スペイン語の動詞の活用について

スパニッシモのオンラインスペイン語会話を再開しました。2か月ぶりでしたが、やっぱり会話するとスペイン語の回路が無理やり開けてきますね。

スペイン語を勉強するにあたって最初につまずくのが、動詞の活用じゃないでしょうか。英語ならば現在時制の動詞は、現在形と3人称単数現在形の2つを覚えるだけですが、スペイン語は現在形だけで6種類もあります。主語が複数ならば動詞もそれに対応して変化するんですよね。

最初に聞いた時は、もうスペイン語諦めようかと思いましたね。難しすぎやん、と。そもそも、辞書で単語を調べても、そのページに活用形が全て掲載されていないんですよ。どうやって調べたら良いんだ?と思いました。ちなみにこの辞書です。

が、これは私が悪かったです。辞書には、ちゃんと動詞に番号が振ってあって、巻末の動詞の活用表の、対応する番号の動詞を見ると、その単語と同じ活用をする単語の全ての活用形が分かります。辞書って基本的なアイテムだけど、表示に色々なルールがあって、それを理解せずに読んでいることが多いんですよね。序盤の、辞書の説明みたいなところを読むのがだるいせいですね。

活用形の調べ方が分かり、だいぶ勉強しやすくなりました。それでも、1個の単語につき50個ぐらい活用形があって、覚えるのは本当に大変です。(過去形や進行形もそれぞれ6種類ずつ活用するから50になります。)ただ、スペイン語は英語と違って規則的な言語と言えるかもしれません。ラテン語の1方言であるスペイン語は、英語ほど多言語の影響を受けていないので、規則的なんです。英語はいろんな言語から影響を受けていて、例外が多いんですよね。なのでスペイン語は暗記は大変ですが、覚えてしまえば分かりやすい言語なのかもしれません。

まだ、超初心者の私の感想なのでそれが正しいのか分かりませんが。学習はこの調子で続けていきたいと思います。

グァテマラスペイン語留学について

先週、バックパッカーパラダイスという本を読んでいたら、グァテマラに滞在してスペイン語を勉強する話が書いてありました。

グァテマラと言えば、私が2ヶ月前まで受講していたスペイン語のオンライン学校、スパニッシモがある国です。スパニッシモがかなり優良なスペイン語学校であることを考えると、グァテマラに留学するのはスペイン語習得のためにかなり良い選択肢に思えます。

何よりリーズナブルに留学できます。1ヶ月留学した場合を試算してみたのですが、飛行機代、宿泊費、食費、授業料を含めても約20万円で留学できます。これで月曜〜金曜に4時間スペイン語のマンツーマン授業を受けることができます。

これはちょうど、フィリピンに英語留学するのと似ていますね。オンライン教室との関係も非常に似ています。フィリピン英語教室もグァテマラスペイン語教室も、手軽に始められるオンライン教室と格安で現地に留学するという方法があります。

グァテマラ留学についてはペンション田代という宿のホームページに詳しく載っていました。グァテマラの治安などについても書かれています。気になる人は読んでみてください。URLはこちらです。https://www.ptashiro.com/spanish

最近私はガイドの仕事もほぼ入っていないので、行こうと思えば行けるんですが、日本にも色々なしがらみがあり、断念しました。でも今回のことを機にスペイン語熱が再燃してきたので、スパニッシモに復帰することにしました。ちょうど家のインターネットの工事が済んで高速ネット回線を手に入れたので、ようやく快適にネット授業が受けられるようになったという理由もありましてね。

スパニッシモでは、1日50分の授業を週5日受けるイメージで、ヘビープランというのに申し込みました。16,200円(税込み)で月に20回授業を受けることができます。今までちんたら学習してきているので、今回は、もうちょっとスペイン語を上達させたいですね。

ネイティブっぽい自己紹介

数年前から、アメリカのドラマなどを見て、気になる英語表現がありました。ちなみに『アグリー・ベティ』を見ていました。

それは、自己紹介の仕方です。それも、趣味とか仕事とかの付加情報以前の、自分の名前の名乗り方です。

名乗り方と言うと、何と言うでしょうか。昔から日本では

My name is Taro Suzuki.

と言う表現が教科書に載っており、支配的に使われていたと思います。それがいつからか

I’m Taro Suzuki.

という言い方が取って代わった感があります。さらには極端なことに、”My name is 〜” という自己紹介はもう古くて使われていないという噂が日本で蔓延るようになりました。

ですが”My name is 〜” という名乗り方は全く古くないばかりか、仕事などある程度フォーマルな場での最初の自己紹介ではネイティブは”I’m 〜 ” よりも好んで使うそうです。こちらのサイトでとても分かりやすく解説されていました。

「My name is」は使わないって本当? (Hapa Eikaiwa)

と、ここまでは前置きです。すいません長くなりました。

冒頭の、私がアグリー・ベティで見た自己紹介ですが、それは

John Smith. Nice to meet you.

というものです。名前だけ名乗る自己紹介です。初対面の2人が会話する時などに見られます。I’m とかいちいち言わなくても良かったんですね。

あと同様に気になったのが、3人で会話していて、人を紹介する言い方です。例えば、BettyとAmandaとMarkが話すシーンで、BettyとAmandaは既に知り合いで、BettyがAmandaにMarkを紹介するようなシーンです。

Hello Amanda, this is Mark. Mark, Amanda.
(こんにちは、アマンダ、こちらはマークよ。マーク、アマンダよ。)

こういう言い方は、中学校でも高校でも習わないので、私は度肝を抜かれました。しかも、映画などを見ていると、こういう紹介の仕方って、けっこう多いんですよね。

以上のような話を、こちらの英語教材を読んでいてふと思い出しました。

上記の話で1つ目に紹介した、 ”John Smith. Nice to meet you.”といういきなり名前を言う自己紹介が、この本に書いてありました。これはかなり実践的な本じゃないか?と思いましたね。

重厚で硬派な作りになっているのでまだ通読していませんが、良い本だと思います。読了したら改めて紹介したいと思います。

英語を勉強して海外就職した方が良いのか

5年ぐらい前から「海外就職」というキーワードを聞くようになりました。このブログはTOEICがテーマですので、海外就職をしたい人が読んでくれているかもしれませんね。

かつての、海外で働くと言うと大企業に就職してアメリカやヨーロッパに駐在するというイメージを覆し、シンガポールやタイなどアジア諸国に現地採用の枠で就職するという意味合いでそのキーワードは使われました。

現地採用の海外就職という考え方が新しかったのは、日本の伝統的な大企業に入るには新卒採用で入るのが最も一般的なルートですが、アジア諸国の現地採用なら、中途採用でも充分に入り込める余地があったからです。夢の海外就職が、広く開かれているのです。

確かにこれは、職歴に大きなプラスをもたらします。昨今は本当に多くの企業が海外展開をしたがっており、海外に住んでビジネスをした経験というのはその先いろんな会社で評価されるでしょう。

また、海外就職という言葉が流行り出した時、日本はリーマンショックの余波で、未曾有の就職難でした。日本経済は成熟してしまっていて、成長率の高い新興国でチャンスを掴みましょう、だから海外就職が良いよ、という文脈でも海外就職は推奨されていました。発展している場所にはたくさん仕事があるから、衰退していくだけの日本なんか捨てましょうということです。

当時からなんとなくこの理論には私は違和感を持っていました。日本経済は成熟していて、高齢化が原因で消費は落ち込むことが目に見えています。ですが、高齢化しているということは、社会の中で若いことが希少になっていると思ったのです。だから、いずれ若い働き手は足りなくなり、日本で働く方が職にあぶれることはなくなるんじゃないの?と思っていました。このことは、出口治明さんの本にも書いてありました。

あれから5年が経ち、世の中は人手不足の風潮が強まってきました。団塊の世代が定年退職して、働き手が不足しており、多くの会社が人材の獲得に困るようになってきました。高齢化して経済が縮小していく日本というのも、就職市場において若者に有利に働く面があったのです。

これは、どっちが正しいとかどっちがいいという話では全くありません。確かに日本国内は人手不足になり、就職難は改善されましたが、発展しているアジア諸国で日本人が比較的就職しやすいのも真実です。そして海外で就職して経験を積むことは価値があり、その後の転職活動で評価されるでしょう。そもそも人生は、やりたいことをやるのが一番です。

ただ今回の記事で言いたかったのは、高齢化で日本はもう衰退していくだけだとよく言われるけど、個人にとっては悪いことばかりではないよ、ということです。それに日本は大抵の外国より安全で食事も美味しいし衛生的ですね。まあ、私は日本のガイドなので日本を美化してしまいがちではあるんですが…。

『英単語マニア』のレビュー

英英辞典の暗記をしていて、単語を覚えるのって難しいなあと感じる日々です。覚えても覚えても忘れるイタチゴッコですね。

そこで、少しでも単語を覚えやすくする工夫をしようと、語源の本をいくつか買ってみました。中でもお気に入りの本を紹介します。

『英単語マニア』

3巻合計すると1000ページ以上になる大作です。

書店で見たことが無いので、この本の存在を全く知りませんでした。Amazonでも評価が高くなく、全然目立っていません。TOEICの対策書なんかだと、特急シリーズのように、Amazonで検索した時に表示されやすく、また評価も高くて値段が安い本がそのまま名著だったりしますが、語源を活用して英単語を覚える本と限定してしまうと、良い本がたくさん売れているとは限らないのではないかと思います。

この本は、対話形式で語根の知識を活用して英単語を学ぶという意欲作になっています。対話形式の本は読みやすいので、私は好きです。また、一見すると雑談のような時に本質的なことをポロッと言っていたりするところも対話形式の本の好きなところです。

語根というのは、単語の構成要素で、その単語の意味の中心を示す要素です。

例えば fer という語根があり、この語根は「運ぶ」という意味を持っています。これを使った英単語がいくつか紹介されています。

prefer (pre + fer = 前に運ぶ)  〜の方を好む
refer (re + fer = 持ち帰る)  参照する、言及する、関連する
transfer (trans + fer = 他所へ移す)  転居する、乗り換える

と言った具合です。語根の中心的な意味と、それに接頭辞や接尾辞(語頭のinや語末のantなど、よく見る英単語のパーツ)を付けて構成される意味が解説されます。

prefer が、前に運ぶのがなぜ好むの意味になるかと言うと、気に入った物を前に運んで目立つようにしたからでしょう。また、referは、持ち帰って参照したからre(後ろへ、を表す接頭辞)+ fer で参照するの意味になったのでしょう。このように、語源を活用した英単語の暗記には、推測が欠かせません。

この手の足し算のように英単語の意味を紹介する本は他にもたくさんあります。語源で覚える英単語3600語源中心英単語辞典など。ちなみにこの2冊もなかなか良い本です。

『英単語マニア』が画期的なのは、対話形式で印象に残りやすいのと、全巻併せると1000ページを超える分量の多さでしょう。記憶しやすさと網羅性を兼ね備えています。

でもこの本は、実力の割に有名でないような気がします。これは、人を選ぶ内容だからではないかと思います。

二人の対話が気に入らない人には全然合わない本でしょう。まずこの2人というのが、メルライン・フライダ氏という語学の達人のオランダ人と、藤田修司氏という70歳ぐらいの語学に詳しい日本人です。おっさん2人の会話を延々読み続けるのが性に合わないという人は居るのではないかと思います。

会話をそのまま活かしたような編集構成になっていて、これを読みにくいと感じる人も多いと思います。いきなり話題が飛んだりしますからね。これは私なんかは、自分がやっているインタビュー「満点ホルダーに会いに行く」で会話を活かしたインタビュー記事を書いているので自分も好きな手法であり、読む立場になっても好きです。まあでも、好き嫌いが分かれると思います。

あとたまに、下ネタが出て来るんですよね。jectの語根のところでわざわざejaculate(射精する)という単語を強調して紹介いたりします。これなんかは、「e (外に) + jac (投げる)」という接頭辞と語根を覚えやすく、良い例だと私は思いますが、こういうノリが嫌いな人は居るでしょうね。

このように、『英単語マニア』は影の名著であると言えるでしょう。今後もこの本が多くの人に読まれることは無いと思いますので、他人と差をつけるような尖った英語知識を身に付けたい人は、ぜひ読んでみてください!!

TOEIC満点保持者にインタビューして分かったこと

「満点ホルダーに会いに行く」と題して、TOEICで990点を取得したことがある3人にインタビューをしました。

第1回 Jet Bullさん
第2回 蚊取り線香さん
第3回 TOEIC満点の花嫁さん

今日はインタビューを通して分かったことを書いていこうと思います。

満点までの道のりは人によって全然違う

まず一番大きなポイントとしては、TOEIC満点を取るまでの道のりは人によって全然違うということでした。

これは当たり前のことかもしれません。英語を身につけるまでの道のりも人によって全然違うのが当然ですから。

そもそも英語のネイティブスピーカーの多くはTOEICで満点を取れるでしょう。彼らをもフラットな比較対象として見た時、彼らと僕らでは、道のりが全く違います。ネイティブも、もちろん単語の暗記などをしますが、自然に身に付ける部分が僕らよりも大きすぎます。

ネイティブは極論だとしても、日本人で自分で勉強して990点まで辿り着いた人でも、全然違った勉強をしています。違いが顕著なのは、第1回にインタビューしたJet Bullさんと、第2回の蚊取り線香さんでした。方やJet BullさんはTOEIC対策の問題集などはほぼやらずにたどり着きました。インタビューでは、気の遠くなるような単語の暗記を経て英語力を身につけたお話が聞けました。

逆に蚊取り線香さんは、TOEIC対策の問題集でしかほぼ英語に触れていないらしいのです。TOEICで満点を取るという目標を達成するためには、素直に考えると最も合理的な方法だと思います。たまに

「TOEICの対策以外の、生きた英語に触れた方が英語力は伸びる。結果としてTOEICのスコアも上がる。」

と言う意見を聞きます。まあそういう人も居るとは思うので、私は何もこれが間違った意見だと言いたいわけではありません。ただ、私がいろんな人から話を聞いた感想としては、TOEIC対策の問題集をやった方が、たとえ満点狙いであっても、効率が良いのではないかと思います。

TOEIC対策の難問集をやる必要は無い

このインタビューをする時に気になっていたのが、毎回1問や2問出題される難問を対策するために、極端に難しい問題を集めた問題集をやるべきか?という疑問です。

こういう本です。

TOEIC対策をしていないというJet Bullさんはさておき、TOEIC対策書で勉強をして満点を取った蚊取り線香さんとTOEIC満点の花嫁さんからも、その類の本をやりこんだという話は聞きませんでした。むしろ、そういう超上級者からも、『金のフレーズ』や『公式問題集』の重要さを伺いました。

これは、980の延長上に990があると考えると、私の場合はまずは980を取るために、リーディングで塗り絵をするのを防がなければなりません。900点ホルダーのうち、リスニング単体では満点を取ったことがあるという人は多いと思います。それを毎回取れるかは別として、1回でも取ったことがあるということは、取り方を知っているということです。すると980や990の鍵はリーディングということになります。

990点を取るための鍵が、リーディングで最後まで解き終わるスピードを身につけましょう、ということでは、何だそんなことかよと思われそうですが、実際、僕を含めて多くの900点ホルダーの課題はそこだと思います。990を取るためには980が取れなければならなくて、980を取るには、リーディングを最後まで解かなければなりません。

すると必要なテキストは、Beyondとかよりも、公式問題集になってくるのかな、と。

塗り絵をしないためにはどうしたら良いのか

課題はここに行き着きました。これに関しては、インタビューの中では、蚊取り線香さんのインタビューの終盤で、ヒントを頂けました。蚊取り線香さんは、リーディングの中で情報を積極的に取りに行く、というようなことを仰っています。詳しくはインタビュー記事を読んでいただきたいです。

リーディングで速く解く鍵は、読んだ本文の内容をいかに覚えているか、ということのような気がしています。いつも、問題文と本文をウロウロと行ったり来たりしているから時間が無くなります。

蚊取り線香さんから教えてもらったことは、私も実行できていないので、まだ教えてもらったことを完全に飲み込めているわけではないのですが、いかにして本文の内容を覚えているかというのが鍵のようです。そういえばそういうことを意識して問題演習していなかったな、と思うので、これは改善の余地がありますね。

 

さて、3人にインタビューして思ったことが、満点を取るためにはリーディングで最後まで解けなければならない、という拍子抜けしてしまうようなことでした。TOEICって、最後までそこなんですね。

そんなことを書いておきながら、最近私はTOEICを受験できていません。他にやることがあってなかなかTOEICに手が付けられていません。しかし必ずや、満点を取るために戻ってきたいと思います。

満点ホルダーに会いに行く 第3回 TOEIC満点の花嫁さんインタビュー

グプタです。

久しぶりに「満点ホルダーに会いに行く」のインタビューを行うことができました。

今回は、TOEIC満点の花嫁さんからお話を伺いました。ざっくばらんに話したので、今回のインタビューではTOEIC満点を取るための技術論はあまり話さず、メンタル的な話が多いです。話はTOEICと人生の幸せや恋愛まで飛びました。

話題は以下の3つです。

1 SNSのやり過ぎに注意!
2 満点までの経緯
3 TOEICは人生を幸せにするか

全部で6,000字ぐらいあるので長いですが、ぜひ最後まで読んでみてください!

1 SNSのやり過ぎに注意!

グプタ(以下グ) 僕も花嫁さんも最近TOEICから離れているから、今日は技術的な話よりもメンタル的な話を伺えればと思います。実際、花嫁さんはTOEIC満点を2回も取得されていて凄いですね。

TOEIC満点の花嫁(以下花嫁) いえいえ、私なんて失敗ばかりで、反省することがたくさんありますよ。

グ そうなんですか?どんなことが失敗でしたか?

花 過去の自分に伝えたいのは、SNSやTOEIC関連のセミナーで時間を使い過ぎない方が良いってことですね。本当に満点を取りたいなら半年ぐらい腹をくくってやるのが良いと思います。集っていたのは楽しかったけど、私の場合はスコアに反映されませんでした。私も1回目の満点を取るまではイベントにたくさん行ったりしていました。でも2回目を目指すにあたって、そんなんで良いのかなと思ったんですよね。TOEICってストイシズムが無いとダメです。

グ みんなで集まって何かをするのは心強いけど、予備校と同じで、コミュニティの中ではだらだらしてしまう人も多いものじゃないですかね。基本的に勉強って一人でやるけど、一人でずっとやってるのもしんどいから、TOEICコミュニティが必要ではあるんですよね。あと、SNS等で僕は交流はあんまりしないですけど、かと言って最近はTOEICの勉強をしてるわけでもないですね。つい『桃太郎電鉄』とかやっちゃってます。それはTwitterで時間を浪費するのと一緒ですよね?TOEICに集中していないという意味では、同じだと思うんです。

花 桃鉄をやることが幸せなら桃鉄をやるのは良いと思うんですよ。ただそれは当たり前だけどスコアアップには繋がりません。

グ SNSやイベントも楽しいからやってるわけで、一緒じゃないですかね。

花 でも目的が違わないですか?TOEICの点数を上げるための集まりでありながら…。

グ みんな目的があって行動してるわけで、やってる人はSNSが楽しいからやってると思うんですね。だったら桃鉄をやりたくてするのと一緒かなと。ただTOEIC関連の集まりはTOEICのスコアアップのためだから、それじゃダメだということですか?

花 そうだと思います。以前の私は目的を履き違えてましたね。900点ぐらいでTwitterとかイベントで時間浪費して1年経っちゃったらもったいないじゃないですか。私もそうだったから反省してます。そもそも、SNSを見ないこと自体がけっこう大事だと思いますね。別に、テスト終わってからはいくらでも見て良いんですよ。でも前日とかにずっとTwitterやFacebookをやってたりするのはどう考えても良くないですね。

グ まあ、そういう人は本気で点数を上げたいわけじゃないんですよ。

花 本当に勉強しててTwitterもやってる人も居るかもしれませんが。自分の成果が出てなかった時期の敗因を考えると、オフ会とかイベントに行って満足してしまってましたね。

グ 僕はイベントに行って英語の点数が上がるわけじゃないと思ってるから、特別に行きたいな、と思ったイベントしか行きませんが、だからと言って僕のスコアは上がってないので、イベントに行かないことによってスコアが上がるわけでも無いですよね。

花 そうなんですけど…いえ、大事なことは、イベントに行かないで、勉強をするんですよ!行っちゃって、私勉強したな、っていう気分になるのが一番ダメなんですよ。停滞してた時期はそんな感じでした。大事なことは、コツコツやることですよ。某TOEICマニアの人なんか1日で5模試とかやってたそうですからね。

グ 1日で……。ああ、僕もTOEICは好きでグプタを自称していろいろ書いてますけど、そこまで俺はTOEIC好きじゃないなぁ…。

花 その気づきが大事ですよ。別に満点を目指さなくても良いんですよ。私も結局伸びなかった頃に、私はTOEICが好きだと思い込んでいたけど、たいして好きじゃないなって思い始めて、そこから、気持ち悪いんですけどTOEIC愛について考えてしまいました。

グ (笑)

花 引かないで(笑)

グ いやいや、別に引かないですよ。

 

2 満点までの経緯

グ もう少し具体的なTOEICの話に入りましょう。最初は何点ぐらいからTOEICやってたんですか。

花 500とか600だったんですが、留学した時に900点を超えました。900点は本当に壁を感じましたね。でもそれからは6年ぐらいベストスコアが900でした。800点後半もよく取りましたね。満点を目指すきっかけになったのは『直前の技術』だったんですよ。900点から『直前の技術』をやったら930ぐらいまで伸びたんですよ。この本はすげーなと思いましたね。それからTOEICにハマって、もしかして頑張ったら満点取れるんじゃない?と思って。

グ 普通の人は600点ぐらいから直前の技術をやって700ぐらいに上がって、そこから900を目指しますから、900から初めて直前の技術を使うっていうのは凄いアドバンテージでしたね。

花 もちろんその30点を上げるのも苦しかったですけどね。900が限界なのかな、と思っていました。だから、直前の技術は割と私の人生を変えた本です。それを使ってからスコアも上がって、TOEICが楽しくなりました。でも950以降はあんまり直前の技術とかではないな、と思います。

グ それはそうですよね。930とか950ぐらいから990までの道って、本当に見えないですよね。道なき道というか、修羅の道って清涼院流水さんが言ってましたね。その修羅の道はどうやって超えたんですか?

花 あるTOEICマニアにTOEIC愛について懇々と説明されたんですよ。

グ (笑)

花 (笑)えっと、そう、それで気付いたんですが、TOEIC満点は、本当にTOEICへの愛が無いと取れないと思いますね。サイボーグじゃないからそんなに機械的にやれないじゃないですか。だから、TOEIC愛というのは無いと辿り着けないですね。

グ そのマニアの方のTOEIC愛について聞いて、その後、花嫁さんのTOEICはどうなったんですか?

花 その後、TOEICにのめり込むようになりましたね。それから1年ぐらいで990点に達しました。

グ それは早いですね。

花 その前の年は、1年で5点しか上がらないこともありましたけどね。960点ぐらいから。でもその次の年にズンズンって上がって、990点が取れました。

グ その時はどんなことをしてたんですか?

花 人に英語を教えるようになりましたね。個人的に。

グ 基本的にはTOEICの勉強って、英語を頭に詰め込んでく作業だと思うんですが、教えても別に自分の英語のストック増えないですよね?

花 そうなんですけど、教えることで、満点取らなきゃってプライドができました。人に偉そうに教えてるけど1年で5点しか伸びなかったりしたから、あと25点なんとか詰めたいなって。教える立場として信頼もされますし。

グ 例えば以前、スキマ時間の活用が大事と仰っていましたが、リスニングですか。

花 リスニングはけっこう前から満点取れてたので、リーディングでしたね。立ち模試とかしてました。

グ 何で立つんですか?集中力が上がるから?

花 スキマ時間にやるためです。電車乗る前の2、3分とか。

グ そうか、東京の人はそうだった。

花 ホームで回答用紙を折り曲げて解いてましたね。

グ 東京の人はそうやってやるんですね。
それで、具体論に戻りますが、以前に金のフレーズはお勧めだと仰っていましたね。金のフレーズはどういう点が良いと思いますか?

花 公開テストの後に金のフレーズを見ると、あっ、めっちゃ出てる、と思いますね。あと公式との整合性も高いですね。本物が載ってると思います。

グ どれくらいやりましたか?

花 900点後半になってから本気でやりました。900点後半から意識変わってくるんですよ。金のフレーズ全部覚えてないのに満点取ろうなんておこがましいでしょ、って思い始めて、難しいページも全部やろうと思いました。満点取った時は完コピしてましたね。

グ TOEIC対策の難問集みたいなのはやってないですか?

花 900点特急はかなりやりました。バイブルでした。

グ 割とオーソドックスですね。毎回1問か2問ぐらい出題される本当に難しい問題を敢えて対策したりはしてないんですね。

花 『ビヨンド』とか『全問正解』とかもやったけどその時は歯が立たなかったです。新形式TOEICは2問ミスっても990点は取れるので、そういう問題の対策はあまりやってないです。

グ この企画でインタビューするの、3人目ですけど、満点への道、見えてこないです。

花 一人一人、どうやって満点を取るかって違うんですよ。先生だから英語を教えてたらかなりスコアが上がった知人も居ますし。満点の取り方一人一人全然違うと思うんですよ。

グ それこそ、帰国子女だから取れますっていうのも一つの理由ですもんね。

花 私はけっこうストイックにやってたと思います。最近はやってないけど。2年に1回満点取れたら良いかなと思ってます。満点取れてもしゃべれないという問題もありますし。取れてもしゃべれない人居ますし。

グ マジですか。よく「TOEIC満点だけどしゃべれないなら意味がない」とかいう批判を聞きますけど、そんな人居るんですか?それってネタだと思ってました。僕の知り合いの満点ホルダーの人、みんな喋れるから。

花 TOEICってリスニングとリーディングのテストだから、当たり前なんですけど、喋ったり書いたりしないから、実践的じゃないです。音読はしますけど。満点取れなくてもしゃべる人たくさん居るし満点取れる人が全員しゃべれるわけじゃないです。

グ 通訳案内士の仕事的には実践的だと思いましたが。

花 (使われる表現が)ジェネラルっていう意味ではそうかもしれないけど、TOEIC L&Rテストではアウトプットしないじゃないですか。最近は英語を読んだり書いたりしていて、外国人とも話しますけど、今の方が楽しいし英語力伸びてる感じします。結局TOEICってパターンプラクティスだから、Part5とかって解きまくってたら空気のように解けるようになるんですけど、あれが英語力上がってる活動だと思えないんですよ。

グ なるほど。

花 これは私の持論ですよ。もちろん違うと思ってる人もたくさん居ると思います。

グ 2年に1回満点を取りたいという声をたまに聞きますが、スコア自体は2年過ぎても有効なんですよね。

花 有効なのかなぁ。でも2年に1回取りたいです。あと、ストラテジーに頼らずに満点を取りたいです。模試とかを死ぬほど解くんじゃなくて日頃からスピーキングとかライティングとかやって実力で満点を取りたいですね。2回満点取れたのも、TOEICを凄い知ってたから取れただけで、それって本当の英語力なのかしらって思います。

グ それで、ブログやTwitterも英語でやってるんですね。

 

3 TOEICは人生を幸せにするか?

グ そもそも、TOEICの満点を何で取ろうと思ったんですか?

花 それは、人生に挫折をしていたんですよ。ちょうど一旦会社員を辞めたころで。今でこそTOEIC満点もあっていろいろ持ってる人みたいに思われたりもするんですけど、最初に退職した頃は私の中で挫折が大きかったんですよ。仕事も辞めたし、震災が起こって不安も大きかったんです。今は若いからちやほやされるけど、いずれおばさんになった時に実力が無いとやばいぞ私と思ってて、TOEIC満点って分かりやすいじゃないですか。それで目指したんです。可愛く無いですよね?発想が。

グ なるほど。全然満点取れてない僕が言ってしまうのもおこがましいですが、その気持ち分かります。990点って、TOEICを教えてる人でも一生取れないような点数ですもんね。満点が取れれば、まずはTOEICの専門家と言えますね。それで実際に、TOEIC満点を取って良かったことって何ですか?

花 人が私のことを、覚えてくれるようになるんですよ。私を紹介する時に、TOEIC満点の、って紹介されて、覚えてもらいやすくなりましたね。それは仕事を探す時にも、やっぱり役に立つと思います。あとは、目指してやってきたことなので、達成できて凄く嬉しかったです。ただ、若い女性だったので、デメリットもあって、TOEIC前日って遊ぶ用事が入りやすいんですよね。それを断るのが辛かったですね。友達と遊ぶ機会が減ったな〜と思いますね。土曜の夜って楽しい用事が入りやすくて。他の週だったら行けたのに、ってことが多かったです。

グ それは重大な問題ですね。そもそも、TOEICで満点を取っても幸せには近づくのかよく分からないんですよね。

花 日々の小さなことが幸せですか?お昼ごはんが美味しかったとか。

グ それもあります。あと、僕の市役所に居た時の友達は、みんなTOEICも簿記もプログラミングも全くできないけど、みんな幸せだと思います。結婚して子供が居て、家を35年ローンで買って…。幸せだと思います。友達に、ローンで家買わない方が良いよって言ったんですけどね。「俺はマイホームが欲しい」って言われました。そういうのが幸せだと思います。そういう人はTOEICで満点を目指し出すと、幸せから遠ざかっていく可能性の方が高いんですね。休みの日に模試を解いてたら、奥さんから「何やってんの」って怒られるかもしれないです。普通に結婚して子供を育てることが幸せだとすると、900点の人が990点になっても、別に幸せには近付かないんじゃないかなと思います。

花 確かに、TOEICの点数と人並の幸せは、違いますね。

グ でもTOEIC満点を取ったことがない人は満点を取った人の気持ちは分からないから、花嫁さんには僕たちと違った世界が見えているはずですね。

花 まあね。満点を取らなきゃ良かったとは一度も思ったことないですけど、取るまでの道は険しかったです。

グ 確かに、友達のお誘いも断ってますもんね。

花 夫とも、結婚する前は、TOEICの直前や当日の夜は会いたいと思える余裕が無かったりしました。恋愛とTOEICの両立は難しいですね。でも資格とかに挑戦している人は、自分を持ってるから、それで満たされるじゃないですか。マイナスに働くこともあるけど敢えてプラスに考えるとすると、依存して来ないのは、そういう意味では良いと思います。資格とか頑張ってる人って素敵じゃないですか。今の夫も、私が『直前の技術』の良さを初デートで話しても引かなかったんです。以前はある合コンで「TOEICが趣味」って言ったら引かれましたよ。夫とは大晦日に2人で模試とかやってました。変なカップルですよね。


インタビューは、ここで終わりです。

TOEIC満点の花嫁さん、この度はご協力いただきありがとうございました!

AnkerのSoundCoreポータブルは英語学習にマジでオススメ

先月、AnkerのSoundCoreポータブルという商品を紹介しました。

Anker SoundCoreポータブルのレビュー
http://toeicgupta.com/?p=1285

これは、英語学習をする人にはかなりオススメであることが分かりました。

なんと言っても持ち運び安いことと、電池の持ちが良いことが最高ですね。

持ち運び安いので、いろんな部屋で使えます。スマホやタブレットのBluetoothは常にオンにしておいて、スピーカーは使う時に電源をオンにします。軽くて持ち運び安いし、ペアリング可能距離が長いので、スピーカーだけ持って部屋を移動しても大丈夫です。再生ボタンを押すだけで、すぐに英語が流れてきます。

これによって、ストレス無く常に英語を聞き続けることが可能になります。英語ラジオでもキクタンでもTOEICの公式問題集でも、何でも常に聞くと良いと思います。

あと電池の持ちが予想以上に良いです。先月買った時にフル充電して以来、1ヶ月近くほぼ毎日使っていますが、まだ2回目の充電をしていません。使い方にもよりますが、相当電池の持ちが良いのは間違いありません。

このスピーカーを使い始めることで、英語リスニングライフはかなり良くなるのではないかと思います。

とにかくオススメの商品でした!!

英英辞典の暗記を開始して半年

英英辞典を丸ごと暗記すると宣言してから半年が経過しました。

『英英辞典の暗記を開始します!』
http://toeicgupta.com/?p=1133

こちらの辞書の英単語を暗記しています。

まずは最初の作業、最後のページまで目を通して、覚えてない単語をチェックするという作業を終わらせました。そこからが本番の暗記という作業の開始です。

現在、100ページぐらいまで来ました。約5分の1です。

と言うと、そこそこ良いペースで進んでいるように聞こえますが、100ページまで完璧に覚えたというわけではもちろんありません。復習のために見返すと、全然覚えて無くて、落ち込みますね。

以前、菊池健彦さんという方の英語学習セミナーに参加した時に、菊池さんが英単語を忘れることに対して

「腹が立つ」

と何度も仰っていました。これは本当に気持ちが分かります。覚えても覚えても忘れるので、自分に腹が立つんですよね。

英英辞典の暗記という学習法を始めたのは、この本に触発されてのことでしたが、

別にこの本には、簡単に覚えられる凄い裏ワザが載っているわけではありません。語義を隠して覚えているかチェックするのを繰り返す、電子辞書のヒストリー機能で復習する、みたいな普通のことやちょっとしたテクニックが載っているだけです。肝心の記憶することに関しては、根性で覚えるしかないのです。

英語の勉強自体、好きでやっているので辛いと思ったことはありませんが、さすがに全然覚えられないのは落ち込みますね。

また、取り敢えず件の辞書に載っている単語で覚えてない単語は全てチェックしたのですが、そうすると、こんな単語一生使わないし見ないんじゃないか?という疑念に駆られてきます。

例えばこの辞書には”catch-22″という単語が掲載されています。この単語の意味は「どうもがいても解決策が見つからないジレンマ」という意味で、同名の小説が元になってこういう意味になっています。

これを、HiNativeというサイトで英語のネイティブスピーカーに、この単語知ってる?と聞くと、

「意味は知ってるけどほとんど聞かないし自分は言わない」

という答えが返ってきました。まあこの単語はかなりマニアックなので、知らなくても良いんではないかと思いますが、多くの難しい単語は同じように、こんなの覚える必要あるのか?という気にさせてくれます。

実際、流暢に英会話したいなら、難しい単語は覚える必要が無いと思います。それより、go, get, come みたいな基本的な単語の意味の広がりを理解していたり、それらの前置詞との組み合わせを知っている方が、英会話の役に立つと思います。

難しい単語はだいたい、ラテン語かギリシャ語から英語に流入して来た単語です。また、1066年からイングランドはノルマン人(当時のフランス人)に支配され、英語にはフランス語の語彙が大量に流入しましたのでフランス語由来の単語も多いです。フランス語自体がラテン語から派生してできたので、これもラテン語由来と言って良いでしょう。

これは日本語において難しい単語が中国から入ってきた単語が多いのと非常に似ています。日本語に関してはそういう言葉は漢字で書かれているので区別しやすいですね。

日本語に関しても、日常会話を流暢に話したいなら、「忖度」「反芻」「魑魅魍魎」みたいな漢字熟語を覚えるよりも、「てにおは」の使い方をマスターした方が良いでしょう。

しかし、難しめの本を読もうとしたら、日本語なら漢字を覚えなければなりません。私達は小〜中学生の時に漢字ドリルの宿題を散々やりました。その結果として、新聞や本が読めます。それと同じで、英語ならラテンやギリシャ由来の難単語を覚えることは避けられません。今、ラテン由来の単語を覚えるために、語源を活用した単語暗記の本をいくつか読み直しています。また別の記事で紹介しますね。

英英辞典の暗記は果てしない道のりですが、まだまだ続けていきたいと思います!

インタビュー記事を執筆中

すっかり更新が止まってしまった企画、「満点ホルダーに会いに行く」ですが、久々にインタビューを実施しました。

先日、TOEIC満点の花嫁さんに、インタビューさせていただきました。今、インタビューの音声を文字にしています。

録音した音声をそのまま公開する方が圧倒的に手間がかからないのですが、相手のプライバシー保護のため、また編集をするためにいつも文字に起こしています。

今回は、どの参考書が良いとか音読の変わったやり方とか、そういう話はありません。代わりに、TOEICで満点を取るための心構えを聞きました。

公開までもう少々お待ちください。