電子書籍は便利ですが、勉強には紙の本を使った方が良いと思います!
今日はそんな話です。
今、スペイン語の勉強にこの本
を使っています。この本は英語で学ぶスペイン語の書籍としては最高だと思います。非常に分かりやすいです!
Kindleの電子書籍と紙の本が両方あって、両方とも買いました。と言うのも、最初は電子書籍を買っていたのですが、勉強に向かないと思って紙の本を買い直しました。理由は2つあります。
①ページをめくりやすいことが大事
文法を勉強していると、前のページを見直すことが頻繁にあります。動詞のページを読んでいる時に、代名詞の人称について確認したりします。そういう時、紙の本は使い慣れていると前のページをすぐに開けるんですね。だいたいどこに何が書いてあるか分かるから。
電子書籍でも戻ることはできるんですけど、目次に戻ったり、検索したりするのって面倒臭いんですよね。パラパラとめくってページを変える方が便利です。
②質感が大事
多くの勉強は、何かを暗記しなければなりません。そういう時に、紙の本を持っているという感覚が大事です。全体ページ数のどの位置にあるコンテンツを読んでいて、それを触りながら音読しているという感覚が、五感を刺激し、記憶に残りやすくなるのです。ページの右上にあったとか、そういうことって記憶に大事な影響を与えますが、電子書籍だとフォントの大きさを変えられたり、ページのめくり方によって、表示される位置が変わってしまうんですね。そうなると印象が薄くなります。情報として何かを受け取る分には非常に便利ですが、情報を暗記するには向いていません。暗記を伴わない勉強ならば電子書籍は非常に効率が良いです。
私が考える理由はそんなところです。ただ、矛盾しますが、電子書籍が勉強する時に非常に有利になることもあります。
それは、スマホで読めることです。Kindleのスマホアプリを使えば、購入した電子書籍が全てスマホで読めます。これは思ったより便利で、やはりいつでも本を読めるというのは勉強するには非常に役に立ちます。トイレとか電車の中とか、スキマ時間に勉強できます。暇な時間にTwitterを見るのをやめてKindleアプリを見るようにすれば、けっこう勉強できるんじゃないかと思います。TOEICで言えば、文法特急などはかなりスマホ向きです。
結局、これは、と思うテキストは紙の本と電子書籍を両方買うのが良いです。家では紙の本をしっかり読んで、出かけたらスキマ時間にスマホで読む、という二段構えでいけばその本の定着率は上がるでしょう。
というわけで、冒頭の主張からちょっとずれましたが今日の結論はこうなります。