『TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義』のレビュー

毎日リーディングの練習をしていますが、なかなかパート7で最後までたどり着きません。そこで、遅ればせながらこの本を買いました。

『TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義』

この本はかなりの名著でした!なんでもっと早く買わなかったんだろうという感じですね。

今や書店に行けば山のようにTOEIC本があります。それなのに、パート7の問題文の読み方を丁寧に解説した本はほとんど無いように思います。

TOEICが新形式になり、ほとんどの受験者が塗り絵するようになりました。パート7は最難関のパートだと思います。ここを時間内に解き切るリーディング力は、高得点を取るために最も大事な要素ではないでしょうか。

それなのに、文の読み方を説明した本は少ないと思います。問題集はたくさんあって、問題を解いて解説を読むという方法でなら勉強できます。しかしそれは、学習者のセンスの有無で成果に差をつけてしまうでしょう。センスがある人は問題集を解くだけで自分で英文の読み方に気づき、読解力を上げていきます。そういう帰納的な学習をするセンスがあるということです。

しかしセンスが無い人は、いくら問題を解いても、一体どういう風に英文を読んでいる時の自分の脳の使い方を変えれば良いのか全然気づきません。読み方を教えてもらわないと分からないんです。良い参考書とは、先に方法論を示し、後からそれの使い方を解説する、演繹的な本のことです。

そこでリーディングプラチナ講義。

この本の秀逸なところは、TOEICに出て来る文の主語の探し方を教えてくれることです。

英文を読む時に大事なことは、主語と動詞を見つけることです。予備校の講師がSとかVとか英文に書いて解説しますが、問題はSとVをどうやって探すかです。

SとVを探すコツは、まずSを見つけることだと思います。

我々は高校で5文型を習いますが、5文型の欠点は、長文読解問題の本文は、例文のように分かりやすい文ばかりではないということです。だいたい、SVOにしてもSVOCにしても、なぜいつもSから始まってるの?ということです。英文はいつも親切に主語から始まるわけではありません。

リーディングプラチナ講義では、TOEICに登場する構文が網羅的に解説されています。構文というと、分詞構文やso that 構文が有名ですが、そういう有名なやつは逆に目立つので分かりやすく、厄介なのは有名な名前がついていない構文です。

そういう有象無象の構文の中で「不定詞で始まる文」と「前置詞句で始まる文」がこの本でフィーチャーされているのは素晴らしいと思います。そういう文に遭遇したら、後で主語が出てきてさらにその後に動詞が来ることを予期しながら読まなければいけません。この本の解説はTOEICに限らず、本物の英文を読む時の気付きをくれます。まさにプラチナに値しますね。

その部分に関しては、私が最高だと思うこの本

と似ていると思いました。

リーディングプラチナ講義は、TOEICのパート7対策書の決定版でしょう。時間切れに悩む学習者のみなさんは、すぐにでも買った方が良いと思います。

でる模試のリーディングが難しすぎる

今日からこの問題集を解き始めました。

パッと見た感じ、全パートにおいて、文章の量が多いと感じました。

テスト1だけ解いたのですが、全く時間内に終わりませんでした。最後15問も残して75分経過のタイマーを聞いてしまいました。

この問題集は難しすぎると思います。これを時間内に終わるような読み方をしていると、TOEIC本番で適切なペースで読めないんじゃないかな、と思うぐらいです。

私は模試として一気に解くのは止めて、問題集として文章1つずつ解いて答え合わせをしながらやっていこうかと思います。

それにしてもこれが時間内に終わる人ってどれくらい居るのかな?と思ってしまいました。そんな問題集です。この本を買ったこと自体、失敗だったかもしれません。

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング のレビュー

既出問題集のリーディングが終わったので、この模試をやってみました。

これは、公式問題集や既出問題集よりも難しいですね。やはり最後までたどり着かず、毎回塗り絵してしまいました。

パート7の英文の分量が多いと思います。さらに、設問も本文の色んな箇所を見ないと解けない問題が多く、難しいです。

これをやった後に公式問題集や既出問題集をやると、あれ?TOEICってこんなに素直な問題だったのか、と気付きます。

難しいからと言って、役に立たない問題集では決して無いと思います。TOEICが新形式になってからの信頼できる問題集を探している人にとっては有効な問題集となるでしょう。価格も若干安いですしね。

韓国系の問題集をやっていると、日本語の解説が無いので復習しにくいという難点を常に抱えることになります。たまにはこういう日本の問題集を解いて、日本語の解説や日本語訳を読んでみると良いのではないでしょうか。

リスニングの既出問題集の音声ダウンロードの仕方

リーディングの既出問題集を一通り解いたので、リスニングの既出問題集をやっております。TOEICの過去問が手に入るというのはありがたいことですね。

この問題集、CDが付属しておりません!従って、韓国の書店のホームページから音声をダウンロードする必要があります。ダウンロードの方法が本に書いてあると思うんですが、全て韓国語なのでよく分かりませんでした。

なのでとりあえずホームページに行き、サイトを日本語訳したら、ダウンロードできました。

もしダウンロードの仕方が分からなくて困っている方が居たら、このサイトに行ってください。ダウンロードできます。インターネットブラウザの機能で日本語訳すれば、どこからMP3ファイルをダウンロードするか分かると思います。

まさか問題を解き始める前からこんな難関が待ち構えているとは思いませんでした。

気を取り直して問題を解いていきたいと思います。

TOEIC L&R TEST 900点特急パート5&6のレビュー

今日紹介する本はこれです。

この本は、以前、『900点特急』というタイトルで発売されていた本の改訂版です。TOEICの形式が変わったため、書き直されました。旧版には私は本当にお世話になり、一時期音読をやりまくって初めて900点を超えたということもありました。その様子はこちらの記事です。

900点特急の音読を3ヶ月終えて

TOEICにおいてパート5の重要性が非常に大きいことは間違い無いのですが、やはり現行の形式になって40問から30問に減ったことによって、存在感は減りました。代わりにパート6が4問増えて、重要度は増しました。

以前は書店にパート5に特化した本がたくさんありましたが、今はパート6が難しくなったので、パート5&6の本が増えてきたかなという印象です。改定前の900点特急もパート5&6でしたので、それをパート6の新形式問題を盛り込んで正統に進化させた本と言えます。

私の印象では、改定前の本と7割ぐらいの内容が同じのように感じました。あとの3割で、新形式の問題や、同じ問題でも微妙に表現が違っていたりしました。細かいところまでTOEICの変化に対応しようとした著者の職人魂を感じますね。

例えるならば、スーパーマリオのクリアした後の「裏面」みたいな感じです。バブルが1匹だったのが2匹になっていたり、ファイアバーの本数が増えたりといった、細かい変更があるんですね。旧版との違いを探しながら読み、TOEICの語彙がどのように変化しているかを探るというのも一つの楽しみ方です。

現在発売されている本の中で、パート5&6を扱った本としては非常に質が高いと思います。以前の900点特急を持っている人も、買い直しても無駄にならないでしょう。オススメの1冊です。

TOEIC既出問題集 リーディングのレビュー

リーディングの既出問題集の問題を全て解き終わりました。

この問題集は韓国で発売された、言わばTOEICの過去問になります。

あらゆる試験で最も重要な問題集は過去問であるため、これを買わない手は無いですね。何故か日本国内ではTOEICの過去問は発売されないので、Amazonの販売業者から買う必要があります。上記のリンクから買えます。

それにしても最近のTOEICは難しいですね。

私は5回分の試験を解いて正解数が

77, 84, 74, 76, 86

でした。満点を目指すとか言っておきながらこの点数は恥ずかしいですね。

全然最後まで終わりませんでした。毎回10問近く塗り絵をしてしまいました。でもこの5回の問題で、何かを掴みかけたような気がします。やはり実際に出題された問題というのは得るものが大きいですね。

本物のTOEICは、模試よりも素直な問題が多い気がします。模試の方が凝ったひっかけ問題が多い印象があります。

この問題集の欠点は、解説が韓国語しか無いことです。韓国語ができないと、英語のみで理解する必要があります。そのため、復習では私は辞書を引きまくりました。考えても結局、本文の文意が分からなかったり、正解に至る根拠が分からない問題がいくつかありました。しかたがないですね。辞書を引いて調べて、自分のできるところまで理解するしか無いでしょう。

欠点があっても、現状これは地球上に存在する最良のTOEIC問題集でしょう。スコアを上げたいなら、今季のマストバイアイテムだと思います。

ちなみに、リスニングは解説に英語でスクリプトが書いてあるので、それ以上に解説って特に必要ないとも言えるので、リスニングの方が欠点が小さいです。こちらも併せてどうぞ。

TOEICの既出問題集を買いました

3月のTOEICに向けて毎日勉強しています。

今回の私は、秘密兵器を買いました。

韓国で発売されたTOEICの既出問題集です。言わば過去問です。なんで過去問って言わないのか不思議ですね。とりあえずリーディングを買いましたが、リスニングもあります。Amazonのマーケットプレイスから普通に買えました。

TOEICは試験終了直後に問題が回収されることもあり、一般的に過去問が存在しない試験だと思われています。でも実は、3年前にも韓国では既出問題集が出ていたんですよね。

あらゆる試験において最も大事な問題集は過去問です。今回はこの既出問題集を対策の軸にしてみようと思います。

韓国の書籍ですので解説は全て韓国語で書かれています。そもそもTOEICは全て英語で行われる試験なので問題を解く時は良いのですが、復習の時は困りますね。自分が間違えた理由が分からないから。なので自分で辞書などで調べて復習できる上級者向けの本ではあります。

韓国は公式系のTOEIC教材がたくさん出ていて羨ましいですね。私が公務員だった時に、出張で中国に行ったことがあります。その時、韓国の公務員とも交流し、少しTOEICについて聞いてみました。やはりみんなTOEICを受けるとのことで、非常に興味深かったです。私の年代の日本の公務員は、公務員試験の対策をガリガリやっていた人ばかりなのでTOEICを受けていた人は少数派でした。公務員の人までTOEICの勉強をしていたと言うぐらいですから、韓国の方がTOEIC熱は高いかもしれませんね。ちなみに韓国のTOEIC本を日本のTOEICマニアが取り寄せて買っているという話はしませんでした(笑)

まだ解いていませんので、問題を解いた感想はまた別の記事で書きますね。

クイズでマスターするGSL基本英単語2000のレビュー

最近はこの問題集を解いています。

『クイズでマスターするGSL基本英単語2000』

GSLとは、A General Service List of English Wordsのことで、そのリストの単語で話し言葉の9割、書き言葉の8割をカバーしているそうです。最も基本的かつ重要な英単語ということですね。

そんな英単語のリストと言うと、どんな単語が並ぶでしょうか。

TOEICの頻出単語ぐらいの単語リストかな?と思って私はこの本を買ったのですが、全然違いました。

この本に収録されている単語は、冠詞のTheから始まって、be, and, of, a, in と続きます。GSLとは、このような超基本的な英単語のことを指していたのです。確かにこういう語彙はどんな英文の中でも占める割合が大きいので、話し言葉の9割カバーと言うのもうなずけます。

後半になっても preserve, tea, bend, gain などが並び、私が知らない単語は収録されていません。知らない単語が収録されていなかったら何のための単語集か?ということになりますね。

この本は、それらの単語の使い方を学ぶ単語集なのです。クイズでマスターする、というタイトルの通り、クイズを解いていく形式で単語の使い方を覚えます。

例えばthe だったら、ある文の中で単語の前にaかtheのどちらを入れるかという問題が出題されます。これはシンプルかつネイティブでない限り英語上級者になってもマスターすることが極めて難しい問題ですね。冠詞とか可算不可算は、本当に難しいですよね。

この単語集は、自分の話す英語、書く英語を、より自然な英語にする練習をするのに最適な本でしょう。多くの問題は2択問題のうち、どちらを選んでも意味は通りそうな問題です。でも、それを間違えて英語を使っていれば、いつまでたってもちょっと不自然な英語を話すことになります。この本の4000問の問題はそれを矯正することができると思います。

私が年初から取り組んでいる英英辞典の暗記や洋書の難単語集とは真逆のアプローチの本となりますが、春の通訳案内士シーズンに向けて話す英語を鍛えていかなければならないので、この本もまず一周問題を解いてみたいと思います。

ちなみに接続副詞と接続詞の選択問題なども多数収録されていて、TOEIC対策にも使えると思います。本の分厚さもあいまって『でる1000』に近い本かな、という気がしています。

今日は冠詞や前置詞などの感覚を鍛えたい人にオススメの本の紹介でした!

Instant Word Power を読了

こちらの本を最後まで読みました。ドリル形式になっているので、問題を解きながら通読しました。

かかった時間は、約30時間でした。

”Word Power Made Easy”

の基礎編にあたる本だけあって構成が似ています。語源に関する知識を身に着けながら単語ドリルを解いていきます。

確かに語源の知識によって

podiumとかdissensionとか微妙に覚えにくい単語を覚えることはできたのですが、古い本なので、この単語は今後の人生で出会うことがあるかな?と疑問を覚える語が多いです。sesquipedalianismとかdendrophileとか。

しかし、そういうどうしようもない単語を覚えることも、英単語の仕組みを身に着けるためには有効なのかもしれません。現時点ではこの本によってどれだけのものを私が得られたのか分かりません。長い目で見る必要があります。

試験対策はおろか、英語力の向上に関しても未知数の本ですが、語源について勉強し、英単語の仕組みに迫りたいという人にはオススメです。

“Master of the Game”のレビュー

シドニー・シェルダンの小説が、洋書の小説としてはとても読みやすいと聞き、一番有名な小説”Master of the Game”を買ってみました。

邦題は『ゲームの達人』で、このタイトルは、シドニー・シェルダンの小説と知らなくても誰でも知っているぐらい有名だと思います。

これが、買って大正解でした!!

めっちゃ面白いんですよ。そして読みやすい。ページがどんどん進んでいきます。洋書の小説でこんな経験はほぼしたことがありません。

100年以上前のアフリカが舞台になっているため、我々に馴染みのない英単語もたくさん出てきます。でも何故か読めてしまいます。おそらく、構文が簡単なんだと思います。

難しい英語の小説は、だいたい1文が長いです。するとどこからどこまでが主語で、それに対応する動詞がどれか分かりません。洋書が読めない理由はほとんどの場合でこれです。

でもこの本は、1文が短くて、非常に明解な文体で書かれているので、読めます。Kindleの機能で分からない単語を調べながら読めば、もう何も困りませんね。

そして話の展開がスリリングです。この先どうなるの!?という展開が止まりません。私は、高尚なことをしている気分に浸りたい人間ですので、小説というと文学臭いもの(ジェームズ・ジョイスの『ユリシーズ』など)こそ価値があると思っていて、エンターテインメントは下に見ていましたが、やっぱりエンターテインメント小説って面白いですね。ヘタな漫画よりもよっぽど面白くてスイスイ読めます。

これは本当に皆さんにもオススメできる本です。何か洋書の小説を読んでみようという人は、是非シドニー・シェルダンの小説、特に”Master of the Game”を買いましょう!

ちなみに、分からない単語はタッチするだけで調べられますし、本を保管する物理的スペースを取らないのでKindleで読むのが断然良いです。