英語で書かれた雑誌や新聞を読むことは良い英語学習になる、ということはもはや何十年も前から言われていることかと思います。
ただ、雑誌や英字新聞はレベルが高いんですよね。英文の構造もTOEICのように素直ではないし、難しい単語もいっぱい出て来るし、知らない固有名詞もたくさん出てきて分かりにくいです。
一番大きな落とし穴は、つい背伸びして定期購読に申し込みたくなることだと思います。TIMEもNew York Timesも、定期購読だと安くなるんですよね。つい気持ちが高ぶって定期購入してしまった、という経験がある人は多いのではないかと思います。
そして、定期購読すると、送られて来る分量が多いんですよね。さらに、お金を払ってるし、英語の勉強のためだからと、全ページ読もうと張り切ってしまいがちです。これは一番挫折しやすいパターンでしょう。茶碗をオシャレに包むための大量の英字新聞が溜まっていきます。
こうならないためには、まずは無料で読んで見るのが良いかと思います。と言っても、ネットで無料公開されている記事を読むというわけではありません。
図書館に行けば、TIMEもNew York Timesも無料で好きなだけ読めてしまうんです。全ての公共の図書館にあるというわけでは無いと思いますが、だいたいの図書館に英字新聞ぐらい置いてあるでしょう。
図書館で読むのが継続できれば、購入しても無駄にならないかと思います。せっかく税金を払っているんだから、使えるサービスは使い倒しましょう。税金を払っていない人は、堂々と払ってくれてる人にフリーライドしちゃいましょう。
ちなみに、TIMEなどのメディアはTOEICの学習にも良いと言われていますが、効率良くTOEICのスコアを上げるならTOEICの問題集をやった方が良いと思います。TIMEは知的で高尚な気分を味わいながら勉強できるという利点がありますが、「TOEICの対策をするよりもTIMEを読んだ方が効率よくスコアが上がる」ことは無いと思います。
TOEICの学習なら、下記の記事に書いたように既出問題集を解いたりテキストを地道に音読したりするのが効果があると思います。
また次のTOEICに向けて頑張っていきましょう!