スペイン語を少しずつ勉強しています。今日はちょっとした感想などを。
スペイン語の特徴は、動詞の活用形や男性名詞・女性名詞など、言葉の変化系が多いことですね。ビックリしました。
基本の基本である人称代名詞が男性と女性、単数と複数で違い、さらに「あなた」に当たる言葉は2人称と、より丁寧な言葉である3人称もあります。主語によって動詞はそれぞれ違った活用系を使います。
名詞にも男性名詞と女性名詞があり、例えば男の子と女の子が別の言葉なのは分かりますが、casa (家) は女性名詞でlibro (本) は男性名詞と言われても、意味が分かりませんね。そう言えば家って女性っぽいイメージあるかも…。
実は私がスペイン語を勉強し始めたのは、スペイン語は簡単だと聞いたことがあるからでもあります。しかし、文法は複雑で、全然簡単じゃないですね。誰だ!?簡単なんて言った奴は!!
おそらく、スペイン語は発音が簡単ということだったのだと思います。確かに、カタカナ読みをすれば良いので、発音は英語よりもはるかに簡単です。
そういえば、中国語は文法が非常に簡単でした。言葉は基本的に活用しないし、過去形すら無いです。読み書きに関しては、漢字で書かれていることもあり、日本人ならすぐに覚えてしまえます。しかし、会話がメチャクチャ難しいんですね。声調が4つあるというのが最も苦戦するポイントではないでしょうか。
せっかく勉強しても音が難しすぎて会話できるようにならないだろうと思い、私は中国語を辞めました。文法が簡単で音が難しい中国語と、文法が難しくて音が簡単なスペイン語は、対照的な言語だと思います。
活用が難しいと言うと、日本語もそうですね。動詞と形容詞の活用は中学校の国語の授業で勉強しましたが、「かろ・かっ・く・い・い・けれ」なんて意味不明な呪文を唱えさせられたものです。動詞も6つに活用するんですよね。
ですが当然、この難しい日本語という言語を、我々は活用がどうなんていう風に覚えたわけではありません。自然に覚えました。マジで、どうやって覚えたんですかね?そこにスペイン語習得のヒントがあるのではないかと思います。
当ブログでは、しばらくスペイン語に力を入れていきますので、次はテキストの感想などを書いていきますね。