AnkerのSoundCoreポータブルは英語学習にマジでオススメ

先月、AnkerのSoundCoreポータブルという商品を紹介しました。

Anker SoundCoreポータブルのレビュー
http://toeicgupta.com/?p=1285

これは、英語学習をする人にはかなりオススメであることが分かりました。

なんと言っても持ち運び安いことと、電池の持ちが良いことが最高ですね。

持ち運び安いので、いろんな部屋で使えます。スマホやタブレットのBluetoothは常にオンにしておいて、スピーカーは使う時に電源をオンにします。軽くて持ち運び安いし、ペアリング可能距離が長いので、スピーカーだけ持って部屋を移動しても大丈夫です。再生ボタンを押すだけで、すぐに英語が流れてきます。

これによって、ストレス無く常に英語を聞き続けることが可能になります。英語ラジオでもキクタンでもTOEICの公式問題集でも、何でも常に聞くと良いと思います。

あと電池の持ちが予想以上に良いです。先月買った時にフル充電して以来、1ヶ月近くほぼ毎日使っていますが、まだ2回目の充電をしていません。使い方にもよりますが、相当電池の持ちが良いのは間違いありません。

このスピーカーを使い始めることで、英語リスニングライフはかなり良くなるのではないかと思います。

とにかくオススメの商品でした!!

英英辞典の暗記を開始して半年

英英辞典を丸ごと暗記すると宣言してから半年が経過しました。

『英英辞典の暗記を開始します!』
http://toeicgupta.com/?p=1133

こちらの辞書の英単語を暗記しています。

まずは最初の作業、最後のページまで目を通して、覚えてない単語をチェックするという作業を終わらせました。そこからが本番の暗記という作業の開始です。

現在、100ページぐらいまで来ました。約5分の1です。

と言うと、そこそこ良いペースで進んでいるように聞こえますが、100ページまで完璧に覚えたというわけではもちろんありません。復習のために見返すと、全然覚えて無くて、落ち込みますね。

以前、菊池健彦さんという方の英語学習セミナーに参加した時に、菊池さんが英単語を忘れることに対して

「腹が立つ」

と何度も仰っていました。これは本当に気持ちが分かります。覚えても覚えても忘れるので、自分に腹が立つんですよね。

英英辞典の暗記という学習法を始めたのは、この本に触発されてのことでしたが、

別にこの本には、簡単に覚えられる凄い裏ワザが載っているわけではありません。語義を隠して覚えているかチェックするのを繰り返す、電子辞書のヒストリー機能で復習する、みたいな普通のことやちょっとしたテクニックが載っているだけです。肝心の記憶することに関しては、根性で覚えるしかないのです。

英語の勉強自体、好きでやっているので辛いと思ったことはありませんが、さすがに全然覚えられないのは落ち込みますね。

また、取り敢えず件の辞書に載っている単語で覚えてない単語は全てチェックしたのですが、そうすると、こんな単語一生使わないし見ないんじゃないか?という疑念に駆られてきます。

例えばこの辞書には”catch-22″という単語が掲載されています。この単語の意味は「どうもがいても解決策が見つからないジレンマ」という意味で、同名の小説が元になってこういう意味になっています。

これを、HiNativeというサイトで英語のネイティブスピーカーに、この単語知ってる?と聞くと、

「意味は知ってるけどほとんど聞かないし自分は言わない」

という答えが返ってきました。まあこの単語はかなりマニアックなので、知らなくても良いんではないかと思いますが、多くの難しい単語は同じように、こんなの覚える必要あるのか?という気にさせてくれます。

実際、流暢に英会話したいなら、難しい単語は覚える必要が無いと思います。それより、go, get, come みたいな基本的な単語の意味の広がりを理解していたり、それらの前置詞との組み合わせを知っている方が、英会話の役に立つと思います。

難しい単語はだいたい、ラテン語かギリシャ語から英語に流入して来た単語です。また、1066年からイングランドはノルマン人(当時のフランス人)に支配され、英語にはフランス語の語彙が大量に流入しましたのでフランス語由来の単語も多いです。フランス語自体がラテン語から派生してできたので、これもラテン語由来と言って良いでしょう。

これは日本語において難しい単語が中国から入ってきた単語が多いのと非常に似ています。日本語に関してはそういう言葉は漢字で書かれているので区別しやすいですね。

日本語に関しても、日常会話を流暢に話したいなら、「忖度」「反芻」「魑魅魍魎」みたいな漢字熟語を覚えるよりも、「てにおは」の使い方をマスターした方が良いでしょう。

しかし、難しめの本を読もうとしたら、日本語なら漢字を覚えなければなりません。私達は小〜中学生の時に漢字ドリルの宿題を散々やりました。その結果として、新聞や本が読めます。それと同じで、英語ならラテンやギリシャ由来の難単語を覚えることは避けられません。今、ラテン由来の単語を覚えるために、語源を活用した単語暗記の本をいくつか読み直しています。また別の記事で紹介しますね。

英英辞典の暗記は果てしない道のりですが、まだまだ続けていきたいと思います!

インタビュー記事を執筆中

すっかり更新が止まってしまった企画、「満点ホルダーに会いに行く」ですが、久々にインタビューを実施しました。

先日、TOEIC満点の花嫁さんに、インタビューさせていただきました。今、インタビューの音声を文字にしています。

録音した音声をそのまま公開する方が圧倒的に手間がかからないのですが、相手のプライバシー保護のため、また編集をするためにいつも文字に起こしています。

今回は、どの参考書が良いとか音読の変わったやり方とか、そういう話はありません。代わりに、TOEICで満点を取るための心構えを聞きました。

公開までもう少々お待ちください。

 

Anker SoundCore ポータブルのレビュー

ANKERのSoundCoreというBluetoothスピーカーを買いました。
買うつもりは無かったのですが、Amazonがプライムデーで安売りやっていたので、つい買ってしまいました。衝動買いですね。約3000円で買いました。
以前から、BOSEのSound Link Miniというスピーカーに憧れていました。

小さいのに圧倒的なパワーのあるサウンドに聴き惚れましたね。最近自分が音楽を聴かなくなったのは何でもスマホで聴けるけどこういう良いサウンドで聞くデバイスを持ってないからかな、と思ったりしてね。

そして、Bluetoothで再生ですよ。Amazonプライムのストリーミング再生で、無料で聴き放題ですよ(Amazonプライムの会費を払っています)。

そしてこのANKERのSoundCore、外観がなんとなーくSound Link Miniと似てるんですよね。そして値段はプライムデーの安売りで約3000円でした。約7分の1ですね。機能としては同じくBluetoothで再生するデバイスなので、あとは音質の差だけです。

このANKERというメーカーは、安くて良い製品を出すことに定評があるので、ひょっとしたら音質も違いが分かんないぐらい良いんじゃないかと期待しました。私なんてそんなに音楽に詳しいわけではないですからね。

さて今日、スピーカーが届いたので早速使ってみました。

簡単にBluetoothペアリングできて使いやすいです。そしてスタイリッシュな外観で、かなり期待できます。果たして音質はどうなのでしょうか?

Sound Link Miniには全然敵いませんでした!!あれを聞いた時の、おお!凄え!!って感じは一切ありません。まあ値段が約7分の1でしたからね。音質が一緒だったらBOSEの製品なんて誰も買わなくなります。

SoundCoreは、そんな高級品と比較さえしなければ、安くて使いやすい、とても良い製品だと思いました。
英語学習用のスピーカーにいかがでしょうか?

『勝間式超ロジカル家事』のレビュー

勝間和代の『超ロジカル家事』という本を最近読みました。これはかなり面白い本でした。

ちょうど10年前、勝間和代の自分をGoogle化する方法という本を読んで英語の勉強を始めました。勝間和代という人は、私の人生を変えてしまった人だと言えますね。

その後の勝間和代は女は結局キレイが勝ちとか、よく分からない本をたくさん出していましたが、これは久々に私的にヒットする本でしたよ。

これは、効率のいい家事を追求する考え方、具体的なテクニックについて書かれた本で、料理、洗濯、掃除、片付け、家計簿(お金)について、小さな工夫が書かれています。

勝間和代という人は、本当に小さな工夫を積み重ねていく人なんですね。例えば魚焼きグリルにトレイを使うだけでグリルの片付けが劇的に簡単になるという話が書いてあって、早速私もこのグリル用のトレイを買ってみました。(本で紹介されているトレイとは微妙に違います)

これが大正解で、本当にグリルの油汚れの片付けが簡単になりました。魚焼きグリルの油汚れを落とすのって本当に面倒臭いですよね。

あと、勝間和代が力説しているのが、ヘルシオオーブンと、圧力IH鍋です。

蒸し料理にハマっているそうで、野菜はほとんどヘルシオで蒸してから、圧力IH鍋で自動で煮込むそうです。

これに関しては私は、やり過ぎかな、と思いました。レンジで蒸すなら電子レンジでやれば良いし、圧力IH鍋よりも普通に鍋で煮た方が片付けが簡単なんじゃない?と思いました。とはいえこれらは、本当に仕事が忙しくて、それでも家事もしたいと言う人にとっては便利だと思います。私のような暇人は、鍋でぐつぐつ煮て料理をすることにします。

総じてこの本は、本当に買って良かったと思います。家事を効率化したい人は買って損はないでしょう!

唯一欠点があるとすれば、家事が楽しくなってしまって、余計に家事に時間を使うようになってしまう可能性があることですかね。

外国語はいきなりネイティブスピーカーに教えてもらうのが良い

スペイン語の勉強を細々と続けています。

オンラインスペイン語会話のスパニッシモをやっています。今のところ、2ヶ月で通算、24時間10分の授業を受講しました。

そこで気付いたのですが、語学学習は、いきなりネイティブスピーカーとマンツーマンで勉強し始めるのが最高ですね。

まずは文法の勉強が大事と言う人も居ますが、0から始める時は文法もネイティブスピーカーと会話しながら教えてもらうのが良いですね。

もちろん、私は全然話せません。しかし、授業中は覚えたての単語でなんとか会話をしようと必死です。無理やりでもスペイン語を話そうと脳がフル回転している感覚ですね。

すると、スペイン語の回路が開けてくる感覚があります。先生との会話の中で、

Estudial espanol todos los dias.

ぐらいのスペイン語が絞り出されます。私はスペイン語を毎日勉強します。という意味ですのでネイティヴ講師にとっては、日本語で言えば

「ワタシハニホンゴヲマイニチベンキョウシマス」

という文章を聞かされているような感じでしょうか。お金をを払っているので、そんな私にも根気強く相手をしてくれます。

当然、こんな会話を続けていては、その次のレベルには到達できません。次の段階で、単語や例文を暗記していく必要があります。この段階は、その前に必要な本当に最低限のスペイン語の回路を開く作業になります。じゃあ最低限の文法とは何なのかというと、スペイン語のセンテンスを、上記のような稚拙な内容でも、講師との会話の中で何とか作れるようになることだと思います。

英会話に関しては、初めて英語を勉強したのが13歳の時で、初めて英会話の授業を受け始めたのが23歳の時でした。英会話をするまで10年もかけてしまいました。これは、英語力全体の上達にとって、良くなかったと思います。英会話をした方がもっと早く英語の回路が開けたと思います。

というわけで、語学学習は、いきなりネイティブスピーカーから教えてもらうのが最高だと思います。

『スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界』のレビュー

スペイン語の勉強が意外と続いています。同時に、英英辞典を使って難しめの英単語を暗記していて、難しい単語と言うとやはりラテン語から英語に流入している語彙が多いので、どうせならラテン語と似ているスペイン語の単語と難しい英単語を同時に覚えてしまおうと思い、この本を読みました。

通して読んでみたところ、なかなか良い本でした。スペイン語と英語を両方とも勉強している人にはとてもオススメです。

スペイン語の基本的な動詞は、英語の基本的な動詞と、似ているわけではありません。なぜなら、英語の基本的な動詞はゲルマン系の語彙が元になっているため、ラテン語が元になっているスペイン語と同じ単語が派生して分かれたわけではないからです。

例えば、英語のcomeにあたる動詞はスペイン語ではvenirと言うんですが、comeとvenirは似ても似つかないので、英語と関連させようとすると覚えにくいですね。comeというスペイン語の単語もありますが、これは「食べる」という意味で、英語のcomeとは全く違った単語です。しかし、venirの「ven」というパーツは、英語のadvent (到来する)やvenue(会場)など、「来る」ことと関係のある単語の語源になっています。英単語の「ven」というパーツを見て、来ることと関連させて暗記する手がかりになります。長めの英単語はラテン語が語源になっている単語が多いですね。ちょうど、難しい日本語はだいたい中国語からの外来であるのと似ています。

venirの例では、逆に、adventという英単語を既に我々は覚えているので、venirというスペイン語を覚える手がかりにできます。comeと関連付けるのではなく、adventと関連付ければ良かったのです。

あと、これは!!と思った単語に、英単語のcurfew があります。これは英検1級の語彙問題の頻出単語として、よく単語帳に載っている単語で、意味は「夜間外出禁止令」です。よく単語帳で見るのですが、「夜間外出禁止令」という日本語を人生で使ったことが無いため、なんだそれ!?と思っていました。「門限」という意味もあるのに、だいたい単語帳には夜間外出禁止令と載っているので、馴染みが無いなぁと思っていました。

curfewの語源も、この本で紹介されていました。スペイン語ではこの単語はcubrefuego という単語です。その語の成り立ちは、cubre (coverに相当する) + fuego (火) です。火にカバーするから消灯、消灯して夜間外出禁止令をするわけです。curfewと言う単語は英検1級出題単語の中でもかなり覚えにくいこの単語は、この説明を読んで、ようやく覚えられました。難しい英単語は、語源の話などで記憶のきっかけを作った方が良いことがあるのです。

そんな感じで、スペイン語の基本的な語彙と英単語の語源の関連をたくさん紹介してくれる本でした。

英語とスペイン語を両方勉強している人、もしくは英語のラテン語由来の語彙に興味がある人は、是非読んでみてください!

『英単語連想記憶術』のレビュー

引き続き、この英英辞典を暗記しています。

難単語も機械的に暗記対象に選んでいるため、非常に覚えにくい単語ばかり暗記しています。今までの勉強で、語源で覚えられる単語や、出現頻度が多い単語は、既に覚えてきました。今回の辞書暗記プロジェクトは、それでも覚えなかった、比較的マイナーな単語がターゲットになります。なので常に苦戦しております。

前回の記事では、こちらの暗記に関する本を紹介しました。

こちらの本で、

「意図したときに情報を思い出せるようにするには、手がかりと関連付けなければならない。」

ということが記憶に関する基本的な理論として紹介されていました。

これを英単語の暗記に当てはめると、単語を見た時に、意味を思い出す手がかりと結びつけば、意味を思い出しやすいということになります。

これは何のことを言っているかと言うと、語呂合わせですね。英単語を見た時に、語呂を思い出し、それが意味と結びついていれば、意味まで思い出せます。

単語の語呂合わせというと、大学受験では古来より使われてきたテクニックですよね。私も、古文に関してはゴロ513(後にゴロ565)という参考書で語呂合わせによって古文単語を大量に暗記しました。

この参考書、アホくさいゴロがたくさん載っていて、お気に入りでした。全てのゴロを覚えた時、古文はかなり得意科目になっていました。ちなみにお気に入りのゴロは

「「あ」から「さ」までは、ついちょっと」

です。古文単語の「あからさま」というのは、ついちょっと、という意味になります。それを、語呂合わせによって覚えてしまうわけです。

古文単語の暗記は、古文と言っても日本語なので古語と現代語で意味的な繋がりが大きく、良いゴロがたくさんあったように思います。英単語をゴロで覚える暗記法があるのは当時から知っていましたが、古文と違ってムリがあるだろうと思って敬遠していました。

しかし、今やっている英単語の暗記は本当に取り付く島もない単語ばかりなので、あらゆる暗記テクニックを総動員してやる必要があると思いました。そこで私もようやく、この本を買いました。

語呂合わせで英単語を覚えることを趣旨とした単語帳です。

正直、この本自体は、そこまで有用な本では無いと思います。それは以下の理由によります。

  1. しょーもないゴロが多い
  2. 掲載単語が基本的過ぎる
  3. 掲載している語義説明がイマイチ

しょーもないな、と思ったゴロを紹介します。

persuade パスへ努力するよう説得する

reason 理存とは理性が存在すること

recover 理科(の成績)ば回復する

これらのゴロは、ゴロ自体があまり覚えやすくなく、またこういう重要な単語は普通に暗記してしまった方が早いのです。

ですがそれでも、私はこの単語集をオススメしたいです。特に、単語をたくさん覚えようとしている人に。

ゴロとしてよくできているものも、イマイチなのもありますが、全ての掲載単語にゴロを付けていることに執念を感じます。

また、実はイマイチなゴロこそ、我々の勉強のヒントになります。語呂合わせ暗記に挑戦すると、

「こんな英単語でどーやってゴロを作ったら良いんだよ!」

という難題に必ずぶち当たります。それを、「理科(の成績)ば回復する」とか、無理やりゴロにするセンスを養うことができます。「ば」という方言を使うところがポイントですね。こういう発想が大事です。

単語集としてはイマイチでも、ゴロ作りのセンスを養うためにはかなり良い本なのでオススメです!!

実はもう1冊、ゴロで覚える英単語の本を買いましたので次回の記事で紹介しますね。

『一流の記憶法 あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく』のレビュー

引き続きこちらの英英辞典の暗記をしています。

相変わらず、なかなか単語が覚えられず、忘れまくる自分に腹が立ちます。これだけたくさんの単語を暗記するのだから、何か記憶法を使った方が良いと思い、記憶法の本を買ってみました。

『一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく』

この本、298円で買えましたが、内容は大当たりでした。何かしらの試験勉強をしている人は必読と言っても良いぐらいの優れた内容です。

構成は、まず記憶のメカニズムを説明し、その次に実践的な記憶法を紹介しています。

まず記憶のメカニズムですが、覚えるためには、思い出す訓練が大事のようです。であるので、単語を見ながら何度も声を出すというのは、あまり意味がありません。思い出す訓練をしていないからです。

ただ、何度も声を出すのは、経験上、有効だと思っている人も多いと思います。私もそうです。今までそうやって単語を覚えてきました。これは、何度もテキストを見て、その度に、少しずつだけど意味を思い出す訓練もしていたので、覚えることができたのだと思います。

有効なのは、時間を開けて、何度か思い出す訓練をすることらしいです。それによって長期記憶に定着します。脳科学者の池谷裕二先生も、記憶するためにはアウトプットすることこそ大事だとこちらの対談で言っています。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9640

ちなみにこの対談、ライフネット生命創業者の出口治明氏と池谷裕二先生の対談で、めちゃくちゃ面白いのでオススメです。

本の後半では、実践的な暗記法が紹介されます。オカルトに走ること無く、非常に正統派かつ、有効な方法が紹介されていて素晴らしいです。

暗号化したり、記憶のひっかかりを作る方法などが紹介されています。こららは訓練が必要な方法ですが、練習すれば必ず記憶の強力な補助となります。そしてこういう方法で記憶していくことが、記憶力そのものを強化する訓練にも繋がります。

身体の部位に番号を振って、順番に物事を覚えていく方法や、頭文字を取って並べる方法は、順番を覚える必要がある歴史の試験などには有効ですが、我々が目的としている英単語の暗記にはほぼ使えません。

英単語の暗記に使えるテクニックと言えば、やはり語呂合わせだと思います。英単語の語呂合わせと言うと、kennel という単語を覚えるために、犬が寝る小屋 → 犬寝る → ケンネル と覚えるみたいなしょーもない語呂が多くて、敬遠している人も多いと思います。ですが、記憶のひっかかりを作るには、それすら実行した方が良いと思うに私は至りました。

次回の更新では、英単語の語呂合わせについて掘り下げて書いていく予定です。

とりあえず、『一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく』はオススメの本です!!

相性の悪い単語をどう覚えるか

英英辞典の暗記をしていると、相性の悪い単語をどうやって覚えるかがキーになります。

辞書を通読してチェックした段階では、パッと見て意味が分からない単語ということで一律にチェックしていきましたが、実際は、なんとなく意味を知っていたり語源で意味が分かるものと、全然分からない単語に分かれます。

全然分からない単語のことを、この本では、

相性の悪い単語、と呼び、覚え方が書いてありました。その方法は、

電子辞書で意味を調べて、ヒストリー機能を毎日見て、覚えていなければその単語の画面を再度開いて意味を確認する。翌日ヒストリー機能を使い、その単語を見て、意味を覚えていなければまた画面を開く。するとその単語がヒストリー機能の一番上に移動する。他にも相性の悪い単語は電子辞書で引き、毎日復習し、覚えていなければその単語の画面を開いてその単語をヒストリーの一番上に移動させる。

というやり方です。ヒストリー画面と言うと、だいたいこんな感じですよね。

これは私が、全然覚えられないわ、と思った単語が並んでいます。気が向いた時にスマホの電子辞書を立ち上げて、ヒストリーを見ると、これがまた全然意味を覚えていないんですね。そして意味を確認すると自動的にリストの一番上に来るから、なかなかヒストリー画面から消え去ってくれません。

これは画期的な方法ですが、これだけではやはり覚えられません。そこで、致命的に相性の悪い単語はノートに書きだしてみました。

abdicate とか abject とか、何度見ても忘れます。しかしaberration はようやく覚えました。このあたりは、何か各個人の脳との相性の良し悪しがあるのかもしれません。

この作業をAから順にやっていくので、途方もない時間がかかります。最後までできるのか!?と常に不安です。

しかし決めたことなので、やっていきます。