演繹的学習と帰納的学習のコンビネーション

第207回TOEICが行なわれている時間にこの記事を書いています。今はリスニングが終わったところですね。私は今回はお休みです。

スペイン語の学習をしていて、語学は体系的に学ぶのと、実践を通して学ぶことの両面があるなぁと思いました。

文法書は「代名詞」とか「不定詞」みたいに単元の順番通りに学んでいくように作られていて、読んでいる時は確かになるほどと思います。例文もあり、使い方も覚えられるような気がします。

しかし、それが何だというのでしょうか?英語学習の経験を思い出せば、そういう勉強の仕方で英語がスムーズに口から出てくるようにはなりませんでした。

オンライン英会話で、言いたいことを言えないという悔しい気持ちを何度も味わい、なんとか意図を先生に伝えて、正しいセンテンスを教えてもらった、ということを繰り返して話せるようになりました。

この、言いたいことというのがポイントで、言いたいことの言い方を覚えていくのが会話を目指した学習のうえでは最も有効なんですよね。その表現は頻繁に使うわけですから。

そこで、Lang-8の出番です。日記は言いたいことを書くので、繰り返し書いていれば、あ、この表現よく使うな、という感じで覚えていくのです。

現状では英語をタイピングしてGoogle翻訳を使ってスペイン語にしていますが、自分が本当に言いたいことのスペイン語表現を学べるので、効果はあるのではないかと思っています。

やはり文法書を使って原理原則から覚えていくという演繹的なアプローチでは実感が湧きません。実際に作文してみることで、帰納的に身に付けた言葉の方が実践で使えると思います。

ただ、演繹的な学びも無いと、新たな文を作る能力や難しい文を読む能力は伸びないわけですが……。語学に関しては、この演繹と帰納の二方向からの学習が大事だと断言できます。

というわけで今日もネカマ作戦でLang-8に記事を書きます!スペイン語圏でも日本の女の子は大人気のようですので!

英語を使うということ

最近は音読や問題集などの英語学習はお休みして、英語を使うことにシフトしています。

具体的には、読みたい洋書を読んでいます。

スペイン語の文法書、投資に関する本、進化論に関する本を読んでいます。これらの本を読んでいます。

Spanish Grammar は難しくないですが、下の2つは難しいです。

おそらく、スペイン語を英語を通して学ぶことはかなり合理的なのではないかと思います。この本では、常に英文法との比較の中でスペイン語文法が説明されます。対して日本語のスペイン語文法書は、日本語と対照させても余計わかりにくくなるだけなので、効率が悪いです。

Intelligent Invester とHow the Mind Works は難しくて長いので、英語で読むことが合理的とは言えないでしょう。日本語で読んだ方がはるかに効率が良く学べます。

でも、英語で読みたいんですよね……。

これらの本をすらすらと読めるようになるまで、あと何年かかるんでしょうか?一生できないかもしれません。

しばらく英語は、使う方向でやっていきたいと思います。

投資の勉強を再開

先週末にスパニッシモでオンラインスペイン語会話の体験授業を受けましたが、まだ本会員になっていません。

別の今年の目標である投資の勉強を始めておりまして、今週はそっちが来てるんですね。今年は大まかに、投資、小説、語学の3つをやろうと思っていて、勢いのあるところに時間を使っていくという行動を予定しています。

投資(株)に関して、いきなり順張りが良いのか逆張りが良いのかというところで悩んでおります。どっちだ!?

スペイン語は、昼休みがメインの勉強時間になっています。どんなに疲れていても昼休みは勉強時間として死守します!

スパニッシモでオンラインスペイン語会話を初体験

今日はオンラインスペイン語会話の授業を受けてみました。スパニッシモというサイトです。

スカイプを使ってグアテマラの先生と通信し、授業を受ける学校です。月に6回のコースでしたら、月々7,850円で受講できます。授業1回は50分です。今回は無料体験の授業を受講しました。

システム的にはオンライン英会話とほぼ同じなので、特筆すべきことはありません。授業の感想を書きます。

私、スペイン語を話せな過ぎて、授業の進行もままならない状況でした。今年からスペイン語を始めた私にとって、スペイン語を話すのは初めての経験で、自己紹介も満足にできない状況です。

授業は英語で進行しました(笑)

ほとんどの講師は英会話ができるようです。私の先生も英語が上手でした。英語を使えば、スカイプの操作なども問題無くやり取りができるのでなんとか授業をすることができます。

そしてこれは学校側の欠点だと思うのですが、無料体験の授業はテキストのファイルを先生から授業中に送ってもらわなければならず、スカイプでそのテキストをダウンロードするのに3分ぐらいかかりました。先にダウンロードできたり、ブラウザでテキストが見れた方が良いと思います。50分しか無い貴重な授業の時間を消費してしまいました。

私は自分でセンテンスを作れるレベルに無いので、テキストを先生に続いてリピートしました。中学校の英語の授業みたいです。発音の練習なんて自分一人でできるんだけど…。

学校側は初学者向けのテキスト、コースを用意していますが、まだ自分はオンラインスペイン語会話を使うレベルでは無いかも、と思いました。まあ本場の先生と会話しながら学ぶ方が刺激もあってヤル気に繋がるので、やらない方が良いとは一概には言えません。

そんな状況でも先生は授業の進行を英語で私に伝えなければならず、私はそれを理解しなければなりません。

英会話の練習をしているようでした(笑)

それはそれで、英会話力の維持になるので、無駄にはならないな、と思いました。

ちょっと今から東京に旅行に行ってきますので、また帰ってきたら、スパニッシモに登録するかどうか決めます!

Lang-8でスペイン語学習を開始

Lang-8でスペイン語を勉強し始めました。やはり、ちょっとした交流があった方が勉強へのモチベーションは湧きますからね。

でもまだ全然スペイン語で自分で作文はできません。なので今日はGoogle翻訳で英語からスペイン語に翻訳して日記として投稿しました。

そしたら、かなりスペイン語が作れてしまうんですね。英語を通せば、Google翻訳でほとんどのヨーロッパ系の言語は読み書きができてしまいます。

そんなスペイン語は添削するポイントも無いですね。

と思っていたのですが、いざ投稿してみると、けっこう添削で修正されました。まだまだGoogle翻訳の制度は甘いということでしょうか。

しかし、Lang-8の添削って、例えば英語の場合だと冠詞の使い方や時制の一致など、かなり英語ができる人がネイティブの感覚で添削してもらうことに意味があるサービスなので、今の私のレベルでスペイン語について修正されても何がなんだか分かんないんですけどね……。

ちゃんと自分で作文できるように勉強しようと思いました。こうやってヤル気になることが最大の効用ですね。

スペイン語参考書6冊のレビュー

初級レベルのスペイン語の参考書をいくつか買いましたので紹介します。たいして勉強してないのに買いすぎました(笑)

完全に初めて勉強をするなら、『文法から学べるスペイン語』が最高だと思います!章立てが良いですね。重要な文法事項から順番に学べます。例文やダイアログも掲載されており、文法理解→音読の練習という使い方ができます。これを中心に勉強していきます。

『はじめてのスペイン語』は、参考書と一般書の中間のような本です。文法が載っていて例文を暗記して勉強する、みたいな本ではなくて、そもそもスペイン語とはどんな言語なのかということを解説した本です。この手の、日本語がたくさん書いてあって文法を丁寧に説明している本は、初級段階ではかなり有効だと思います。上記の『文法から〜』と併用して使っていきます。

『やさしいスペイン語文法』はせっかく買ったのに何故かあまりやる気がしない本でした。おそらく、各項目ごとの構成が良くないんだと思います。ダイアログもなく、イメージが湧かないんですね。惜しい本でした。

『英語・スペイン語どちらも話せる!』とは魅力的なタイトルですが、こちらも惜しい本でした。やはりヨーロッパ系の言語はせっかく英語を勉強したので、例えばスペイン語ならば日本語↔︎スペイン語を脳内であれこれするより、英語↔︎スペイン語で考えて勉強したいところです。英語とスペイン語は言語的にもそこまで近い成り立ちではないためあまり似てませんが、日本語とスペイン語の関係に比べたらだいぶ似ています。

また、後述しますがこの手の本だったら英語のネイティブスピーカー向けのスペイン語の教本の方が良いです。安いし、数もたくさんあります。

英語の単語帳はしばらく『金のフレーズ』一本でしたが、キクタンシリーズはけっこう好きです。特に、基本的な単語の音をまだ覚えていないため、ひたすらスペイン語の単語を連呼するこの本は、なかなか良いのではないかと期待しています。

英語ができるならば、スペイン語は英語を通して学んだ方が良いと思います。英語は日本語よりはだいぶスペイン語に近いです。ただ、いきなりこの本を読んでもやはりイメージが湧かないと思います。上記『文法から学べる〜』で雰囲気を掴んでからこれを読むと良いでしょう。

特に今まで一生懸命英語の勉強をしてきた人は、他言語をやっていると英語を忘れてしまうんじゃないか、TOEICのスコアが下がっちゃうんじゃないかと不安になるものです(笑)だったら同時に学んでしまいましょう!実際、スペイン語の学習効率も上がるし本は安いし、良いことづくめなのです!!

以上、いくつか紹介してきましたが、『文法から学べるスペイン語』を軸としながら”Easy Learning Spanish Grammar” を英語学習と兼ねて織り混ぜるという感じでしばらくやってみます。

Duolingo というアプリのスペイン語学習が良い感じ

Duolingoという無料アプリで、スペイン語を勉強しています。

もともとスマホと語学学習は相性が良いです。スキマ時間にささっと勉強できますからね。仕事中にどうしても誰かを待たないといけない時とか絶好のチャンスですね。仕事中にこっそり勉強するのは最高です。

英語学習アプリに関しては、私はReal英会話ぐらいしかまともに使ったことがありませんでした。他のアプリは、良いものがなかなか見つからず、結局スマホを使った英語学習はKindleのアプリで文法特急を解くところに落ち着きました。もはやアプリじゃなくて普通の書籍使ってるだけじゃん、という感じですね。

英語はある程度できるようになってからスマホが登場しましたので、レベルに合わせたアプリを選ぶのに苦労しました。本当に玉石混交なんですよね。で、結局クオリティの高い電子書籍を読むだけになったのです。

ただ、スペイン語に関しては完全なる初学者なので、そんな私にDuolingoはかなり良いと思いました。

何より、インターフェースが良いです。手軽に起動してサクサク問題を解いていけます。そして問題が簡単で解きやすい。

英語を表示言語とすれば、50ヶ国語が学べます。無料で50カ国語が学べてしかもちゃんと使えるアプリなんて、凄いです!

最近、何かを学習することに関して環境はとことんまで整備されているように感じます。羽生さんだったか梅田望夫さんだったかの言葉を借りれば、知の高速道路が整備されました。

あとはもう、やるかやらんかでしょう!人類の社会はそういう段階に来ている!

『失敗の本質』のレビュー

凄い本を読んでしまった。

旧日本軍は、なぜ米軍にやられてしまったのでしょうか?

そもそも勝ち目が無い戦争だった?

他国を侵略してはいけなかった?

従軍慰安婦なんていう破廉恥なことをするバカな軍隊だった?

南京大虐殺をする残虐な軍隊だった?

日本とアメリカの国力の差が大きかった?

そんな感想を持っている人が多いのではないでしょうか。近年の日本の歴史教育は自虐史観が浸透し、とにかく

「戦争はいけません」
「日本軍は悪いことをしました」

に終始しています。今の子供は大東亜戦争に対してそんな印象しか持っていないのではないでしょうか。

戦争全体としては、国力の差が大きかったことが敗因かもしれません。しかし、戦争というのは個々の戦闘の集合体を指すものであって、日本軍が個々の作戦レベルの話として、どのようにして負けたのか?ということはあまり知られていません。

この本は、日本軍が敗北した6つの作戦について、なぜ日本軍が負けてしまったのかということを説明します。その上で、組織としての欠陥、そもそも戦略とはいかにあるべきか、という論点で大東亜戦争における日本軍の失敗を総括します。

戦争は殺し合いです。そんなものを学んだところで、この平和な21世紀に役に立つことは無いと思うかもしれません。戦争に勝つ方法を学ぶのではなく、戦争を起こさない方法を学ぶべきだ、なんて言う人もいるかもしれません。SEALDsかお前は、という感じですね。

とんでもないです。この本は、21世紀の日本を生きる上でも、必読の書だと思いました。

日本軍が犯した失敗とは一体何だったのでしょうか?それは、

  • 戦略的グランドデザインの欠如
  • 議論のできない風土
  • 年功序列で新陳代謝されない人事制度
  • 敵軍の戦力を軽視する精神主義
  • 失敗から学ぶシステムの欠如

などです。これを見て、何か思うことはありませんか?

そうです。これは、2016年現在の日本の大企業・官公庁が抱える問題点と全く同じなのです。我々の組織が抱える欠陥は、実は旧日本軍から脈々と受け継がれてきたものなのでした。この本を読んでいると、マジで自分の社内で起きていることがフラッシュバックしますよ。しないという人は、先進的な組織に居る人だと思います。

この本が1984年に書かれたということが、私には衝撃でした。30年以上も前に、当時の日本の大企業や官公庁が抱える問題点が、旧日本軍と同じであるということが指摘されていながら、今この本を読んでも全く古いと思わないんですね。

組織の抱える欠陥、戦略とはどうあるべきか?などが学べる、素晴らしい本でした。サラリーマンは必読ですね。

スペイン語学習を始めた雑感

スペイン語を少しずつ勉強しています。今日はちょっとした感想などを。

スペイン語の特徴は、動詞の活用形や男性名詞・女性名詞など、言葉の変化系が多いことですね。ビックリしました。

基本の基本である人称代名詞が男性と女性、単数と複数で違い、さらに「あなた」に当たる言葉は2人称と、より丁寧な言葉である3人称もあります。主語によって動詞はそれぞれ違った活用系を使います。

名詞にも男性名詞と女性名詞があり、例えば男の子と女の子が別の言葉なのは分かりますが、casa (家) は女性名詞でlibro (本) は男性名詞と言われても、意味が分かりませんね。そう言えば家って女性っぽいイメージあるかも…。

実は私がスペイン語を勉強し始めたのは、スペイン語は簡単だと聞いたことがあるからでもあります。しかし、文法は複雑で、全然簡単じゃないですね。誰だ!?簡単なんて言った奴は!!

おそらく、スペイン語は発音が簡単ということだったのだと思います。確かに、カタカナ読みをすれば良いので、発音は英語よりもはるかに簡単です。

そういえば、中国語は文法が非常に簡単でした。言葉は基本的に活用しないし、過去形すら無いです。読み書きに関しては、漢字で書かれていることもあり、日本人ならすぐに覚えてしまえます。しかし、会話がメチャクチャ難しいんですね。声調が4つあるというのが最も苦戦するポイントではないでしょうか。

せっかく勉強しても音が難しすぎて会話できるようにならないだろうと思い、私は中国語を辞めました。文法が簡単で音が難しい中国語と、文法が難しくて音が簡単なスペイン語は、対照的な言語だと思います。

活用が難しいと言うと、日本語もそうですね。動詞と形容詞の活用は中学校の国語の授業で勉強しましたが、「かろ・かっ・く・い・い・けれ」なんて意味不明な呪文を唱えさせられたものです。動詞も6つに活用するんですよね。

ですが当然、この難しい日本語という言語を、我々は活用がどうなんていう風に覚えたわけではありません。自然に覚えました。マジで、どうやって覚えたんですかね?そこにスペイン語習得のヒントがあるのではないかと思います。

当ブログでは、しばらくスペイン語に力を入れていきますので、次はテキストの感想などを書いていきますね。

第206回TOEIC 結果発表

今日は、第206回TOEICのスコアが発表されました。私のスコアは

L 460
R 445
Total 905

でした。

900点台に返り咲きを決めました!やったぜ!!

2015年は1月に910を取ってから停滞が続きました。7月は780点でしたし、その後は850点を2回取りました。

初めて900点を超えた時のような熱狂的な勉強はできず、TOEIC前の1ヶ月も平均勉強時間が1日1時間もいかないような腑抜けた学習をしていました。学習記録は以下の通りでした。TOEIC直前にDMM英会話が多いのは、急遽英会話をやらないといけなくなったからです。オンライン英会話は、TOEIC対策としても悪く無いのかもしれません

日付 勉強時間(分) 内容
2015/11/16 15 900点特急2
2015/11/17 25 900点特急2
2015/11/18 40 900点特急2
2015/11/19 45 900点特急2
2015/11/20 0
2015/11/21 40 900点特急2
2015/11/22 40 900点特急2
2015/11/23 10 900点特急2
2015/11/24 60 900点特急2
2015/11/25 80 900点特急2 文法特急
2015/11/26 60 900点特急2
2015/11/27 8 900点特急2
2015/11/28 30 900点特急2
2015/11/29 20 900点特急2
2015/11/30 35 900点特急2
2015/12/01 20 900点特急2
2015/12/02 20 900点特急2
2015/12/03 20 900点特急2
2015/12/04 0
2015/12/05 0
2015/12/06 0
2015/12/07 0
2015/12/08 25 DMM英会話
2015/12/09 25 DMM英会話
2015/12/10 25 DMM英会話
2015/12/11 25 DMM英会話
2015/12/12 145 DMM英会話 メガ模試
2015/12/13 120 文法特急 900点特急

今は英語は一旦寝かせてスペイン語をやっているので、この結果を受けてバリバリ英語を勉強……という予定は無いですが、また英語に戻ってきたら頑張ります。