パート7の勉強法について書いた昨日の記事に引き続き、パート7の話です。
みなさんはパート7を解く時は、どういう順番で作業しますか?
ざっと考えただけでも3通りあります。他にも手順はあると思います。
- 本文を通読→1問目から設問を解く
- 設問を全て読む→本文を通読→1問目から設問を解く
- 設問1を読む→設問1の答えが分かるまで本文を読んで設問1を解く→設問2を読む→設問2の答えが分かるまで本文を読んで設問2を解く……繰り返し
1は、満点を取るような人に多いような気がします。一気に読み切って内容を覚えて設問に取り組む方が解きやすいということですね。
2は1と似ています。先に設問を読むことによって何に注意しながら本文を読むか作戦を立てることができます。しかし、結局設問を読み直すことになるので、時間との戦いになるTOEICでそのタイムロスは痛いです。英語なので設問を読むだけでも多少の時間を使いますからね。
3はHUMMERさんという有名なTOEIC講師の方がこちらの本で提唱していました。
一気に本文を読んでも、1問目を解く時に本文の序盤の内容を忘れていてはロスが大きくなります。また、パート7の設問の回答根拠は本文の中で1から順に出てきますので、その都度答えを探しながら読むというのは効率が良いように思えます。
私は今までHUMMERさんがオススメしていた3の読み方をしていました。一気に本文を読んでも忘れると思っていたので、これが一番効率が良いと思ったんです。
しかし最近、既出問題集を解く時に1の本文を先に通読するやり方を試してみました。
すると、本文が読みやすいんですね。感覚として、より本文を理解しやすくなったような気がします。設問に気を散らされず読めるからだと思います。問題文と本文を行ったり来たりするロスも減りました。
パート7だけでなくパート6もこの順番で読むようになって読みやすくなったと思います。ただ、家で問題を解いていたらマークする箇所をミスって9問落としましたけどね。やっぱり一問ずつ解いていく方がマークミスの危険性は減ると思います。
ただ、受験者のレベルによって、ベストな解答手順は違ってくると思います。600点を狙う場合は、解ける問題を探しながら解くことになるので、3のやり方が良いと思います。900点を超えて満点を狙う段階だと、本文通読型が良いのではないでしょうか。
この既出問題集を使って、本文通読のフォームを固めて、3月のTOEICに臨みたいと思います。