引き続き、TOEIC対策の日々です。
何かヒントは無いかと思い、TOEIC満点取得者の蚊取り線香さんにインタビューした時の記事を読み返してみました。
自分でインタビューして自分で書いた記事ですが、改めて読むと蚊取り線香さんがパート7の解き方に関してめちゃくちゃ良いことを言っていることに気づきました。
その内容は要約すると、
話の大きな筋よりも、細かい情報が設問の鍵になると思って、後で思い出せるように意識する。そのために、積極的に情報を取りに行く。
ということでした。
関係する箇所を引用しておきます。「蚊」が蚊取り線香さんの言葉で「グ」が私です。
蚊 本文を読みつつ、後の問題で、もしかしてここが関わって来るんじゃないかなっていうのをある程度自分でアンテナ張りながら進むという感じですかね。基本、リーディングなんで受け身なんですけど、受け身の姿勢ながらもある程度、自分から必要な情報を取りに行き、一度頭に入れた情報を出して活用しようという意識を持つ。
グ クロスリファレンスを解く時に、ここ、さっき読んだ部分と関わるのかなっていうのを考えたりするとかですかね?
蚊 そんな感じですね。例えば人の出身地が書いてあるけど、もしかして…?みたいなのを意識しながら読んだり、何人以上で割引って書いてあるけど、もしかして後で「○○さんは割引を利用した」みたいなのが出てくるんじゃないかなっていうのを意識しながら読むっていう感じですね。これがかなり、自分の中では大事なんじゃないかなって思ってて。スコア高い人が、正確になろうとする余り、受け身になりすぎると、読んだつもりでも、問題で問われた時にスムーズに出てこない。情報を出し入れできるようにならないと、何度も本文に戻っちゃって効率が悪くなるんですね。
グ なるほど。それは大事な話だなぁ。
蚊 これを話そうと思って今日来たんですよ(笑)設問と問題文を照らしあわせた時に、頭のなかに貯めた情報から、設問に必要な部分を検索する。アンテナ張りながら読めば、これが問われるんじゃないかなと思いながら貯めてくので、後で検索する時に、戻って読んだりしないので、速くなるんですね。
グ 具体的には、Part7の文章を読む時は文の主題が出てきて、それがどう本文で語られていくのかというのを、意識するんでしょうか?
ちなみにインタビュー全文はこちらの記事です。
最近気づいたのですが、この解き方というのは、リスニングの解き方に近いと思います。特にパート3と4です。
リスニングでは設問を先読みできた時は、答えを探す意識を持って音源を聞きますが、先読みできなかった時は、とりあえず音源に喰らいついていくことになると思います。その時は、何とか本文を覚えようとしますね。そしてTOEICにある程度慣れて来ると、後で問題に問われそうな情報を覚えようという意識が働くようになります。
例えばパート3でホテルの部屋で暖房が壊れていたなら、代替措置は料金なのか、部屋を変えることなのか、など、設問になりそうな情報を覚えようとするでしょう。
これをリーディングでやることが、リスニングに近い解き方ということになります。
リーディングはリスニングと違って本文を読み返すことができます。なので覚えようという意識がリスニングよりも弱くなりがちです。
しかし昨今の大量の文章を読まなければならないTOEICでは、本文を読み返している時間は実は無いのです。リスニングのように、設問を読んだら本文に帰って回答根拠の確認を取らずに、いきなりマークシートを塗り始めるのが理想です。
私の場合は最初に設問を一切読まずに本文を通読し、その後に設問を解きます。例えば5問あるダブルやトリプルパッセージだと時間配分は3分で本文を読み、2分で設問を解くという感じになります。2分で解こうと思うと、本文に戻っている時間はありません。記憶を頼りに解き、残り時間が少なければ、自信が無くても本文に戻ることなく解きます。これは確かにリスニングみたいな解き方ですよね。
おそらく3月のTOEICまで、このフォームでいくと思います。既出問題集を使ってフォームを固めています。