『3分でわかる問題解決の基本』のレビュー

最近ちょっと仕事で行き詰まっていて、参考にするために、問題解決やロジカル心キングのビジネス書を読んでいました。そこで、かなり良い本を見つけたので紹介します。

3分でわかる問題解決の基本
オススメ度(5段階) ★★★★★

この本を読むと、ビジネスの中で遭遇する問題を解決するための思考法を知ることができます。問題というのはビジネス以外にも人生の様々な局面で出くわすものなので、ビジネス以外の問題を解決するためにも役立ちます。

そもそも何が問題なのか正しく捉え、原因を追求し、解決方法を考えるための方法が説明されています。ロジックツリーとか、マーケティングの3Cとか、そういうフレームワークも分かりやすく解説されています。この本は類書の中でも抜群に分かりやすく、この手のことを学びたいのだったらまずこの本を読んだら良いと思います。

TOEIC満点道場としてはやはり、この手法を、効率的にTOEICスコアを上げるための方法を考える際に使うことを推奨したいです。

ロジックツリー風にスコアアップの方法を考えると、まずはPARTごとに分けて、それぞれのPARTでスコアを上げる方法を使う教材、やり方のレベルまで落とし込んでいき、自分がスコアを上げたいPARTについて、その方法で学習していく、という感じになるでしょう。ロジカルなアプローチだと思います。

ただTOEICの場合は結局は英語の試験ですから、そんな要素毎に分解せず、渾然一体となった英語力を身につけていけば良いし、実はその方が最短でスコアも上がる、なんていうこともあるかもしれません。まぁその渾然一体となった英語力って何なんだというのが分からないから分解して考えるわけでもあるんですが。

実は私、ロジックツリーとか書くのって意識高い系の痛い人だと思っていたのですが、実際に有効なツールだと思います。みなさんも恥ずかしがらずにロジックツリー書きましょう!

音読は何回繰り返したら良いのか?

現在、読解特急4を毎日1周ずつ読むという勉強にチャレンジしています。次回のTOEICまでは続けます。

20周以上すでに読みましたが、まだまだ文章を暗記している状態とはほど遠く、声に出して読んでいても意味が頭の中に入ってこない瞬間というのがたくさんあります。

そもそも、反復して音読するのは、何回やったら英文を長期記憶できるのでしょうか?

以前私は900点特急というテキストの音読を繰り返していました。(参考:900点特急の音読を3ヶ月終えて)それからもう半年が経過しましたが、まだ英文をかなり覚えています。最初の1単語や2単語を聞くと、続きの文をそのまま暗唱できる文が多数あります。これは、短期記憶が長期記憶に移った状態と考えて良いでしょう。

そのために音読した回数というのが、約120回でした(シャドーイングと併せて)。120回音読すれば、かなり長期記憶になると思われます。ただ、もっと少ない回数の、ある時点で既に記憶できていたと思います。

注意すべきことは、中途半端な回数やっても全く英語力が上がっていない危険性があるということです。10回や20回の音読では、記憶に定着しないんですね。10回で止めてしまったら、それに費やした時間は無駄になってしまいます。しかし100回やればある程度長期記憶ができ、ようやく僅かに英語力が上がるので、費やした時間が無駄にならなかったことになります。

100回読まなきゃ効果が無いなんて、なんだか途方も無いような気がしてしまいますが、これは極論なので、10回ぐらいの音読でも部分的に長期記憶を得て英語力は上がると思います。

今取り組んでいる読解特急4は1周に約1時間かかる、分量が多いテキストです。100回読むと100時間ですね。でもまぁ昔ハマったゲームソフト(風来のシレンとかポケモンとか)は、それこそ100時間とか200時間とかプレイしましたので、ゲーム1本にめちゃハマるぐらいの感覚でやっていこうと思います。

筋トレとTOEIC

最近、筋トレにハマっています。

昔、東大に入学した友人がボディビル部に入って、めっちゃ筋トレしていました。その時はこいつ何でそんな筋トレしてんのかなー、だいたい筋肉ムキムキになってポーズ決めるの気持ち悪いやん、って思っていました。

しかし最近自分でジムに行って筋トレをしてみたら、これが楽しいんですね。バーベルの上げ下げがこんなに面白いとは。

年始に立てた目標の1つにダイエットがあり、当初はダイエットをしようと思っていたのですが、いきなり痩せようとするのではなくまずはトレーニングで筋肉をつけてから減量した方が良いらしく、今年中の目標は増量に軌道修正しました。

すると、たくさん食べてトレーニングして、体重が増えていくのが楽しいんですね。トレーニングを始めてから4キロ増えました。脂肪もけっこう付いてますけどね。

ここで、TOEIC大好きな皆さんならもうお分かりかと思います。この筋トレの楽しさというのはTOEICとそっくりなんですね。単調な作業だけど繰り返し自らを鍛えていくと、数字で成果が出る。これは分かりやすくて楽しいです。

社会に出ると、というより会社で働いていると、自分の力ではどうにもならないことがたくさんあります。もちろん、若いなりにベストを尽くして仕事をして成果を出している人もいます。ただ、やはり他人と協力して何かをやっていくのは難しいしストレスが強いです。

そういうことを日中やっているから、TOEICや筋トレなど、自分一人で完結する行為が楽しいと感じてしまうのかもしれませんね。

英語を英語のまま理解する訓練

英語学習の目標の1つとして

英語を日本語と同じ速度で処理する

というのがあります。普段我々は日本語を読む時、言語とその指し示す意味内容を直結させています。他の言語を介することをしません。文字を見て、なんとなく意味を理解します。

ですが英語を読む時は、一度日本語に訳してから理解します。”Good morning.”などはかなり定着している語彙であるため日本語を介さずになんとなく意味が分かりますが、TOEICのPART7の文章などは、かなり英語ができる人でもある程度は日本語に訳して理解していると思います。その訳すスピードが速いから英語を運用できているのかもしれません。

これによって言語の処理が遅れることになり、そのスピードはネイティブスピーカーに圧倒的に劣ることになります。ネイティブスピーカーは、我々が日本語を直接理解するように英語の文字列と意味を直接結びつけることができているわけで、いわばその回路を備えていることになります。

やはり英語を日本語と同じ速度で処理する際に必要になってくるのは

英語を日本語に訳さずに英語のまま理解する

ことではないでしょうか。ここに至るためにすべきことは、

英語を見た時に脳内で日本語を使うのをガマンする

ことだと思います。なるべく、日本語ではない something により意味をイメージするのです。

『読解特急4』の音読をしている時に、私はこのトレーニングをしています。20回以上読んでいるので、なんとなく日本語を使わずに意味をイメージできるようになってきているように感じます。気のせいかもしれませんが。

その時大事なことは、逆説的ですが、最初に日本語訳をしっかり読んでおくことではないかと現時点では思っています。日本語訳を読んで、それを、「意味」として脳に残しておく。なるべく日本語ではない something を用いて意味を理解するのが望ましいです。その something とは、ひょっとしたら絵なのかもしれません。

そして英文を読んだ時は日本語を使うのをガマンして「意味」を直接思い浮かべる。この訓練により、英語を英語のまま理解する回路ができないかなぁ…と思っています。

今日は現時点で思っている仮説を書きました。今後は、日本語を使うのをガマンして英語を理解する訓練をしていこうと思っています。

 

第203回TOEIC 勉強方法の記録

前回の記事では、先週の第203回TOEICに向けて私が行った全ての勉強を掲載しました。ほぼ読解特急4の音読のみしかやっておりません。

新TOEIC TEST読解特急4ビジネス文書編

今日は1冊だけ選んで毎日同じテキストを音読し続けるという偏った勉強を採用した理由と、その結果を書いていきます。

7月のTOEICでの悲劇

7月のTOEICは、英語学習自体、完全なブランクを経ての受験で、また直前も勉強をやる気がしなかったため、ほぼ勉強をせずに受けてしまいました。

結果は100点以上のダウンで780点。リスニングは意外と解けましたが(430点)、リーディングで死にました(350点)。時間足りなくて19問も塗り絵してしまいましたからね。なんだかこの日は、全くPART7の英文が頭に入って来ませんでした。また、集中力も2時間持たなかったと思います。

そもそも私は915点を取った時も、2問ぐらい塗り絵気味でした。スピードが足りなくて全問に納得のいく時間をかけられないというのは、私にとって常に課題です。リーディングを時間内に解き終わるトレーニングが急務だと思いました。

PART7に本腰を入れる

以前、リーディングの調子が良かった時は、『900点特急』の音読を徹底的にやった時でした。しかしこのテキストはPART5とPART6の問題集です。短文を読むことでPART7の長文を解く力も上がることは、上級者の間でよく言われており、私にも実感がありました。一文一文を処理する能力が上がり、結果として長文も読めるようになるということでしょう。

ただ、そろそろPART7に真っ向から立ち向かうべきだと思ったんですよね。PART5形式の問題は短いため読みやすく効果も出やすいですが、やはり1センテンスで1問が完結してしまうので、センテンスとセンテンスとの間の関係を感じ取る力を養えません。

PART7の問題では、冒頭部と終盤の箇所を照合しないと解けない問題などがあります。そういう問題に対応するためにも、やはり1つの文書の全体像をある程度頭の中で作り上げて保存するような読み方が必要なのではないか?と思ったのです。

音読に取り組んだ結果

そして『読解特急4』の音読に取り組んだわけです。

やり方としては、まず前提として、普通に黙読して問題を解いて、解説を読んだという段階があります。そしてその後は、繰返し音読します。繰返し方としては、一日に1周、テキストを最初から最後まで通して音読するというスケジュールを採用しました。約1時間かかりますので、一日の勉強がほぼこれで終わってしまいました。TOEICまでに22回、通して音読しました。

効果は確かにあったと思います。しばらく英語やTOEICから離れていたことで私はTOEIC的な文章理解の回路というものを忘れていましたが、繰返し『読解特急4』を読むことでその感覚を取り戻したのです。例えば冒頭で

To whom it may concern

から始まる文書。これは、「ご担当者様」という意味ですが、TOEICだと、会社へのクレームのメールであることが多いのです。それを知っているだけで、冒頭の1行を読んだだけで文書の目的を予想することができます。

これは、結果的に文書がクレームでなくても理解が前進します。クレームだと思って読んだけど、どうやら求人への応募だった、という展開だったとしても、最初の「クレームじゃないか?」という予想が叩き台となって文書理解の役に立っているのです。

『読解特急4』の音読のおかげで、私はTOEIC的な感覚を若干ですが回復させることができ、19問塗り絵をしてしまった7月の時から、塗り絵は4問まで減らすことができました。7月hが英文が全く頭に入って来ないという危機的な状況でしたが、それは無くなりましたね。また、毎日1時間、通して音読していたので集中する体力も身に付いていたようです。

『読解特急4』の音読はまだ続けており、10月のTOEICで一旦完結させるつもりです。とりあえず中間報告とも言える、9月のTOEICの結果がどうなっているか、楽しみですね。

第203回TOEIC 勉強時間の記録

前回の第203回TOEICに向けて勉強した時間を記録していましたので、ここに掲載します。今後はTOEICの勉強時間はきちんと計測して、このブログに載せたいと思います。

日付 時間(分) 内容
2015/08/13 60 読解特急4音読×1
2015/08/14 0
2015/08/15 30 読解特急4音読×2分の1
2015/08/16 70 読解特急4音読×1
2015/08/17 60 読解特急4音読×1
2015/08/18 90 読解特急4音読×1
2015/08/19 60 読解特急4シャドーイング×1
2015/08/20 60 読解特急4音読×1
2015/08/21 0
2015/08/22 0
2015/08/23 60 読解特急4音読×1
2015/08/24 75 読解特急4音読×1 読解特急4日本語訳読み
2015/08/25 0
2015/08/26 90 読解特急4音読×1 読解特急4日本語訳読み
2015/08/27 90 読解特急4音読×1 読解特急4黙読
2015/08/28  0
2015/08/29 60 読解特急4音読×1
2015/08/30 60 読解特急4音読×1
2015/08/31 60 読解特急4音読×1
2015/09/01 56 読解特急4音読×1
2015/09/02 15 読解特急4音読 1〜11
2015/09/03 56 読解特急4音読×1
2015/09/04 0
2015/09/05 0
2015/09/06 52 読解特急4音読×1
2015/09/07 58 読解特急4音読×1
2015/09/08 56 読解特急4音読×1
2015/09/09 53 読解特急4音読×1
2015/09/10 60 読解特急4音読×1
2015/09/11 0
2015/09/12 180 読解特急4音読×1 メガ模試 リーディングTEST9 メガ模試リスニングTEST9
2015/09/13 49 読解特急4音読×1
合計 1560(26時間)

今回は8月13日から9月13日まで、一ヶ月の勉強期間を設けました。あれこれテキストをやっても定着しないことは今までの経験で分かっていたので、完全に読解特急4に絞り、音読をしました。

新TOEIC TEST 読解 特急4 ビジネス文書編 新TOEIC TEST 読解特急

1周音読するのに約1時間かかりました。なので一日の学習時間が約1時間の日は、読解特急4の音読を1周やっただけです。聞き流しのリスニングは一日のうち5分ぐらいやった日が割とありますが、勉強時間には含めていません。興味ある洋書を読んだ時間もありましたが、それも勉強時間には含めていません。

こうして見ると、今回のTOEICに対して、26時間しか勉強してないんですね、私…。若干の計測漏れもありますが、ほぼ正確な時間を記入しています。勉強時間が0時間の日は、旅行に行ったり飲み会だった日です。けっこうありますね。

読解特急4の音読回数で言うと、22周音読(orシャドーイング)をしています。これにより、前回19問塗り絵をして780点を取ってしまったTOEICよりは、試験中に読んでる感覚が改善されました。ただ、どこまでスコアが上がるかは分かりませんね。

他にはせっかく覚えた『金のフレーズ』の単語を忘れているな……と感じました。読解特急4しかやっていないので、そういうところがケアされていません。しかし読解特急4の音読はまだ完成していないと感じるので継続していき、プラスアルファで次回は『金のフレーズ』も復習して受験したいですね。

何とかもう少し勉強時間を確保しつつ、第204回TOEICに向けて準備していきます!

第203回TOEIC マイナーフォーム 感想

2015年9月13日。受けて来ました。第203回TOEIC。私はマイナーフォームでした。

PARTごとの感想を。

PART1

1問目でやや迷いましたが、おそらく全問正解していると思います。難易度は普通かな。

PART2

やられました。難しかったと思います。イギリス人女性のナレーターと、こもった声の男性が手強かったです。音声もさることながら、内容が難しかったです。6~7割しか正解してないんじゃないか?

PART3

比較的簡単だったと思います。特に4セット目ぐらいまでは。5セット目ぐらいから、いつも通り意識が飛んだセットなどありつつ、平常運転でした。

PART4

いたって普通の難易度だと思いました。こちらも平常運転です。

PART5

難しかったです。最近のPART5、瞬殺できる問題が少ない気がするんですよね。しかも読まないと解けない問題はだいたい読んでも解けない。語彙を対策すべきだと感じました。

PART6

私の苦手PARTです。今回も手こずり、9分使ってしまいました。

PART7

難易度的には普通だったのではないかと思います。しかし私はPART7が苦手なので私にとってはいつも通り難しかったです。途中から時間が足りなくなり、シングルの最後のセットを塗り絵してしまいました。

前回受けたメジャーフォームとは打って変わり、今回は普通のTOEICだったように思います。読解特急4の音読の成果が出て、塗り絵の数は4問まで減らせました。

ここからはどうでも良い感想。

今日の会場は何故か入場規制みたいなことをされて、会場の前は長蛇の列ができていました。そして試験開始も終了も、20分遅れるという異例の自体。まぁ試験の時間が短くなるわけじゃないんで、たいした影響は無いですがね。

最初、真ん中の席に配置されてしまったため、トイレに行く可能性が高い(今日はギガシャキでドーピング済)私は、端の席に変えてもらうよう試験管に打診しました。一度は断られたものの、上司に確認した後、私の移動は許可されました。どうしてもトイレが近い体質の人というのは居て、そういう人が席を立つと、端に座っている人が席を立って道を空けなければならないので、迷惑がかかるんですよね。だから私は予め端に移動することを許されたのでしょう。

端に変えてもらうことは可能ですので、トイレが近い人は参考にしてください。

あと、今日は通路を挟んで隣の席の大学生風の男が、変な人で困りました。周りで咳をする人がけっこう多くて、咳の音が聞こえてくるとその男が、

「チッ」

とか

「うるせぇな」

とか露骨に呟いたんですね。なんかそれから私も咳の音とかその男の挙動が気になってしまって、気が散りました。こういう奴が市役所とかでクレーマーになるんでしょうね。あとこいつは試験の結果を音のせいにすると思います。そんなことで気が散ってしまった私は、単に修行が足りないのですが、確かに試験中に咳をする人って多いですね。みんな風邪ひいてるのにTOEIC受けに来てるんですね。なんて思っていたら、4問塗り絵してしまいました。

今回も自己ベストとは遠いですが、19問塗り絵してしまった前回よりはスコアは上がっていると思います!

TOEICで900点取るのに留学は必要か?

「留学しないでTOEICで900点を取ったなんて凄いね」

とよく言われます。

TwitterでTOEICの猛者達のプロフィールを見ていると留学なしで990点を取った人がたくさん居るので、900点ぐらいたいしたことがないような気がしてしまいますが、一般社会では留学しないでTOEICで900点を取ることは凄いことです。

ただ、この留学無しだから凄い、というのはちょっと引っかかります。留学をした方が英語力が伸びるとは限らないからです。

留学したら英語力が伸びるというのは、生活で英語を使うからですが、それだけでなく、英語の勉強を頑張ってやるからです。だったら同じぐらい日本で勉強したら留学は必要無いと思います。

この考えが決定的になったのは、尊敬する学習者のJet Bullさんが、カナダで生活している最中に誰ともしゃべらずに引きこもって英語を音読していたという話を聞いた時です。英語学習で大事なのはインプットであって、インプットは一人でできるんですよね。

私も1週間だけは今流行りのフィリピン留学をしたことがありますし、その後もどこかに長期留学したいなーと思っていたのですが、Jet Bullさんの話を聞いてからは、留学は別に必要無いと思っています。英語力を上げるのだけが目的ならね。英語で科学や文学を学ぶなら意味があると思います。

日本でめちゃくちゃ頑張って毎日英語を勉強できるなら、手続きが面倒な留学をするよりも効率良く英語力を上げることができるでしょう。ただ、日本に居るとそのモチベーションが続かない人がほとんどなので、そういう人は留学で強制的にモチベーションを保つ必要があるわけです。かくいう私も900点を取る所まではモチベーションが続きましたが、そこから強度の高い学習を継続できていないです。モチベーションを保つのは非常に難しいのです。

モチベーションを保てるという前提であれば留学しない方が効率が良いので、理論上は留学しない方が良いです。つまり

留学をしなかったから凄い

ということは無いと思います。

留学無しで900点も、留学して900点も結果は同じですから、凄さは同じなんじゃないですかね。

第203回TOEICまであと1週間

もうTOEICまで1週間しかありませんね。

最近の私は、1日1周『読解特急4』を音読するという学習をやってきました。ほぼそれしかやっていません。

1周音読するのに55分かかりまして、あとは歩いてる時に同じく『読解特急4』を5分ぐらいリスニングしたので、1日の勉強時間は1時間です。

これで本当にTOEICのスコアを780点から915点に近づけられるのか分かりません。しかし少しでもスコアが上がれば、かなり大きな進歩だと思っています。何故なら、今回採用した学習法は、1日1時間しか使わないため、非常に管理がしやすいのです。継続するのに最適なシステムでしょう。

模試は解きませんでしたが、TOEICの前日には解きます。やはり直前は問題を解いて感覚を掴んでおくべきだと思います。

あと1週間、頑張って行きましょう!

915点と780点のabilities measured 比較

第202回TOEICのabilities measured (以下AMと略します)が届きました。

780点を取ってしまった今回のAMと、915点だった時のAMを比較することにより、放っておいても落ちない英語力と放っておくと落ちる英語力を検証したいと思います。

まずは、屈辱の780点(L430 R350)

Jpeg

次に栄光の915点(L480 R435)

Jpeg

二つを比べてみましょう。

リスニング編

リスニングは、スコアで言うと480点から430点に落ちてしまいました。

430点の時も短い会話の問題については94、94と高水準をキープしていますが、長めの会話は82、77と、480点の時の94、94からかなり落ちていますね。というかどうやって480点なんていう高得点を取ったんだ俺は…?

PART1、PART2の短文の問題は、勉強しなくても落ちないという結果が出ました。

リーディング編

リーディングは、スコアで言うと435点から350点に落ちました。

特筆すべきは350点の時の文法の項目で91を取っていることでしょう。435の時よりも良いです。また、語彙についても良い時が82で悪い時が78なので、たいして変わりません。

読解については悪い時が56、53、63で良い時が84、100、83ですから、落ちましたね、としか言うことがありません(笑)19問も塗り絵してしまったのでこんなものでしょう。

PART5は、勉強しなくても落ちないということが分かりました。

まとめ

L Rともに、短文の問題はキープして、長文の問題は落ちたという結果でした。

ベストスコアが970点以下の人にとっては、TOEICの難問はやはり長文問題、即ちPART 3,4,7 です。満点を狙う人はPART 2 が難関らしいですが普通の人にとっては3,4,7をどう攻略するかがスコアに直結します。

このことは普段の学習においてもそうなのですが、学習をやらないと能力が落ちるという点からも証明されてしまいました。特にPART 7はもともと時間内に終わらないこともあり、少しの能力の低下が致命傷になることが分かりました。

ここから思ったことは、

もうTOEICの勉強はPART 7しかやらない!

ということです。いつまでも気持ち良いPART 5をやっていてはダメなんですね。とにかく7なんだよ!俺に必要なのは。PART 7のテキストでシャドーイングでもやれば3,4も対策できますし。

他の試験等あり、引き続きTOEICにはいつから本腰を入れられるかは分からないのですが、時間のある限り、PART 7の対策をしていこうと思いました。読解特急シリーズの解明を頑張ります。