その1の続き
高校に入学してからは、英語は若干の苦手科目でした。というのも、私は数学が苦手過ぎて、英語に対してはさしたる記憶が無いぐらいです。
私の通っていた高校はとにかく数学のレベルが高く、定期試験でさえ、私レベルでは問題用紙が配られた瞬間に解ける問題が1問も無く即死することが頻繁にありました。それぐらい私は落ちこぼれていました。
大学入試は数学の必要ない大学を受けようと決めていましたが、とりあえず高校を卒業しなければなりません。定期試験の単位合格さえ私は四苦八苦でした。
趣旨が反れました。英語に話を戻します。英語に関しては、高校の中で真ん中よりちょっと下ぐらいのレベルをずっと続けていました。全国模試なんかの偏差値では55ぐらいはあったと思います。
やはり翻訳と英作文、文法問題が中心の高校英語ですから、あまり好きではありませんでしたね。英語でコミュニケーションしたり、情報収集をする喜びが無いですからね、高校のカリキュラムには。当時は2004年でしたから、もうちょっと先進的な英語の授業が行われていても良さそうなものですが、我が校の英語の授業は極めてトラディショナルなものでした。
とりわけ私のヤル気を削いだのは、文法学習だったと思います。Next Stage っていう問題集を学校で買わされて、宿題としてそれをやらされていました。Amazonのレビューでも見てもらえば分かるんですが、これがもう、ダメな問題集でして、無味乾燥な問題に分かりにくい解説と、英語を嫌いにさせるために最良の本でした。受験用の参考書だったら実況中継とか、もっと分かりやすい本をやるべきでしたが、高校の教師というのは生徒に知恵を付けさせるのを嫌い、本当にためになる勉強法を提示しないことがあるんですね。教師という権威を保つためなのか、そもそも彼らの勉強能力が低いのかは分かりませんが。
そんな状態でしたから、私は偏差値55のまま高校3年生、受験の年を迎えたのでした。
その3へ続く
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