洋書を英語学習に取り入れるコツ

TOEICに限らず英語リーディング力を上げるためには、普段から洋書を読むことが最も効果的だと思います。

TOEICのPart7の文章は「TOEIC界」という架空の世界で起きる求人募集や架空の会社の紹介で構成されているので、すぐ飽きるでしょう。理想的な状態は、日本語で読書する代わりに洋書を読むことです。そもそも我々は普通に生活していて、日本語の本をある程度は読むことになると思います。全く読まない人も多いとは思いますが。

新書や文庫は、手っ取り早く知識を習得するのには向いています。今や書店には扇情的なタイトルの本が数多く並んでおり、どれもとても読みやすいです。

それの代わりに、洋書を読むのです。普段の読書習慣を英語で行ってしまう。これができれば自然と英語力など上がっていくでしょう。簡単にはできないのが問題なんですけどね。なぜなら洋書の英語は本物の英語で、TOEICとは違うからです。TOEICには出ない、崩れた文法の文章が並んでいるのです。この崩れた文法で書かれた英語を理解できたらそれは本物の英語力と言えるでしょう。

私は初めてKindleを手にしてから、読めもしない洋書を読むことと格闘してきました。Kindleは本を買うことに対して素晴らしいインターフェイスを持ってますから、あれも挑戦したいこれも挑戦したいと、様々な洋書を買ってしまいました。読了した本はそう多くありませんが、明らかに読みやすい本と読みにくい本があることに気づきました。読みやすい本と読みにくい本の特徴を紹介します。

読みやすい本は、ビジネス書(自己啓発本)How to 本子供向けの本の3種類です。何を当たり前のことを……って感じですみません(笑)これらの本は概して平易な英語で書かれていて、読みやすい本が揃っています。アメリカには読みやすくて仕事の参考になるビジネス書がたくさんありますから、知りたいことを勉強しながら英語力を上げることも可能でしょう。How to本でしたら”for Dummies”っていう分かりやすいシリーズがあり、それがオススメです。

逆に読みにくい本は、小説伝記新聞などです。哲学書とか他にもいっぱいありますが、取り敢えずその3つです。まず小説は難解な単語や、作者独特の文体があり、だいたい読めません。私は大学で英文学を専攻していたこともあり、英語の文学を英語で読むことをもともと目標にしていたのですが、かなり苦戦しています。ハーマン・メルヴィルとかヴァージニア・ウルフとか読んでみましたが、サッパリです。ヴァージニア・ウルフは特に難解な文体を使っており、ネイティブでもよく意味が分かんないと思います。

伝記は一見すると読みやすいと思うと思います。起きたことが書かれているだけですから。でも実際読んでみると内容がいっこうに入ってきません。私はSteve Jobs (Walter Isaacson著)と、Moonwalk (Michael Jackson著) を購入してみました。どちらも超有名人の伝記だから楽勝だろうと思ったら、意外と苦戦します。何故文章が分からないかと言うと、固有名詞が多いことと、アメリカの習慣を知ってないと分かりにくい、ことが原因です。

固有名詞は、例えば日本だったら「大阪」と言うだけで、日本人はあるイメージを持ちます。おばちゃんとか、タイガースとか関西弁とか。しかしニューヨークとかロサンゼルスとか言われても、我々にはよく分からない。だから、固有名詞が出まくる伝記は難しいんです。

全く同様の理由で新聞は読みにくいです。固有名詞のオンパレードですからね。知らん会社や知らん土地の話を読んでも面白くないんですね。国際情勢のニュースなら良いかもしれません。世界の有名な都市のニュースは日本語でもよく聞いているので、それが英語になっただけですから分かりやすいです。固有名詞が多い本は最初のうちは避けましょう。

というわけで、最もオススメなのはビジネス書(自己啓発本)です。ビジネス書というのは、ビジネスという世界共通の習俗の範疇で書かれているから読みやすいんです。我々もバックグラウンドを共有しているんですね。それが単に英語の語彙と文法によって書かれているだけだから分かりやすい。

手初めに、私がKindleで読んで、凄く分かりやすかった&ためになった洋書を紹介します。

Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery (2nd Edition) (Voices That Matter)

The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience

どっちもプレゼンテーションのノウハウの本です。やはりプレゼンテーションの本ということで、分かりやすく伝えることに主眼が置かれており、この本自体の英語も凄く理解しやすいです。そして、プレゼンテーションのコツを学ぶこともできます。日本語訳を買うより洋書をKindleで買う方がかなり安価なのも利点ですね。

リーディング力強化のためには洋書を読むこと、特にビジネス書がオススメです!早速上記のプレゼンテーションの本から読んでみましょう!!

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