ショーンKが見せてくれた夢

先週、世間を騒がせたニュース。ショーンKという人が経歴詐称をしていたそうです。オープンキャンパスに行っただけでハーバードMBA卒ということにしたり、世界に支店があるコンサルティングファーム、「ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッド」を経営していると言って、実は実体の無い会社だったとか。

誰も彼の経歴詐称に気づかず、ありがたがって大企業や官公庁が彼に講演を依頼していました。大企業や官公庁のオッサンがどれだけ権威主義か分かって面白いですね。

しかし10数年も騙してきた彼の能力は、相当なものです。まず、英語力は詐称でなく凄いです。ハーフというのも嘘で普通の日本人なのに、まるでネイティブのような英語を話します。

 

彼はきっと日本で凄まじい努力をしてこの英語力を身につけたのだと思います。これは詐称ではありません。英語力は話すと分かってしまいますからね。

1年前にTOEICで900点を取ってから、私の英語熱はかなり下がっていました。しかし先月、通訳ガイド新人研修に行って、再びやる気の火が灯りました。そしてさらに、ショーンKが燃料を投下しました。

ショーンのハッタリは、英語力という本物の実力に裏打ちされたものでしょう。彼の壮大な嘘は英語力という土台の上に作り上げられたのではないかとさえ思います。

ショーンは努力して勉強し、人生のドリームを掴みました。

英語が話せても他に何かできなきゃ意味が無いとか言う人はいつの時代も居ますが、耳を傾けるべきではありません。他に何もできない人こそ、英語力で突き抜けるべきだと私は決意を新たにしました。もっと英語力を身につけてから他のことを学ぶべきだと今は思っています。

辛い時はショーンの動画を見てヤル気を出し直しましょう!人生はどんな風にでも演じられます。(彼は演じ過ぎちゃったわけですが…。)

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