この本を読み終えました。
終わるまで3ヶ月かかりましたよ。500ページは流石に長い!
最初のダイヤモンドの採掘の話は面白くて、月並みな言葉で言えば、ハラハラドキドキの展開でページをめくる手が止まらない、だったので大いに期待できるストーリーでした。しかしそれはまだ、全編を通した主人公は生まれてもいなかったのです。
全体の4分の1ぐらいのところであっさり主人公が交代しました。まあそのあたりはまだ面白かったです。
が、半分を過ぎたあたりから全然面白くないんですね。最後の方は苦痛でした。でも大ヒット小説だし、結末を知りたかったので我慢して読みました。
すると別に結末も、それで終わり?って感じで、たいした話ではありませんでした。
親子4世代に渡り作中で100年が経過する壮大なストーリーと言えばまあそうなんですが、作者が貯めていた小説のネタ4つを親子にして強引に1つの小説にしただけなんじゃないの?と思います。
大衆小説に過度に期待してはいけませんね。半分ぐらいのところで止めとけば良かったです。
英語は読みやすく、最後まで通して読むことができました。途中理解の怪しいところはありますが…。
ただ、いくら英語が読みやすいからと言って、もうシドニィ・シェルダンの本は読まないでおこうと思いました。