングは495点に到達することができましたが、リーディングは本当に難しいです。リーディング495点を取るのに必要なことという記事は当分書けそうにないので、この記事をリスニング攻略の集大成とします。

地道に勉強してリスニングで満点を取りましょう!

TOEIC L&RテストYBM超実践模試リーディング1000問のレビュー

最近、この問題集を解いています。

韓国で発売された問題集が、日本語解説が付いて日本で発売されました。

近年のTOEICはリーディングの難化が顕著です。私なんかはTOEICの勉強はリーディングしかしていないのに、何故かリスニングは運良く満点が取れてしまい、一方リーディングでは毎回苦戦しています。リーディングを集中的に対策しようと、この問題集を買いました。

買って正解でした。公式系問題集や既出問題集に準ずるTOEICっぽさです。極端に文章が長かったりしないところや、たまにTOEICにこんな単語が出るのかという単語が出るところなど、TOEIC本番で感じるのと同じ印象を持ちます。

改めて感じたのが、TOEICにおける推論が絡む問題の難しさです。リーディングでは大抵、本文に書いてあることがそのまま答えの選択肢と一致するか、別の表現で言い換えられている選択肢が答えになります。しかし、中には本文にはっきりと書かれていないことを推論しないと解けない問題が数問、ほぼ毎回出題されます。この、推論すべきところと本文のみに集中すべきところの絶妙なバランスが、TOEICらしさですね。

この問題集は全問に日本語での解説が付いているのが良いところです。TOEICマニアの間では韓国の本は韓国語のものを取り寄せて買うのがもはや当たり前になっています。韓国のTOEIC本は公式問題集並のTOEICらしさを持つ問題集が日本よりもたくさんありますので、マニアの人は韓国産に拘ります。

しかし韓国産の本には欠点があって、それは解説が韓国語で書かれていることです。問題と、正解の選択肢の記号は英語のみで完結しますが、解説だけはどうにもならないんですね。

900点を超えるぐらいの上級者になれば日本語訳が無くても自分で調べて正解根拠まで辿ることはできます。私もそう思って韓国語版のTOEICの本を今まで買ってきました。特にオススメは事実上の過去問である『既出問題集』です。

参考:TOEIC既出問題集(過去問) リーディングのレビュー

ですが、解説に日本語訳が無いのは思ったより不便で、間違えた問題の復習をする効率が悪いな、と感じていました。

公式問題集に匹敵するクオリティの問題が1000問収録されていて、日本語解説も付いている、YBM超実践模試は、買いの一冊です。

ただし、ここまでやるのは、990点を目指すようなマニアの人だけで良いと思います。900点を目指すならば、日本で発売されている公式問題集や、上記の既出問題集などを優先すべきでしょう。

あと、このYBM模試は、リスニングも出ています。

このリスニング模試は、音声のクオリティが低いという噂を聞きました。昔、私もメガ模試という韓国産の模試を買った時に、リスニング音声のクオリティの低さに驚愕したことがあります。なのでこのリスニングの模試は買いません。噂なので、実際にどんな音声なのかは分かりませんが。

『単語特急』と『金のフレーズ』はどっちが良いのか

今まで単語特急シリーズには手を出していませんでしたが、最近買ってみたら良い本で、かなり気に入っています。

単語特急をやらなかった理由は、単語なら金のフレーズをやれば良いと思っていたからです。

ですが、この2冊の本は、使い方が違うようですね。

単語特急は、Part5の問題形式になっているという特徴があります。この4択問題という形式が、かなり覚えやすくしているように思えます。やっぱり穴埋め問題だから、見ると穴を埋めたくなるんですね。

単語特急の問題文は、全てTOEICの重要単語で構成されています。例えば

ETX’s sales figures have dropped sharply over the last three months since CEO Michael Kirk resigned.

という問題文ならば、空欄の箇所はsharplyですが、それ以外にTOEICでよく出る語がたくさんあります。sales figures とか over the last three months とか resign とか。それらの単語の意味がすぐ下に載っていてレイアウトも見やすくてありがたいですね。これらの単語はPart5に限らず、全パートで重要な語です。

これは、TOEICにおけるDUO的な本とも言えます。一つの例文に、TOEICの中で重要な単語を詰め合わせているわけですから、例文を暗記すれば、重要単語を3つ、4つと覚えられます。

例文を覚えるように繰り返し音読すれば、どんどんTOEICに強くなっていくでしょう。

対して金のフレーズは、王道の単語帳ですね。重要単語が余すところなく掲載され、フレーズでまとめられているのも覚えやすいです。

フレーズで覚えるのは有効なんですが、センテンスで覚えるのも捨てがたいな、と最近私は思っております。TOEICの、特にリーディングセクションでは、センテンス毎にSとVを発見することが重要であるからです。例えばassure 人 that S V という形を知っていなければいけない問題文では、assure という単語と、そのS Vの取り方をセットで覚える必要があります。すると、センテンスで読んでおいた方が、その感覚を養えるのではないかと思うのです。

ただ、TOEICで高得点を狙うなら金のフレーズは紛れもなく必須の本です。

単語特急は金のフレーズとは違った角度で勉強できる良い本なので、両方買って勉強しましょう。

勉強法マニアになるのは悪いことか

最近、こんな単語集が発売されたので、つい買ってしまいました。

『TOEIC(R) L&Rテスト 本番そのまま プラチナボキャブラリー』

『金のフレーズ』が最高の単語集なんだから金のフレーズだけやってれば良いと自分でも思うんですが、まあ同じ本ばっかり読んでるのも飽きますよね。それに、この本は本当によくできてます。こっちの方が新しいわけだから、何か新たな視点をくれるような気がするんですよ。

と、私のように、新しい問題集や参考書を買うのが好きな人って居ますよね。特にTOEICは大人の試験なので、買おうと思えば本なんていくらでも買えてしまいます。本屋のTOEIC本を全部買ったって車一台にも及ばないでしょう。

また、そういう人は効果的な勉強法を探すのも好きです。ネットで検索したり、勉強法の本を読んだりしている時間の方が勉強時間よりも長かったりします。

こういう人は、参考書マニアとか勉強法マニアとか言われて、ダメな学習者の典型とされてきました。大学受験の予備校なんかで3年も4年も浪人する人に多そうなタイプです。

で、こういう人に対して、

「勉強法なんかゴチャゴチャ気にしてないでさっさと勉強しろ。どんな勉強でもとりあえずそれなりの効果はあるんだから、効率を気にするよりも量をこなせ。」

というアドバイスをこれまたよく聞きます。

ですが、この手のアドバイスは、学習者が工夫することを妨げていないかな?と思います。

勉強は、やり方が間違っていると全然効果がありません。このことは、高校時代を思い出すとよく分かります。

昔、教室の後ろの黒板に前の日の勉強時間を書いていましたが、東大に行った同級生は特別勉強時間が多いわけではなかったのです。勉強時間が長いだけではダメなんだと私は思いました。

これは氷山の一角で、真面目に何時間も勉強しているのに成果が出てない受験生はたくさん居たと思います。その理由は、先生の指導が悪いからです。Next Stage みたいなゴミ問題集を教材に選んで学年全体に買わせて

「塾には行かなくていい。新しく本を買う必要もない。学校のやり方に従っていれば良い大学に行けます。」

とよく先生は言っていました。成績劣等生だった私は、先生の力量に疑問を持ちました。授業は全然分からないし、Next Stageなんかで受験の問題が解けるようになる気配がありませんでした。そんな時、本屋で受験の神様である和田秀樹の本と出会ってから勉強に覚醒したのでした。和田秀樹の受験テクニックの本に説得力がありすぎて、

「先生の言うことを黙って聞いてるだけじゃ受験には勝てないんだな」

と確信しました。それから私は、常に自分なりに工夫して勉強をし続け、大学に合格しました。学校の先生の言うことは無視して、最後の方は学校を休んで勉強しました。

世の中には何年も浪人してしまうダメな勉強法マニアの人が確かに居ます。でも、とにかく量をこなせという論には、私はいまだに疑問を持ってしまうのでした。

TOEICの歌でスコアを上げよう!

TOEIC満点講師の加藤優先生が、TOEICの歌というのを歌っています。

TOEICの頻出フレーズを覚えるために作られた歌です。TOEIC頻出フレーズで全て構成されていながら、きれいなメロディーと加藤先生のハイレベルな歌唱によって、ちゃんと歌として成立しています。英語が全然分からない人が聞いたら普通の洋楽だと思ってしまうでしょう。

これは、聞くだけでスコアが上がると思います。特に、タイトルにもなっている

Should you have any questions

というフレーズはTOEIC頻出で、しかもTOEICの勉強をしていないと聞き慣れない表現だと思います。私はTOEICの勉強をして初めてこの構文を知りました。最初は、なんでyou should が倒置するんだろう?とかなり戸惑いました。if you 〜という意味になる構文なんですね。

この歌で繰り返しこのフレーズを聞いておけば、本番のTOEICで出てきた時に格段に文章の理解度が上がると思います。しかも試験ではない、本物の英文の中でも頻出ですね。

他にも you are cordially invited upcoming celebration とか、とにかくTOEICの頻出単語で埋め尽くされていて素晴らしいです。

加藤先生が書いたこの問題集ともフレーズが重複していて、この本を解くのと歌を聞くのを並行してやれば相乗効果があります。

私はこの本に関しては旧版を音読しまくったこともあり、本当に加藤先生にはお世話になっています。

参考:900点特急の音読を3ヶ月終えて

参考:私がTOEICで900点を突破した方法

もう第230回TOEICまであと2日と迫って来ました。歌を使って暗記するというメソッドは非常に暗記効率が良いため、直前にやるのも効果があると思います。

加藤先生と一緒に歌って、TOEICの点も上げちゃいましょう!!

単語カードを使った効率的な暗記方法

週刊金融日記というメルマガで、単語カードを使った効率的な単語の暗記方法が紹介されていました。私も早速この大量の単語カードを買って試しています。

今は単語の暗記もスマホのアプリでできる時代です。何を今さら原始的な方法で……という気がしましたが、意外とこういうシンプルなのが一番良かったりするのです。私は原点回帰します。

やり方は、有料メルマガで紹介されていたものなので、コピペはしません。概要を説明します。該当のメルマガは週刊金融日記の313号で、216円なので興味があれば読んでみてください。

毎日10〜30枚、覚えたい単語のカードを作ります。表に単語、裏に意味を書きます。レベル1から5までの箱を作り、レベル1は毎日、レベル2は1日置き、レベル3は1週間に1回、レベル4は2週間に1回、レベル5は4週間に1回テストするための箱です。

単語カードを作ったら最初にレベル1の箱に入れて覚えます。覚えたらレベル2の箱に移します。レベル2の箱は1日置きにテストします。そうやってテストで正解する度に1つ上のレベルの箱に移し、テストで思い出せなかったらそのカードはレベル1の箱からやり直しです。レベル5の箱に入ったカードを、4週間に1回のテストで正解できたら、その単語は長期記憶に入ったとみなせます。

これはSpaced repetitionという暗記の方法論で、その通りにググってみると英語サイトでの情報が色々と出てきます。Wikipediaにも項目がありました。

Spaced repetition (Wikipedia に飛びます)

You TubeでSpaced repetion を検索しても有用な情報が出てきます。

さて、この方法論ですが、敢えて覚えたい単語を見ずに1日や1週間と時間を置くことがポイントかなと思いました。記憶は、何度も情報を入力することよりも、出力する(思い出す)ことによって定着するらしいです。忘れかかった頃に思い出す訓練をするのが一番効果があるわけです。

私は記憶の定着にはとにかく繰り返すことが有効だと思っておりました。単語帳を1冊覚えるならば、毎日単語帳丸ごと1冊を読み返すのが良いと思っていました。これよりも、間隔を空けて復習をして忘れかかった頃に思い出す訓練をする方が効果があるようです。そして、その方が勉強時間も少なくて済むので他のことをしたり、他の勉強ができます。

皮肉にも、毎日必死で勉強するよりも、一旦勉強したらあとはゲームでもやって勉強から頭を離し、忘れかけた頃に復習する方が効果があるということもありうるでしょう。

この話を聞いて、受験生だった時のことを思い出しました。私のクラスでは、何故か、教室の後ろの黒板に、昨日の勉強時間を書くということが流行りました。そして、東大に行った同級生の勉強時間は特別多かったわけではありませんでした。これはいわゆる頭の良さの差とか、要領の良さの差だと思っていたわけですが、具体的には、東大に行った同級生は、上記の記憶のメカニズム、つまり間隔を空けて復習をした方が効果があること、などを経験的に知っていたのかもしれません。

またこのことは、筋トレと非常に良く似ていると思いました。筋トレは、同じ部位の筋肉を毎日鍛えてもあまり成長しないらしいです。筋肉を鍛えた後は2、3日回復する時間が必要とのことです。その間は筋トレするよりも、会社で仕事したり英語の勉強したり寝てたりした方が筋肉を成長させるということです。以前から筋トレと勉強は似ていると思っていましたが、適度に間隔を空ける方が良いということまで似ているとは、少し驚きました。

以前、暗記に関する本を紹介する記事を書きました。

『一流の記憶法 あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく』のレビュー

この本にも、思い出す訓練をすることが大事とは書いてありました。ですが、私はあまりその情報を自分の学習に活かせていませんでした。今回週刊金融日記で見たSpaced repetitionの紹介は、かなり具体的な方法論を紹介していて効果的だと思いました。

とりあえず、初級レベルの単語を大量に暗記する必要があるスペイン語でこの方法論を今試しているところです。もちろん英単語の暗記にも取り入れるつもりですので、進捗したらまた書いていきます。

風呂で英語をリスニングをするのに最適な防水スピーカー

最近、風呂に入る時は英語のリスニングをしています。このスピーカーを使っています。

新しいモデルも出ていますね。

旧モデルの方は3,000円で買えて、水没しても大丈夫な完全防水仕様です。水没しても良いって相当な防水力ですね。

実際、風呂場でスピーカーを使ってリスニングしようとすると、濡れた手でスピーカーを掴むので、防水仕様は必須だと思います。私は防水じゃないスピーカーを風呂場でヒヤヒヤしながら使っていましたが、買って良かったです。

風呂はリラックスの場として割り切っていましたが、いざ風呂場でのリスニングを始めてみたら、風呂場って静かだし狭いから音が反響して聞きやすいので、リスニング学習に最適な時間だと気付きました。もっと早くこの習慣を始めていたら……と思います。

ただ、要注意なのは、スマホとBluetoothで接続して音声を流すスピーカーなので、毎日違った音声を流すためには風呂に入る前にスマホで操作をしないといけないんですね。これを忘れて先に服を脱いで風呂に入ってしまうと、スマホを取りに行けなくなります。さらに、スマホを風呂の遠くに置いていてBluetoothの接続が届かないと、その日の勉強は諦めることになります。気をつけましょう。

私は速読速聴シリーズの音声を風呂で聞いています。速読速聴シリーズは聞いてこそテキストの真価を発揮します。

参考記事:速読速聴・英単語 Advanced 100 ver4のレビュー

皆さんもぜひ、風呂時間の有効活用を始めてみましょう!

TIMEやNew York Timesを無料で読んで英語の勉強をする方法

英語で書かれた雑誌や新聞を読むことは良い英語学習になる、ということはもはや何十年も前から言われていることかと思います。

ただ、雑誌や英字新聞はレベルが高いんですよね。英文の構造もTOEICのように素直ではないし、難しい単語もいっぱい出て来るし、知らない固有名詞もたくさん出てきて分かりにくいです。

一番大きな落とし穴は、つい背伸びして定期購読に申し込みたくなることだと思います。TIMEもNew York Timesも、定期購読だと安くなるんですよね。つい気持ちが高ぶって定期購入してしまった、という経験がある人は多いのではないかと思います。

そして、定期購読すると、送られて来る分量が多いんですよね。さらに、お金を払ってるし、英語の勉強のためだからと、全ページ読もうと張り切ってしまいがちです。これは一番挫折しやすいパターンでしょう。茶碗をオシャレに包むための大量の英字新聞が溜まっていきます。

こうならないためには、まずは無料で読んで見るのが良いかと思います。と言っても、ネットで無料公開されている記事を読むというわけではありません。

図書館に行けば、TIMEもNew York Timesも無料で好きなだけ読めてしまうんです。全ての公共の図書館にあるというわけでは無いと思いますが、だいたいの図書館に英字新聞ぐらい置いてあるでしょう。

図書館で読むのが継続できれば、購入しても無駄にならないかと思います。せっかく税金を払っているんだから、使えるサービスは使い倒しましょう。税金を払っていない人は、堂々と払ってくれてる人にフリーライドしちゃいましょう。

ちなみに、TIMEなどのメディアはTOEICの学習にも良いと言われていますが、効率良くTOEICのスコアを上げるならTOEICの問題集をやった方が良いと思います。TIMEは知的で高尚な気分を味わいながら勉強できるという利点がありますが、「TOEICの対策をするよりもTIMEを読んだ方が効率よくスコアが上がる」ことは無いと思います。

TOEICの学習なら、下記の記事に書いたように既出問題集を解いたりテキストを地道に音読したりするのが効果があると思います。

私がTOEICで900点を突破した方法

TOEIC既出問題集 リーディングのレビュー

また次のTOEICに向けて頑張っていきましょう!

『TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義』のレビュー

毎日リーディングの練習をしていますが、なかなかパート7で最後までたどり着きません。そこで、遅ればせながらこの本を買いました。

『TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義』

この本はかなりの名著でした!なんでもっと早く買わなかったんだろうという感じですね。

今や書店に行けば山のようにTOEIC本があります。それなのに、パート7の問題文の読み方を丁寧に解説した本はほとんど無いように思います。

TOEICが新形式になり、ほとんどの受験者が塗り絵するようになりました。パート7は最難関のパートだと思います。ここを時間内に解き切るリーディング力は、高得点を取るために最も大事な要素ではないでしょうか。

それなのに、文の読み方を説明した本は少ないと思います。問題集はたくさんあって、問題を解いて解説を読むという方法でなら勉強できます。しかしそれは、学習者のセンスの有無で成果に差をつけてしまうでしょう。センスがある人は問題集を解くだけで自分で英文の読み方に気づき、読解力を上げていきます。そういう帰納的な学習をするセンスがあるということです。

しかしセンスが無い人は、いくら問題を解いても、一体どういう風に英文を読んでいる時の自分の脳の使い方を変えれば良いのか全然気づきません。読み方を教えてもらわないと分からないんです。良い参考書とは、先に方法論を示し、後からそれの使い方を解説する、演繹的な本のことです。

そこでリーディングプラチナ講義。

この本の秀逸なところは、TOEICに出て来る文の主語の探し方を教えてくれることです。

英文を読む時に大事なことは、主語と動詞を見つけることです。予備校の講師がSとかVとか英文に書いて解説しますが、問題はSとVをどうやって探すかです。

SとVを探すコツは、まずSを見つけることだと思います。

我々は高校で5文型を習いますが、5文型の欠点は、長文読解問題の本文は、例文のように分かりやすい文ばかりではないということです。だいたい、SVOにしてもSVOCにしても、なぜいつもSから始まってるの?ということです。英文はいつも親切に主語から始まるわけではありません。

リーディングプラチナ講義では、TOEICに登場する構文が網羅的に解説されています。構文というと、分詞構文やso that 構文が有名ですが、そういう有名なやつは逆に目立つので分かりやすく、厄介なのは有名な名前がついていない構文です。

そういう有象無象の構文の中で「不定詞で始まる文」と「前置詞句で始まる文」がこの本でフィーチャーされているのは素晴らしいと思います。そういう文に遭遇したら、後で主語が出てきてさらにその後に動詞が来ることを予期しながら読まなければいけません。この本の解説はTOEICに限らず、本物の英文を読む時の気付きをくれます。まさにプラチナに値しますね。

その部分に関しては、私が最高だと思うこの本

と似ていると思いました。

リーディングプラチナ講義は、TOEICのパート7対策書の決定版でしょう。時間切れに悩む学習者のみなさんは、すぐにでも買った方が良いと思います。