その5の続き
英文学専修に進んだ私、は英語の勉強に熱心ではなかったと言っても、たまに授業で英文を翻訳しましたし、またTOEICの勉強も、ほんの少しだけやっていました。あとは、洋楽を聞くとか、ぬるい勉強はちまちまやっていました。
いちおう、もう1回TOEICを受けてみることにしました。申し込んだら勉強するだろう、と思って軽い気持ちで申し込みました。2年生の12月のことでした。
結果は490。
前より点数悪くなってるじゃーん_| ̄|○
前回は受験勉強の記憶もまだある時でしたから、当然と言えば当然かもしれません。今回の惨敗で、私は逆襲の意欲に燃え……ませんでした。もうTOEICやりたくないわ、と思いましたね。
だいたいTOEICなんて、架空のレストランの宣伝とか企業の求人とかばかりで、題材が面白くないと当時思ったんですね。今は逆にその架空の世界のおかしさが面白いと思ってるんですけど。
大学でやっていたのがTOEICと逆向するアカデミックな英語だったのもありましたし、私はもう当分TOEICは受けないと決めました。TOEICの勉強のために、くだらん文章を読んだりするのは無駄だと思ったんです。
で、本当に英語ができる人はTOEICの対策なんてしなくても900とか取るじゃないですか。だったら自分も、英語力を上げてからTOEICを受けた方が効率が良いんじゃないかと。
それからと言うもの、私は25歳になるまでTOEICの勉強を5年間全くしませんでした。代わりに、英語は自然に勉強しようと決めました。
- 聞く音楽は全部洋楽にする
- 英語のニュースを聞く
- 簡単な洋書を読んでみる
こんな感じで、普段無意識に日本語で行っていることを英語に変えてやってみました。
結果的にはこれらのことはおそらく効果はあったのでしょうけど、なかなか成果が見えにくいので、あまり効果的ではないと思います。だいたい、洋楽なんて今でも全然聞き取れませんし、普通に読みたい本を読むと洋書もほとんど理解できませんし。まぁやらないよりはやった方が良いと思います。あとは、難易度を下げてやることが大事ですね。
例えば洋楽だったら、エミネムみたいに弾丸でラップするのを聞きたくても、敢えてビートルズを聞く。他にはマドンナがオススメです。ビートルズとマドンナは歌詞が聞き取りやすい歌手のトップ2だと思います。どおりで中学の授業でYesterdayとか歌ったわけです。
洋書だったら、まずは思い切り簡単なのを読みます。私は最初は、勝間和代先生オススメの”Who moved my cheese?” や”Rich Dad Poor Dad”を読んでました。ベタなチョイスですね。これぐらいなら、辛うじて読めました。
そんな感じで、英語に関しては緩い勉強を続けながら、大学生活を過ごして居ました。
その7へ続く
「私の英語歴その6 大学2年生〜4年生 TOEICとの決別」への2件のフィードバック