英検1級の英作文は英語+小論文だ

英検1級まであと1週間となりました。最後の追い込み頑張っていきましょう。

私は最近は、英作文とリスニングを中心に勉強しています。今日は英作文についての考えを書きたいと思います。

英作文は、英検1級の1次試験の中ではかなり英語以外の能力が問われる科目かな、と思います。今日はセンター試験の日なので大学受験に絡めて言うと、

英検1級の英作文 = 英語 + 小論文

みたいな感じなんですよね。英語というスキルは最後に答案用紙にアウトプットする時に必要なだけで、構想する段階では全然英語の試験ではない。「社会」の科目のような知識を材料にして、さらに構成を日本語で考えます。

2016年度からの試験形式の変更により、英作文問題は使用すべき論点が与えられなくなりました。自分の作文の主張を支える根拠を、ゼロから自分で考えなければなりません。これは自由な発想で書けるという面もあるものの、やはり試験の難易度としては上がりました。

ただ、その難しくなったポイントというのが、英語の試験としての難しさではないですね。「小論文」的なスキルが難しくなっただけです。

最近私がやっているのが、英語を書くスキルはこの本

で勉強し、小論文を組み立てるスキルはこの本

で勉強しています。『即戦力がつく英文ライティング』についてはこちらの記事で紹介しました。  『英検1級英作文問題』は、試験に出そうなテーマと、解答に使える論点がたくさん載っているので、暗記しています。

もし合格できたら、またじっくり対策記事を書きたいと思います。

というわけで皆さんもあと1週間、頑張りましょう。諦めたらそこで試合終了です。

『のうだま1 やる気の秘密』のレビュー

昨年末から、脳科学の本にハマっています。正確には脳科学者の池谷裕二先生の本にハマっています。

こちらの記事に書いたように、やる気というものには、

「やる気が出たからやるんじゃなくてやっているうちにやる気が出る」

という原則があることを知りました。これは私にとってコペルニクス的転回で、かなり影響を受けました。

池谷裕二先生の脳科学に関する本の中でも、やる気の出し方に絞った本がありましたので紹介します。

この本はマンガと短めの文章で構成されていて、読みやすいです。シンプルな説明と絵のおかげで、池谷先生の言っていることが非常に分かりやすいです。

やる気を出すためにとりあえず始めてみることの重要性を説いています。脳というものは頭蓋骨の中にあるから、身体を通してしか状況を理解できません。よって、身体を動かすことが大事なのです。楽しいから笑うのではなくて、笑顔を作れば楽しく感じるという実験結果もあります。

マンネリ化というのも脳の働きによっておこります。脳は同じことを繰り返すと重要でないと認識して、続けようと思わなくなるんですね。勉強が続かないのは脳科学的に言って当たり前のことです。そこで変化を与えたり、時には無理やり始めてみたりしてやる気を引き出すことが続けるコツです。

マンネリ化も味方に付ければ、最初面倒くさいと思ったことを習慣化させて継続することもできます。歯磨きなんかはまさにそうで、習慣化してしまえば、やらないと気持ち悪いと思います。勉強も習慣化してしまえばそうなりますね。

著者の上大岡トメさんは英語を勉強しているようで、継続することの例として英語の勉強が採用されています。TOEICの学習を継続するために使えるコツがいっぱいでした。

何かを続けるのが苦手という方は、是非読んでみると良いと思います!

『即戦力がつく英文ライティング』のレビュー

英検1級の英作文の勉強に最適な本を発見しました。

英作文に関して、まさに教科書と言えるべく内容でした。

大きく分けて、センテンスの組み立て方、パラグラフの組み立て方、複数のパラグラフの組み立て方の3つの内容を説明しています。英語らしいセンテンスの書き方、必須表現の説明、論理的な文章の構成について学べます。

等位接続詞、接続副詞、従属接続詞の覚え方が書いてあって、これにはなるほどと思いました。

等位接続詞は頭文字を取ってFANBOYSと覚えます。

for, and, nor, but, or, yet, so

接続副詞はCHIN FAT TO MOMです。

consequently, however, indeed, nevertheless, furthermore, as a result, therefore, thus, on the other hand, moreover, otherwise, meanwhile

最後に従属接続詞は、BE WISE AT WARという覚え方があります。

because, even if, when, if, since, even though, although, though, while, as, whereas

これらの分類は、英作文でBecauseやButから始まる文章を書いてしまわないために重要です。また、TOEICのPart5でも接続詞と副詞の区別は大事なので、TOEIC対策にも役に立ちますね。

FANBOYSのくだりは、英語で書かれた英語ライティングの本に近い内容かな、とも思いました。この本なんかそういう内容だったと記憶しています。

が、『即戦力がつく英文ライティング』の方が日本語で書かれているので学習効果が高いと思いました。やっぱり学ぶなら日本語の本の方が良いですね。英語で英語を学ぶのは理想ですけど。

上記は覚えるための語呂合わせですが、この本は文章の本質的なあり方にも触れていて、なかなか深い内容になっています。特に、全ての文というのはWho + What の要素があるという話です。何か主題に挙げて、それについて記述するということです。これは、文章の読み書きに関して非常に本質的な記述だと思いました。

かなり良い本に出会えたな、という感想です。英文のライティングを学びたい方は、買ってみることを是非オススメします!!!

 

金のフレーズ改訂版発売

ついに待望の単語集が発売されましたね!

金のフレーズの旧版には本当にお世話になりました。550点から860点に一気にスコアアップできたのはかなりこの本のおかげによるところが大きいと思います。

改訂版では200以上の単語を差し替えたそうで、旧版を持っている人も、買い換えるに値すると思います。特に、2016年5月からTOEICが新形式になってから、まだ決定版と言えるような対策書が出ていないと感じているので、現時点での改訂版金のフレーズの存在価値は非常に大きいですね。

現在は英検1級の対策をしているのですが、またTOEICを受けたくなってしまいました。

ガマンして英検1級の勉強します……。

継続できる筋トレのやり方

今日はTOEICと関係ない話です。

2年ぐらい筋トレを継続してやっておりまして、自分でもよくこんなに続いたなーと思っています。

筋トレマニアの友達に聞いたりして、試行錯誤しながらやってきました。筋トレマニアの人はだいたい

「週3回ジムに行ってベンチプレスとスクワットを中心にやるのが一番効率が良い」

と言います。もちろん筋トレ後にプロテインを飲むのは前提で。

これは確かに科学的に言って効率が良いです。筋トレは負荷を上げなければあまり意味が無いらしいのです。腕立て伏せなど家でできるトレーニングは、負荷を増やしにくいのであまり効果がありません。また、週3回ぐらいは時間的にも不可能ではありません。が、英語の勉強など他にやりたいことがいろいろある人は、なかなかそれを継続できません。途中で面倒くさくなって辞めてしまいます。事実私も、週2回ジムに行っていた時期がありましたが、挫折しました。

一回ジムに行って30分トレーニングする場合、移動時間で40分、着替えで10分、筋トレ後のストレッチで10分かかり、トータルで90分かかります。これは地味に面倒くさい。

そこで、ジムに行かないからと言って、トレーニングを完全に辞めてしまっては意味がありません。どうせなら、自重トレーニングでも継続してやった方が良いと思います。

それに、私のような筋トレ初心者にとっては、腕立て伏せでも充分キツいので、普通に効果がありました。

今は、自宅で無理なく継続できるトレーニングをするようにしています。やっているメニューは

  • プッシュアップバーを使った腕立て伏せ20回×3セット
  • ダンベルデッドリフト(1つ13kg)10回×3セット

を週2日だけやっています。これだと1日10分ぐらいでできるので、筋トレにかかる時間は週20分です。まあ負荷も大きくないし回数も少ないのでほぼ筋肉は成長していませんが、筋肉の維持のためにもやらないよりは良いですね。

道具はこちらを使っています。

終わった後はプロテイン飲みましょう。このプロテインがお勧めです。

この、週20分だけを継続するという方法論は英語にも使えると思っていて、短期間で英語を身に付けたいという訳ではなく、ちょっとずつ英語の勉強を継続していきたいな、という方は、そういう最低限のメニューを決めて継続するのも良いかもしれません。気が向いたら時間を増やせば良いわけですし。

流石に週20分だけでは、生きてる間に英語しゃべれるようにはならないかもしれませんが……。

第216回TOEIC 結果発表

12月に受験した第216回TOEICの結果が発表されました。

私の結果は

L 460
R 425
Total 885

でした!出直して来ます!!

今回はリサイクル問題を5問以上発見しておきながら、900点も取れませんでした。

885というと、3年前に取ったスコアです。私の3年間は何だったのかと思えて来ますね。

一刻も早く挽回したいところですが、一旦、受験は控えようと思います。3月は受験しません。他にいろいろやるべきことがありますので。

990点取得の夢を諦めたわけではありません。必ずTOEICに帰って来ます!

英検1級に向けての単語学習

あけましておめでとうございます。もう2017年なんですね〜。21世紀に入ってからこんなに年数が経ってることが驚きです。

年末年始は旅行や祖母の家に行っていたので、机で勉強できませんでした。スマホでちらちら勉強するしか無かったです。

これは細切れの時間で勉強するにはなかなか良い方法なので紹介します。

まずはパス単のアプリで、英検に出そうな単語で覚えていない単語をリストアップします。先月、Jet Bullさんにインタビューした時に、1級合格のために準1級の単語を覚えることが大事と聞いたので、準1級のパス単アプリを使っています。以下は書籍版のリンクですが、アプリで充分だと思います。

 アプリの画面はこんな感じです。

そしてその次に、リストアップした覚えたい単語をオックスフォード英英辞典のアプリで調べます。

 調べたらお気に入りに登録します。「英検」というフォルダを作ってそこに登録です。

英英辞典を読む時は、英和辞典を連携させて、英和辞典でも調べます。

英和辞典を見たら、再び英英辞典に戻り、例文までしっかり読みます。

という一連の作業を、単語1つ1つに対してやっていきます。すると英英辞典アプリのお気に入りが、英検用の単語帳のようになっていきます。これを、ちょっとした時間に何度も見返します。忘れてる単語については英英辞典の定義をしっかり読み直します。

この作業はどこで中断しても良いので、隙間時間にやるのに向いています。

こういう地道な作業を続けることが、目標達成への一番の近道なのではないかと思います。

それでは今年も英語学習、頑張っていきましょう。

英検1級の英作文対策を考える

年末ですね。今日でやっと仕事が終わりました。

毎年、目標を立てているのですが、今年は立てた目標と実際の行動がかなり逸れました。なのでいっそ来年は目標を立てるのをやめようと思います。

さて、最近は英検1級の英作文の対策をしています。

何とか作文の形にはなるものの、点数で伸び悩んでいます。前回の点数は32点中の23点でした。

採点のポイントというのは

  • 内容
  • 構成
  • 語彙
  • 文法

らしいのですが、イマイチどう作文を書いたら評価してもらえるのかよく分かりません。そこで、いっそ模範解答をたくさん読んで覚えることにしました。この本の模範解答を読んでいます。

模範解答の構成、言い回しを覚えることで、潜在意識で何となく良い英文を書けるようになるのではないかという作戦です。

果たして上手くいくでしょうか……。

TOEIC前のドーピング、何を飲みますか?

TOEICの勉強会とかで集まると、TOEIC前のドーピングに、何を飲むかという話題がよく出ます。

私の独自の調査によると、メガシャキ派が多いような気がしています。

私も飲んだことがありますが、確かに目は覚めます。

根強い人気があるのが、Red Bull。満点39回取得したJet Bullさんも愛飲しています。

あと密かに人気なのがモンスターでしょう。

Red Bullよりもカフェイン含有量が多いようです。

基本的にはこのメガシャキ、Red Bull、モンスターが三大勢力として縄張り争いをしてるイメージです。この牙城を崩すのは難しいのですが、私のオススメは、弱小勢力のパワードコーヒーのブラックです。

これは無糖なので、血糖値が上下しないことが良いです。砂糖入りの飲料は飲んだ後に血糖値がガンと上がり、インスリンが分泌され、今度は逆に低血糖になります。低血糖は眠くなるのですが、カフェインの力で目が覚める仕様になっています。これはアクセルとブレーキを同時に全開に踏んでいるようなもので、効率が悪いです。試験前は無糖の飲料が良いと思います。

普通のコーヒーでも集中力は高まりますが、エナジー成分が、何となくより効果を高めてくれるような気がします。この商品、あまり売ってないので、そのうち手に入らなくなってしまうんではないかと心配していますので皆さん良かったら買ってください(笑)

余談ですが私は試験直前にカフェイン飲料を飲むと試験中にトイレに行ってしまうので、TOEICの日は朝の10時ぐらいにドーピングをします。すると1時の試験の頃には集中力のピークを過ぎてますね。でもさすがに試験中にトイレに行きたくないので、仕方ないですね。

ちなみに、モンスター等の高カフェイン飲料は、飲み過ぎるとカフェイン中毒で死んだりするので、気を付けてくださいね。

参考:エナジードリンクによるカフェイン中毒と致死量

何かにハマるということ

最近、パワプロにハマっていました。

大人になってからあまりゲームはやらなくなったのですが、たまに衝動で猛烈にやりたくなって、子供の頃みたいにゲームをやってしまいます。

パワプロをやっていたら、平気で3時間ぐらいやっていました。ゲームは一度やり出すと止まらなくなるんですよね。

なぜパワプロは3時間できて、勉強は途中で集中力が切れるんでしょうか。

パワプロと言ってもサクセスモードですから、ほぼボタン連打してるだけで、後はランダムでイベントが進行していくんですね。これは何も考えずにできるから続くんだと思います。パチンコと同じですね。

対して勉強は、何かを読むだけであっても、難しいのでしっかり考えなければなりません。パワプロよりもだいぶ能動的な脳の働きが必要です。そして英文の意味が分からないと、止まってしまいます。

しかし、その分からなさを楽しみ、そこにハマっていくと、勉強が猛烈に止まらなくなります。なかなかこの状態に達するのは難しいのですが、これが来たらもうどんな試験も合格したも同然でしょう。

勉強が上手な人は、もっと安定した精神状態で勉強している人が多いかもしれません。モチベーションが無くても淡々とやるという感じ。

でも私は、猛烈にハマって勉強するのも良いと思いますけどね。