私の英語歴 その8 サラリーマン2年目 オンライン英会話との出会い

その7の続き

Kindleを購入してから、私の英語学習の中心はKindleにありました。当時興味のあった投資に関する本や、小説を読んでました。小説と言えばこの時期に『チャタレー夫人の恋人』を読んだことが印象に残ってます。この本は日本で発禁になったことで有名ですが、そんなに過激ではありません。暇な人は是非洋書に挑戦してみてください。

そんな私に、英会話にのめり込むきっかけが到来しました。ちきりんという有名な人が、ブログでオンライン英会話のラングリッチを紹介していたんです。以前から英会話ができるようにはなりたいと漠然と思っていた私は、まずは無料体験もあるので、早速登録してみました。

初めてやった時は、もう本当に英語がしゃべれなすぎて、ひたすら恥ずかしかったです。矢継ぎ早に浴びせられる英語の洗礼。フィリピン人はなんでこんなに英語ができるんだと思いましたね。

中でも私を奮い立たせたのは、フィリピン人講師の

“Don’t be shy.”

という言葉。別にシャイなんじゃなくて、英語がしゃべれないだけなんです。これにはイラッとしましたね。絶対英語がしゃべれるようになってやるぞと思いました。

ラングリッチの英会話は、ほぼ毎日、2年近く受講しました。流石に毎日英語を話していれば、話すことに対して抵抗は無くなりました。もともと英文法の知識はかなりあったことが助けになりましたし。

なんとなく、英会話でよく使う表現というのが分かって来るんですね。それは “I’m fine, thank you” とか “Nice to meet you” みたいな決まり文句を暗記することではありません。自分が使う語彙を決めてしまうんです。

例えば「助動詞はcanを使う!」と決めてしまうとかなり話しやすくなると言ったことです。「〜して良いですか?」と聞く時にmay I を使わずに、can I を使う。するとcan I 〜とか、can you 〜 でかなりのことを表現できることに気づきます。レベルの高い英会話は色んな語彙が出てきますが、最初はそのレベルに達していないため、自分が使う語彙を思い切って絞ることがコツです。特に我々受験英語をマジメに勉強した人は語彙だけはそこそこあるため、使う語彙を迷ってしまうんです。

結局大事なのは、ドヤ顔で英語を話すことだと思いました。これは、その夏にシンガポールに旅行に行った時も強く思いました。英会話で必要なのは、文法とか発音よりも、ドヤ顔。自信を持って話すのが一番通じるんです。ラングリッチは私に大事なことを教えてくれました。

私はラングリッチがかなり気に入っており、ラングリッチのセブ島の校舎に、1週間だけ留学にも行きました。この感想についてはまた別の記事で書きます。

その9に続く

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