英語学習でスランプの時は復習しよう

最近、英語学習がスランプです。

英語と関係ないところで悩み事があり、なかなか勉強に時間を避けないんですよね…。

しかし来週のTOEICは申し込んでしまいました。受けなければなりません。

スランプの時は、復習をするのが良いと思います。和田秀樹の受験バイブル的な本『受験は要領 テクニック編』に書いてありました。

どうやらこの本は絶版になってしまったようですね。参考書の情報が古いので、妥当ですね。しかしこの本は受験で勝つためのマインドセットを身に付けるためには最高でした。

復習すると、一度解いた問題なので、自分はけっこうできるじゃんと思うことができ、自信がついてスランプを脱出できるという理論です。

私も、『でる1000』を中断し、『文法特急』シリーズの復習を始めました。

それにしても、この本は、読み返す度に、こんなことも書いてあったのか!という発見のある本です。難しめの問題集に出てきた問題も、意外とこの本でカバーしていることが多いんですよ。

今まで『英文法プラチナ講義』とか『でる1000』とか色んな問題集を買ってきましたが、結局『文法特急』を超える本は出てないんじゃないかと思います。実はTOEICの問題集というのは『文法特急』が完成形で、後発の本はこの本から微妙に外した内容でしか無いんじゃないかとさえ思ってしまいました。ちょっと大げさですね。

そういう再発見ができるのも、スランプ時に復習をすることの利点ですね。

 

というわけで、スランプに陥ったら、復習しましょう!

案外、文法特急を復習することによって次のTOEICでスコアが取れるかもしれません。

英語学習記録をつけることのススメ

9月のTOEICで855点と大きくスコアを落とし、10月の手応えは絶望的でした。

間違いなく私は、TOEICに関してスランプに入りました。これは焦ります……。

こんな時、毎日つけている学習記録が役に立ちます。

900点や950点とスコアを伸ばして来た時は、決まって文法特急シリーズの音読やシャドーイングをしていたのです。だったらこれをやればまた、以前取ったスコアには戻せるという自信があります。

勉強しているとつい、これから何をやるかばかり考えてしまいますが、今までやってきた勉強を記録しておくということは非常に大事です。いつ、どれくらい、どんなことを勉強してその結果がどうだったのかを記録しておくのです。

英語学習というのは複雑なもので、人から聞いた勉強をやっても効果が出ないことがよくあります。それは人によってやり方やもともと持っている能力が違うので、全く同じ状況で同じことをするということが無理だから起こります。

一方、自分がやってきたことというのは、自分のことだから、もう一度自分には当てはまります。なので、過去に達成して来たところまで自分の状態を戻すことはできます。また、自分はこれだけ勉強してきたんだという記録は自信にもなります。

学習記録は、ドラクエで言うところの「ぼうけんのしょ」みたいなものです。記録しておけばそこまでは戻って来れる。

面倒臭がらずに、せっかく勉強したなら毎日記録をつけましょう!

『新TOEICテスト文法問題でる1000問』のレビュー

今日は、昨年出た非常に注目度の高いこの本を紹介します。

新TOEICテスト文法問題でる1000問

オススメ度(5段階) ★★★

問題集供給過剰のTOEIC界に、『金のフレーズ』でお馴染みのTEX加藤先生が投入した究極のTOEIC対策書!!

TOEICのPart5形式の問題が全部で1019問収録されているという物凄い分量の問題集です。この本の定価は2,300円(税別)と高めですが、1問あたりの値段は安いです。

流石にPart5の問題パターンは網羅されていて、この問題集の問題を全て解けるようにしておけば、Part5の文法問題で失点は無くなるでしょう(語彙問題では失点するかもしれません)。

しかしこの本は、問題が多すぎます。1周終わらせるのがかなり大変です。1周目は普通に解きながら解説を読んでいたら、最後まで読むのに19時間かかりました。

TOEICの勉強をしていると、不思議な事に、100問ぐらいの問題集をひたすら繰り返し解いていた方がスコアが上がることがあります。広く浅く色んな問題を解くよりも、100問の問題を完璧に暗記した方が試験本番でも応用が利きやすく、スコアが伸びるのだと思います。

問題集は、1周解くだけではスコア上昇にほとんど貢献しません。最低でも5周ぐらいしてようやくスコアが少し上がるぐらいの感覚が現実的だと思います。すると、1000問もあるこの本は、5周する前に挫折してしまう可能性が高いため、要注意です。全くスコアに貢献せずに終わってしまうかもしれません。

かと言って、1問目から100問目を何周も解くということをやっていては、1000問も収録された問題集をやる意味がありません。だったら100問の問題集をやれば良いです。この本は、著者が意味を込めて配列した1000問を、何度も解くことで初めて意味を成すと思います。

その意味で、この分厚い本を何周も読み込むという覚悟を持った人にしかオススメできない本です。万人にオススメではありません。そもそも私は、『900点特急』シリーズを使い込むことで900点、950点を達成してきました。

900点を狙うのであれば、900点特急の方がオススメです。

『でる1000問』は、満点を狙う人が網羅的にパターンを学習し直すための本かな、と思っております。

とはいえ私自身、この分厚い問題集はまだ2周目を読んでいるところですので、繰り返し学習することで何が起きるのか想像つきません。引き続き、この本と向き合うことで自分の中で起きる変化を伝えていきたいと思います。

TOEICのリサイクル問題について

TOEICを何度も受験して、更に受験後に反省会で答え合わせをしていると、TOEICの問題は、いくつか使い回されていることに気付きます。我々はそれをリサイクル問題と呼んでいます。

TOEICは試験問題を持ち帰ることができません。過去問が手に入らない試験です。それは、時々こうして同じ問題を使い回すためでもあったのです。過去問が手に入る試験では、そう簡単に全く同じ問題を出すわけにはいきません。

その事実を逆手に取って、リサイクル問題を自分の脳内にたくさんストックしておけば、その問題に遭遇した時に圧倒的に有利に問題が解けると思っていました。

先日の第214回のTOEIC公開テストで、ついに私はリサイクル問題に遭遇しました!

Part6と7で1セットずつ、確実に見たことがある問題を発見しました。

もらったー!!と思ったのもつかの間。以前解いた時に、詳細に本文と解答を暗記したわけではないので、普通に読みました。すると、普通に初見の問題を解くのと変わらない時間がかかりました。

そしてその後の反省会で、Part6の方のリサイクル問題に関しては、私は初めて解いた時と、リサイクルと気付いて解いた今回の両方とも誤答を選んでしまっていることを知りました。

リサイクル問題と気付いても、そのこと自体が圧倒的に有利になるわけではないようです。問題と正解を突き合わせて復習する機会がありませんからね。英語力が上がっていなければ同じ問題で同じミスをしてしまうということが身を持って立証されました。

リサイクル問題を暗記することよりも、普通に問題を解く力を付けることが第一ですね!

第214回TOEIC 感想

今日はTOEIC公開テストを受けてきました。第214回です。名古屋で受験しました。

今回はもう、完敗でした。もうパートごとの感想を書く元気も残っていません。

そこまでも決して調子は良くなかったのですが、Part7のシングルパッセージで体力を削られて、シングルパッセージの最後の2セットを解いている時に、はっきりと、英語が頭に入って来なくなったことを自覚しました。

そこからはもう何をやってもダメ。15問ぐらい塗り絵しました。

去年、1回780点を取った時があるのですが、今回はまさにその時と同じ感覚を味わいました。今回も800点行ったか分からないぐらいの点数です。

950点を取ったこともある私ですが、試験を受けるまでの展開と、当日の巡り合わせ次第では、こういうこともあるようです。今回は、しばらく音読もシャドーイングも一切していなかったので、それが不調の原因のような気がします。

11月、12月の受験では必ず復活します!!

英検1級2016年度第2回 一次試験結果発表

昨日、英検1級2016年度第2回の一次試験の結果が発表されました。

結果は不合格でした。スコアはこんな感じです。

R: 661/850
L: 655/850
W: 646/850
T: 1962/2550

合格ラインは1962点で、私の英検バンドはG1-3(あとちょっとで合格らしい)でした。

3回目の英検1級挑戦でしたが、今回も不合格に終わりました。今回は試験の1週間前に解いた過去問があまりにもできなくてヤル気を失っていましたが、あと少しで合格だったという結果を見ると最後まで頑張っておくべきだったと思えてきます。結果論ですが。

英検1級で3000点を目指す秘密結社、「一級さん倶楽部」では、猛者たちのスコア発表が行われました。

そしてみなさんのスコアを見ると、不思議なことがちらほらと見えてきます。

まず、リーディングやリスニングでは、1問ミスでもスコアが満点の850点から50点以上引かれるようなのです。ハイスコアを出しにくいように調整されるようですね。

ただ気になるのが、50点引かれるミスった問題というのが、語彙問題でも長文読解問題でも同じなのか?ということです。引かれる点数というのは問題によって決まっているんじゃなくて、その人の正答率によって決まっているんでしょうか?

あとは何と言ってもライティングですね。私はライティングは分量が大事だと思って解答用紙いっぱいに書きましたが結果は646点。そして規定語数の200語に満たない方が私よりもスコアが高かったという声を聞きました。ただ長いだけの私の作文は、評価されなかったようです。難しいですね。

久しぶりの受験でしたが、あとちょっとで合格できることが分かりましたので、次回はしっかり対策して臨みたいと思います!!

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1 の中身は韓国の公式実戦問題集

先日、新しくTOEICの公式問題集が発売されました。

TOEIC対策は公式問題集が基本ですから、これは朗報……と思いきや、実は中身に罠がありました。

なんと、収録されているテストが、韓国の公式問題集(公式実戦問題集と呼ばれています)と同じテストなのです!!

この韓国の公式問題集は、新形式TOEICのテストがリスニングとリーディングでそれぞれ5回ずつ収録されています。そして、その5つのテストのうち2つは、日本では、新しく出た赤い公式問題集のテストと、さらにあとの2つはこちらの既存の公式問題集

に収録されているテストと一緒です。

Amazonで韓国の公式実戦問題集を買った方が圧倒的にお得です!!みなさん注意してください!!

韓国はTOEICの公式問題集がたくさん手に入る、素晴らしい国ですね。以前、韓国人と話した時にTOEICのことを聞いたら、就職するために明確にTOEICのスコアが必要とのことでした。日本では、就職するためには面接で上手にウソをつけることが評価されるので、この差は大きいですね。

ちなみに韓国人は特に女性の英語力が高いと思います。男性が徴兵されて兵役に励んでいる時に、女性はTOEICの勉強をする時間がたっぷりあるんでしょうね。

ただし、公式実戦問題集は、解説が韓国語でしか書いていないという致命的な欠点があります。既に800点ぐらい取れないと解説なしの問題集をやるのはキツいので、日本版の公式問題集の存在意義が無いわけではありません。値段が高すぎると思いますけどね……。

第213回TOEIC 結果発表

9月25日に受験した第213回TOEICの結果が出ました。私のスコアは

L 460
R 395
Total 855

でした!

自己ベストを更新した前回からほぼ100点も下がりました。

今回は英検の対策をしていたため、TOEICについては中途半端な受験になってしまったためこのような結果になりました。

特に、ポレポレを読んだ影響で、読みのフォームが変わったのが原因だと思います。受験英語を読むように、読むのが遅くなったような気がします。いちいち文の構造を考えて読んでましたね。

しかしこのフォームの変化とスコアの停滞は、より高い英語力を身に付けるためには必要な過程だと思っています。

さて、英検とかポレポレとかいろいろ書きましたが、言い訳かもしれませんね。読み・書き・リスニング・会話の技能は有機的に繋がっており、英語力は1つだと言う人も居ると思います。

ただ、私はTOEICと英検の力は明確に別だと思っています。やっぱり試験対策は1つずつやった方が良いです。私は特に、試験に対する集中力を日々高めていって、当日に爆発させて最大瞬間風速的に良い点を出すタイプですので、そういう傾向があるようです。

英語力をしっかり身に付けて、余裕を持って高スコアを取る人は、あまりそういうことを気にしないんだと思います。

英検1級2016年度第2回 受験の感想

昨日は2016年度第2回の英検1級を受けてきました!

そして既に今日、解答速報が発表されましたね。私も早速答え合わせしました。結果は以下の通りでした。

・語彙問題(14/25)
・長文空所問題(1/6)
・長文内容正誤問題(18/20)
・英作文問題  とりあえずびっしり埋めました。
・リスニング問題(19/27)

一部、解答を問題用紙にメモっていなかったので若干怪しいですが、そんな感じです。

さてこの点数、現時点で答え合わせのできない英作文を除くと、読解が33点、リスニングが19点の合計52点になります。

昨年度までの配点で考えると、たとえ英作文で20点を取っていたとしても合計で72点にしかならず、例年の合格最低点の82点を大きく下回ります。

しかし、英検の合否判定のための配点は、今年度から大きく変わりました。詳しくはこちらの通りです。ざっくり言って、一次試験はリーディングとリスニングとライティングで配点が均等になったらしいです。

それを考慮すると、私のスコア、合否が分かんないぐらいの位置のようなんですよね……。英作文の答え合わせは自分でできませんしね。

こんなに際どい点数を取るなら、もっと勉強しておけば良かったと、かなり後悔しました。今回は試験直前に諦めてましたからね。

合否はこれ以上考えても分かんないので、10月21日の一次合格発表まではTOEICの勉強でもして待ちます。

 

やる気が出ない人へ 茂木健一郎さんの名言

英検1級がもう明後日ですが、やる気が出ないな〜、なんて思っていました。

そんな時、茂木健一郎さんのブログで面白い記事を発見しました。

下記、なんだか変なリンクですが、飛んで茂木さんの記事を読んでみてください。

こういう、やる気を捉え直そうみたいなことは前から聞いたことがありましたが、これは目からウロコが落ちましたね。

確かに私も、やる気という言葉を、何かをしない時に「やる気が出ない」という言い方をしていました。これではやらない言い訳をしているだけの言葉ですね。

そして、過去勉強に猛烈に取り組んだ時というのは、むしろ淡々と毎日勉強していました。茂木さんの言っていることはかなり正しいと思います。

 

さあみなさん、英検もTOEICも近いので、今日も勉強しましょう。

ただし、やる気は必要ありません(笑)