英語でスペイン語を勉強するためのテキストを紹介

多くの英語学習者にとって最大の悩みは、英語を忘れてしまうことだと思います。

英語を勉強している以上、常に忘れる恐怖と向き合っていかなければなりません。1日勉強しなければ英語力は後退し、しばらく勉強しないでTOEICを受ければ50点や100点下がるなんてこともザラでしょう。重症になると、会社の飲み会や家族の用事で英語を勉強できない日があるとイライラするようになるなんてこともありますね。

傍から見ればそんなにカリカリするなよという感じですが、それぐらい執着しないと理想の英語力というのは身につかないんですよね。そうやって、そんなに勉強に真剣になるなよ、と思っている人は英語の勉強もたいして続かない例がほとんどでしょう。

この、忘れる恐怖が厄介なのは、我々に英語以外のことをなかなかさせにくくすることです。

英語がそこそこできるようになると、スペイン語やフランス語などのヨーロッパ系の言語の習得に関してかなりアドバンテージがあるのですが、英語を忘れるのが嫌だからやらない、という人も居るのではないかと思います。(私が思ってるだけか?)

でもやはり、新しいことも学びたいわけです。特にスペイン語は仕事の需要も多いのでぜひチャレンジしてみたいとけっこう前から思っておりました。

そこで私が試みたのが、英語でスペイン語を勉強するという方法。これなら英語を常に読むことになるので、英語力をキープしながらスペイン語を学ぶことができます。さらに、日本語とスペイン語の組み合わせよりも、英語とスペイン語の組み合わせの方が親和性が強いので、英語を通して学んだ方が効率が良いのではないかと思っていました。これが実行できれば一石二鳥ですね。

早速、英語で書かれたスペイン語の文法書を買いました。

この本自体はとても分かりやすく、素晴らしい本なのですが、いきなりこれで学ぶにはハードルが高すぎました。いくら分かりやすい英語で書かれているとはいえ、I am やHe is さえ何て言えば良いのか分からないスペイン語初心者には厳しかったです。

最初の最初は日本語のテキストで学んだ方が良いことを思い知り、いろいろ日本語で書かれたスペイン語の入門書を買ってみました。中でもこの本はとても分かりやすく、最初の一冊におすすめです。

そしてスパニッシモでのオンライン会話授業もコツコツと続けて、ようやく上記のCollins Easy Learning Spanishなどを使って勉強することもできるようになってきました。現在、スパニッシモでの通算授業時間は約40時間です。

そして、単語の学習には、英西辞典が良い感じです。オススメの辞典はこちらです。

スペイン語→英語のページ数と英語→スペイン語のページ数が同じぐらいあり、スペイン語の意味を調べたい時も、英語でいつも使っている単語がスペイン語の場合はどの単語になるかを調べるのにも使えます。

英語、スペイン語ともに平易な例文で構成されているため、非常に読みやすいです。英語もスペイン語も学んでいるという人にとって最適な辞書ではないでしょうか。英語→スペイン語の項で調べて出てきたスペイン語を、スペイン語→英語で調べる、という行ったり来たりして辞書をひくのもなかなか楽しいです。

さて、今日は英語でスペイン語を学ぶテキストを紹介しました。最初は日本語で学び、慣れてきたらCollins Easy Learning Spanish やOxford Learner’s Spanish Dictionary で勉強すれば、決して英語でスペイン語を学ぶというのがただのカッコつけにならない効果が得られると思います!!

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