年齢と英語力の話

今日はいつものボランティアガイドをしていたのですが、高校生の会員と知り合いました。

勉強熱心な高校生だな…ぐらいに思っていたのですが、ゲストと英語をしゃべらせてみたら私より上手い英語を話したのでびっくりしました。むりやりTOEICに換算すると満点ぐらいの実力を感じました。

俺はいったい、今まで何をやっていたんだ……と思いましたね。毎日毎日、仕事から帰ってきたら英語を勉強、そもそも大学では英文学をやっていました。ちょっとTOEICで950点取ったからと言って、俺の英語力は高校生以下か……と落ち込みました。しかも彼は帰国子女では無かった。

こういう勝負は、早いうちに降りた方が良いです。英語の上手さで言ったら、それこそネイティブバイリンガルの帰国子女なら10歳でTOEIC満点を取ってる人も居るでしょう。若くて英語が上手い人は、腐るほどいます。そもそも東大に行けなかった時点で、東大に行けた人たちに圧倒的に負けている。

人と比較するんではなくて、自分の人生の中で英語を覚えたいからやる、TOEIC満点を取りたいからやる。という思考で居た方が良いです。

まあ実際は先述の通りの若い人と自分を比較して自分を奮い立たせてモチベーションにするという面もあります。しかし彼らにはその土俵では絶対勝てないので、あまり深く考えるべきではありません。

私自身、人と比較すべきでないと常々言っていますがこれは自分自身に言い聞かせているようなもので、なかなか実行できません。なので何度でも書きますし、言います。

そもそも英語の上手さとか数学ができるとかと言うのは、突き詰めていくとオリンピックに似た、不毛な戦いです。どんなに頑張っても、常に上が居ます。最終的には敗者になるためのゲームです。

人生の成功は、心の持ち方一つで変わったり、もっと得体の知れないものなんですよね。もちろん私は、それでも英語を勉強しますが、本当にフォーカスするのは、自分の人生の充実であるべきだな、と思いました。

 

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