2000年ぐらいから、英語の学習に音読が効果的だともてはやされていると思います。先進的な英語指導者はもちろんもっと昔から言ってます。
音読は私もけっこう重要だと思っていて、以下のような利点があると思います。
- 集中して勉強できる。
- 身体的に英語のトレーニングができる。
- 英会話の練習になる。
1の集中して勉強できるとは、音読が便利な集中スイッチの役割を果たしているというような意味です。黙読をしていると、大抵は途中で気が散ります。今日の晩ご飯何食べようかな?とか、加藤茶の嫁って何してる人か検索したいな、とか、余計なことをすぐに考えます。
音読の場合は、そういう雑念が入りにくいです。声を出すことに意識を使うからです。黙読よりも簡単に、読むことに集中できるんです。
音読という身体的な行為は、言語の習得にはやはり効果的だと思うんですね。英語は、机に向かってカリカリ勉強するものではなく、身体で身につけるという側面があると思います。
音読をしばらくやると、スポーツの練習をしたように疲れます。走りこみや腕立て伏せなど、基礎的なトレーニングを行ったような感覚になります。
身体的に英語を身につけるこの感覚、スポーツをやっていた人に特にオススメです。
音読をする際の姿勢ですが、立ってするのが良いです。古くは和田秀樹の『受験は要領 テクニック編』という本で、歩きまわりながら英語を音読する勉強方が提唱されていました。齋藤孝も『からだを揺さぶる英語入門』という本で、立って音読することが効果的だと説いていました。これは本当でしょうか?
私は本当だと思います。立って音読すると、サボりにくいんですね。座ってるとだらけます。机の上のスマホをいじったりしてね。立ってやると自然と音読に集中できるんです。
黙読は、かなり集中力がある人向けです。私のようにすぐに雑念が入る人は、立って音読するのが良いです。嫌でも集中できます。
あとは、たぶん音読は英会話の練習になります。ただこれはたいした効果は期待できませんので、あくまでオマケ。英語を身体で身につけるのが音読の効果です。
グプ太さん、こんばんは。
久しぶりにグプ太さんのブログを読めて、嬉しい限りです。
特に、高校以前のお話は今まであまり詳しく読むことが無かったように思いますので新鮮です。
コメントありがとう。
英語のサイトの方は、スパムコメントとスパムメールに侵食されてヤル気が無くなってきてしまった。たまに更新しているんだけどね。
こちらも出来る限り更新していくつもりだ。