音読の繰り返し方

以前から英語学習における音読の有効性を書いてきました。音読はとりあえずやってみるだけでも黙読よりも集中力を安定して出せるので有効な学習ですが、やはりどうやって音読するかということも大事だと思います。

1冊のテキストを教材として音読する場合、そのテキストを通して最初から最後まで読んだ方が良いのか、1文とか1ページごとに繰り返した方が良いのかということを度々考えます。

例えば私の好きなテキスト

これだったら、テキストを最初から最後まで通して音読すると25分かかります。これは毎日繰り返しやすい時間で、毎日最低1通り音読するという方法が取れます。1日1周ずつ読んでいると、いずれテキスト全体を、ある程度覚えることができます。1つの有効な方法でしょう。

対して、1ページを繰り返し音読するという方法もあります。これは暗唱する場合に向いている方法です。以前、Bullさんのセミナーで教えてもらったのですが、普通に読むだけでは飽きるので、こんな方法でバリエーションを付けて読むと良いです。

  • 速く読む
  • ゆっくり読む
  • 超速く読む
  • 一息で何回読めるかチャレンジ
  • 暗唱する

各方法で3回ぐらいずつ読んで、それから暗唱に取り組んで、暗唱できるようになったらとりあえずその文はクリアとして次に進みます。

この方法は時間はかかりますが、やはり記憶の定着としては段違いだと思います。一度は文全体を暗唱できるようになってもすぐに忘れます。しかしパーツはなんとなく覚えてるんですよね。

さて、1冊まるごと読むのと1ページずつ繰り返し読むのはどっちも有効だと思っています。その時使える時間で選択して、毎日繰り返していくことが重要ですね。

7月のTOEICまで1週間となりました。最後まで頑張って勉強していきましょう。

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