文法力強化編

色んな説がありますが、やはり英語を理解するために大事なことは文法だと思います。文法と言うと退屈なイメージですが、何も我々は退屈なことをするために文法を学んだわけではありません。文法は凄く便利なものなのです。

日本の学校のカリキュラムでは、中学校と高校の授業で英語の文法をひと通り習います。高校の授業で出てくる文法をマスターすれば、全ての英語表現を理解し、また、自分の表現したいことを英語で書けるようになるハズです。

しかし、実際には高校で習う英文法は複雑過ぎてマスターするのは至難のワザでしょう。しかも、マスターしたところで、実際の英会話のシーンなどではそんな複雑な文法を使って英作文していたら間に合いません。実用的な英語力を身につけるためには高公式の文法学習には深入りしてはいけません。大学受験が終わったら、高公式の英語とは離れるべきです。

私は自分の英語学習において、1回だけ、悟りを開いたと言えるほどに自分の英語力が上がった瞬間があります。それは、大西泰斗先生の文法書を読んだ時です。この先生の本は、他の凡百の文法書とは違いました。有名な『ロイヤル英文法』の類は確かに英文法を網羅していますが、文法が何故その意味を持つかは書いてありません。辞書と同じ役割しか果たさないんです。しかし大西先生の本は、英文法に対して、語順の意味など、掘り下げたアプローチが書いてあります。

大西先生は多数の本を出していますが、どれも同じような内容なので2冊の本を読めば充分だと思います。まずは

ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力 (Native speaker series)

これは私の人生を変えた本でした。高校3年生の12月、名古屋の予備校で模試を受けた帰りにジュンク堂で見つけたこの本を買っていなかったら……別の人生があったと思います。英語の語順に意味を与えるという画期的なアプローチで英文法を説明したこの本のおかげで、私の英語観が変わりました。

「単語が並んでいると、後ろの単語は前の単語を説明する役割を持つ」

このシンプルな説明に当時私はものすごく感動しました。是非読んで欲しい1冊です。

もう1冊は

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

この本は大西先生の集大成的な本なので、これさえあれば他の文法書は必要ありません。まずは通読し、その後は問題集を解く時や英作文をやる時に浮かんだ文法の疑問を解消するために随時参照すると良いでしょう。座右の書です。

文法力強化と銘打ちましたが、正直、上記2冊の本を読むこと、としか言いようがありません。それぐらい有効な本です。

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