先日、こんなことがありました。
40代の同僚と仕事で電話。
「ところで全然変わるんだけど、グプタ君って英語得意なんだって?」
「ええ、まあそうですけど」
「ウチの息子が今度中3なんだけど、英語が苦手でさあ、何か良い方法無いかな?スピードラーニングとかって効果あるのかな?」衝撃を受けた。石川遼は罪深いわ!!
— グプタ (@ToeicGupta) 2016年3月9日
石川遼君が宣伝したスピードラーニングは、石川遼君が上手に英語を話すせいで、多くの日本人に、聞き流すだけで英語を話せるようになるという誤解を与えてしまいました。そんなことあるわけありません。中学生の息子さんは、三単現のsとかbe動詞とか、基本的なことからコツコツと勉強し直すのがベストでしょう。
英語をかなり勉強してきた人の間では、聞き流しは効果が弱い学習であるということをよく聞きます。リスニング系列の学習だったらシャドーイングやディクテーションのように、もっと集中して聞くトレーニングの方が効果があると定評があります。
しかし、やはり歩いてたりブログ書いてたりする時はどのみち勉強はできないので、聞き流しにも一定の出番があるのではないかと最近私は考え直しています。
そこで米国版のAudible.comの出番です。これは、洋書をかなり聞き取りやすい朗読をしてくれますので、聞き流しでも聞き取ることができ、学習効果があるのではないかと思っています。TOEICのリスニングで400点ぐらい取れれば聞き取れるでしょう。
Audibleはリスニング学習のツールとしては衝撃的なものだと思います。ぼーっとしがちな時間にリスニングしながら洋書を読めるというのは凄いことなんじゃないでしょうか。
すぐに見るのが面倒臭くなるTEDなんかよりも、私はAudible.comに凄い可能性を感じています。