公務員を辞めるきっかけになった本5冊

最近は仕事も入っていなくて、英単語の暗記をしたり料理したり映画を見ながら毎日過ごしています。今日は、私が公務員を辞めるきっかけになった本を紹介したいと思います。

どれも素晴らしい本ですが、私の人生を狂わせてしまった本ですから、取扱注意の本です!興味を持った方は心して読んでください。

①世界にひとつしかない「黄金の人生設計」 橘玲 著

市役所に就職して最初の夏に、僕はこの本を読みました。思えば公務員を辞めたいと思った最初のきっかけになった本かもしれません。文字通り私の人生を狂わせてしまった本でしょう。

マイホーム、生命保険、株……我々日本人は、こういう大きなお金が動くシーンで、営業の人の言われるがままに商品を買わされています。4000万円借金してアメリカの株に投資する、と聞くと、みんな危険だから辞めなさいと言うけど、4000万円借金してマイホームを買うのは普通とされています。これはおかしな話で、実はどちらも莫大な金額を借金して投資しているという点では変わりません。と、いうようなお金に関するリテラシーを学べる本です。

この本を読んだことで、そもそも生きるためにいくらお金が必要なのか、など私は考えるようになりました。橘玲氏の本は他にも読みました。氏が投資について書いた本は、必読だと思います。

②ニートの歩き方 pha 著

この本の主張は、過労になるほど無理して仕事せず、ゆるく生きていくのも楽しいよ、今ならシェアハウスで住んだり、生活コストを抑える方法はたくさんあるからね、と言ったところです。著者の方は京大を出てサラリーマンになったけど、辞めてニートのような生活をしています。実際には仕事をしているし収入もそれなりにあるので完全なニートではないかもしれませんが、大筋では、仕事をあまりせずに生活費を抑えてゆるく生きているらしいです。

そもそも生きるためにいくら必要なのか?公務員を辞めるリスクとは何だろうか?と私は考えました。

答えは、自分ひとりだったら1か月10万円ぐらいあれば生きていける。公務員を辞めるリスクは、自分が死ぬことではなくて、安定した職を捨てるので、子供を養う財力を失うかもしれないこと、と私は結論づけました。

③未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる ちきりん 著

この本も名著でした。この本は、例えば40代ぐらいで全く別の仕事を始める、など、新しい働き方を提唱しています。細かい内容は忘れてしまいました。

著者のちきりんは、40代ぐらいでコンサルを退職し、文筆家になった人です。きっと、お金はたくさん持っていたし、気が向いたらまた就職できるスキルも持っていたと思います。そして、これは本当か分かりませんが、子供が居るわけではなさそうです。そのことは、割り引いて読む必要があると思います。子供を養っている人は、40歳ぐらいで収入が減る道に方向転換は、なかなかしにくいでしょう。

ただ、本当に自分がやりたいことは何か?を考えるうえで、「他にやりたい仕事はあるけど、子供のために今の収入が安定した仕事を辞められない」という考え方は、子供に少しでも良い生活をさせてやりたいというのがその人の本当にやりたいこと、であるので、やりたいことを実現していると思います。

④嫌われる勇気 岸見 一郎、 古賀 史健 著

これまた名著の中の名著です。人は究極的に自由で、好きに生きたら良いと、私は思うようになりました。例えば親との関係を気にして、自分がやりたいことをやれないと思っている人は、自分の選択を親のせいにしているだけで、本当は全て自分で選んだ人生である、というような話が延々書いてあります。だから好きに生きたら良い、というわけです。

この本に書いてあることは、話としては分かるんだけど、なかなか実践するのは難しいです。例えば会社で上司が、サービス残業を何となく強いてきた時に、

「時間なんで帰ります。残業する必要があるなら残業命令出してください。」

と、堂々と言えば良いわけです。頭で分かっていても、なかなか実行できないんじゃないかな…。この本に書いてあることは劇薬です。でも、過労の末に自殺してしまう人が居るようなこの国の人には、読んで欲しい本ですね。

⑤働く君に伝えたい「お金」の教養 出口治明 著

投資やマイホーム、保険などのお金の教養については、橘玲の本で私はしっかり学んでいたため、目新しい話はありませんでした。

それよりこの本では、自分に投資するという考え方を学びました。20代のうちは、債券とか株に投資するんじゃなくて、自分自身にこそ投資すべきだと、出口氏は仰るわけです。

今、日本では老人がたくさんお金を持っていて、若い人がお金を持っていなくて子供を育てられないことが問題になっています。でも、65歳の億万長者は、無一文の20歳の若さを羨むでしょう。若さは最大の資産で、それを有効活用するために、自分に投資をしなさいということです。これにはシビれましたね。まあ、株に投資するのも、若いうちに入れたお金は複利の効果が効いてよりたくさん増えるんですけどね。出口さんが言うのはそういうことではないです。

 

5冊の本を紹介しました。こういう本ばかり読んでいたので、私は、公務員、辞めても良いかな……と思うに至り、辞めてしまいました。どれも、小さいころから刷り込まれて来た洗脳を解く、名著です。

ただ、好きに生きろと言うのもまた、別の洗脳に過ぎません。人生に正解はありません。別の洗脳によって、洗脳を上書きしたということです。それでも私は、新しい洗脳を気に入っているので、そう生きていくというわけです。

気が向いたら、一冊ずつ、詳しく紹介していきたいと思います。今回の紹介で気になったら、ぜひ読んでみてください!

自由と安定はトレードオフ

4月から通訳案内士としてデビューし、今日までに5個のツアーを経験しました。1日だけのものから、最長で4日間の旅行に付き添いました。お客さんの数は少ないので2名、多いので39名でした。

通訳案内士という仕事は、食えない仕事と、よく揶揄されます。通訳案内士資格の試験会場に行くと、60代ぐらいのリタイアした後の世代の人が多いことに気づきます。これで生計を立ててる人というのは少なくて、リタイア世代の道楽みたいな仕事なのではないかと、私自身思っていました。

研修に行った時も、最初は空港に見送りするだけの仕事からステップアップしていく、などと言われます。そして研修は自費で受けなければなりません。観光地を下見する時の旅費も自費です。デビューするまでにいったいどれだけお金を使うのか?と思いますよね。

しかし蓋を開けてみると、いきなりお客さん37名で4日間のバスツアーが回って来ました。ここぞとばかりに引き受けて、ピンチに陥りながらも何とかこなしました。

意外と、仕事あるんじゃね?なんて思っていました。

しかし4月の繁忙期が終わった後、私の仕事は途切れました。まあこんなものだろう、とは思ってみたものの、久しぶりに大学生みたいな生活をしていると、これで良いのか?という気がしないでもありません。

ですがこれは、公務員を辞めた時点で分かっていたこと。納得の結果であります。

私は自由を求めて公務員を辞めました。

そもそも、自由と安定というのはトレードオフの関係にあり、安定した仕事をしながら自由を得るというのは無理な話です。

公務員は、首にならないし給料が意外と高いという意味では、確かに安定していました。しかし、首にならないのと、30歳を超えた人の中途採用が多くないので一旦辞めると戻って来れないことが理由で、人材が固定されていました。すると、辞めないことが前提の人生設計になってきます。公務員としての仕事を続けながらでは、ルールに縛られた、非常に限定的な自由しか得られません。まさしく私は政府の犬だったのです。

今、この先仕事がどれくらいあるのか分からないアウトローな道を歩いていますが、私は2か月ぐらい引きこもって英英辞典を暗記したり、日本全国放浪の旅をする自由もあります。これは安定と引き換えに手に入れた自由なわけです。

今はこの、せっかく手に入れた自由を満喫したいと思います。もちろん仕事が回って来たら受けます。

僕が公務員になった理由

4月から僕は公務員を辞めて、通訳ガイドという仕事をしています。

安定した職業を捨てて、実質フリーターと変わらないような勤務形態で仕事をしているわけです。もったいないね、と人からよく言われます。

何で辞めてしまったかと言う話をしたいのですが、まずは、そもそも何で公務員になったのかという話をしようと思います。何故辞めたのかという話とも関連してきますからね。

僕が就職活動をした年というのは、まさにあのリーマンショックが起きた年のことでした。

それまで3年ぐらいは好況が続いていたので、普通に就活してれば僕も大学の先輩達みたいにどこか就職できるだろうとタカをくくっていました。

現実は甘くなくて、僕は受験した民間企業全てに、不採用でした。

自分は仕事をするに能わない人間なのかと、ひどく落ち込みましたね。ちなみに、受験した企業は、キリンビールとか資生堂とか、誰でも思い付きそうなメーカーを適当に受けてましたね。よく知れた会社が安心だと思ってましたからね。今思えばその会社選びの時点で間違ってました。

大学4年生の4月に民間企業から軒並み落ちた後に、公務員を目指すことにしました。もうそれ以上、民間企業の面接を受けたくなかったんでしょうね。地元の市役所の採用試験は7月だったので、約3ヶ月、本気で筆記試験の勉強をして受けようと思い立ったのです。

マークシートの試験はもともと得意だったので、僕は難関と言われる公務員の筆記試験に通過しました。

そして面接も、補欠合格ながらなんとか繰り上がりで採用されました。

マジで自分はどこからも必要とされていないのかと落ちこんでいただけに、採用された時は凄く嬉しかったのを覚えています。

まあ、結局辞めちゃうんですけどね。

通訳ガイドになりました

しばらく更新が滞っておりました。グプタです。

この4月から、私は通訳ガイドの仕事をしています。

以前は実は公務員でした。私は、9時5時でクビにならず給料が高い安定した公務員という仕事を捨てて、年に何日仕事があるかよく分からない通訳ガイドという仕事を選びました。

この話は長くなるのでまた少しずつ書いていきますが、一つ言えるのは、みんな好きに生きたら良いんじゃないかなということです。

4月は通訳ガイドの繁忙期で、新人の私にも仕事がいくつか回って来ました。慣れない新しい仕事なので苦戦しながらやっています。そのため、いきなり忙しい日々を送っています。

今後はこのブログには公務員を辞めた話や、通訳ガイド業界の話を書いていきます。TOEICの話は減りますが、これからもTOEIC満点道場にお付き合いください。