英会話をするのにTOEICは何点必要ですか?

もしも

「英会話をしたいです。TOEIC何点まで上げた方が良いですか?」

と聞かれたとしたら(そんなこと聞く人は居ないかもしれませんが)、

「英会話とTOEICは無関係だから、英会話したいならTOEICなんかやらないで英会話をいきなりやった方が良いよ!!」

と答えます。

今は英会話を身につけるための環境は、もう整いすぎていると思います。具体的にはオンライン英会話の存在です。毎日25分英会話して月5,000円は安すぎます。ヤル気さえあれば誰でも英語を身につけられます。

英会話を覚えたければ、即、オンライン英会話に入会して英会話をすべきです。TOEICの勉強などしている暇はありません。ただ、中学英語の文法が分かっていないと英会話は厳しいので、もし英語が苦手ならば中学英語の復習と並行した方が良いと思います。

TOEICはリーディングとリスニングですから、リスニングの学習自体は英会話において重要ではあります。しかし、リスニングだけでは英会話の半分です。スピーキングの練習をしなければしゃべれるようになりません。かと言って、リスニングの練習とスピーキングの練習を別々にやったら良いというわけでもありません。

英会話は、リスニングとスピーキングの独立した練習では必要な力を養えません。相手の言葉に反応して自分の英語を返す訓練が必須です。オンライン英会話を毎日やっていると、相手の話すパターンと自分が返すべき英文のパターンが繰り返されるので、パターンに対する予測がつくようになります。これが英会話の「慣れ」の正体です。

TOEICのスコアと英会話力の両方が必要な人ならばTOEIC勉強と並行してやると良いと思います。

繰り返しになりますが、やりたいことが英会話なら英会話をいきなりやるべきで、スコアが必要無い人はわざわざTOEICなどやる必要はありません!

逆に、TOEICのスコアが最速で欲しい人は英会話などやらずにTOEICばっかりやるのが効率が良いでしょうね。

スペイン語の学習を始めました

最近、スペイン語の学習を始めました。

TOEIC満点道場と言っておきながら、満点を目指した学習をちっともしていません。今の自分がTOEIC満点に対してそこまでモチベーションを持ってないんですね。

ここで、無理やり英語のモチベーションを上げるというよりは、一旦寝かせようと思います。

スペイン語が気になり始めたので、勉強をしています。この本を主に使っています。

まだ始めたばかりなので何とも言えませんが、この本は割と良いと思います。

このモチベーションがいつまで続くか分かりませんが、とりあえずやってみます!

オンライン英会話はDMMがオススメ

最近、通訳ガイド業の練習をするためにオンライン英会話をまたやっています。毎回、再開してすぐは全然話せなくて絶望しますね。こうやって覚えて忘れてを繰り返して成長していくんだなぁ…。

ところで、オンライン英会話は、DMM英会話がオススメです。理由は2つあります。

1つは、値段が安いこと!

来月から、月額4000円から月額5000円に値上げするそうですが、それでもまだ毎日25分の授業が受講できて月額5000円というのは安い水準のようです。円安と消費増税の便乗値上げで、どこの学校も値上げしてますからね…。これでもDMMは安いのです。さすが、エロで稼いだ豊富な資金があるのでしょうか。

2つ目の理由は、東欧の先生がいっぱい居ること!

気づいてしまったのですが、日本人には、ラングリッチやレアジョブのフィリピンの先生は合わないかもしれません。東欧の先生がオススメです。セルビアや、ボスニア・ヘルツェゴビナなどです。これらの国の先生は落ち着いていて、非常に話しやすいんですね。

フィリピンなどのラテン系の国の先生は、とにかくテンションが高い人が多く、しかもそれを生徒に強要する人も多いのです。ラングリッチのフィリピン校舎に実際に入学した時などは顕著でした。もっと笑顔を大事にしなさいみたいなことを言われ、鬱陶しいわと思ったものです。ジャマイカ人の先生も同じ傾向がありました。

我々日本人は英会話をシリアスに考えている人が多く、そういう人は落ち着いた先生からシリアスに習った方が良いです。英会話を楽しもうよ!みたいな先生に無理に合わせてイライラするのはよくありません。それはオンライン英会話が続かない理由になります。

性格なんて人に依るじゃん、と思うかもしれません。しかし、これは確率論の問題です。オンライン英会話では、自分と合う先生を早急に見つけることが大事です。その時、先生選びの基準が必要です。確率的に言って、合う先生を見つけやすいのが東欧の先生なのです。

また、国民性というのは、確かにあります。間違いなくあります。フィリピン人は概して明るく、日本人は概して暗いんです。これは何も、人種差別をしているわけではありません。単にそういう傾向があるというだけです。

オンライン英会話はサービス数も物凄く多くなり、皆さんこだわりのサービスがあるかもしれませんが、私は極めてオーソドックスにDMMを推します!

第206回TOEIC マイナーフォーム 感想

受けてきましたTOEIC。第206回の公開テスト、マイナーフォームでした。

今回、私は人生で初めてTOEICで塗り絵をしませんでした。今日はpart7が簡単だったと思います。さて、ではpart毎の感想を。

part1

いつもの調子で進んで行きますが、8問目で、最初の選択肢を捌き切れず、2つ目の選択肢を聞けないというピンチ。自信が無いです。ラスト3問が難しかったように感じます。

part2

一列目から高難度の問題がバシバシ出て、厳しかったですね。6問ぐらい分からなかったような気がします。

part3

簡単だったと思いました。問題の設問文と選択肢が短いものが多く、先読みがしやすかったように思います。

part4

普通かな。最後のセットでナレーションがひたすら聞き取りにくかったです。

part5

難しかったです。2列目から分からない問題が続出し、厳しい戦いでした。約15分で終わらせてpart6へ。

part6

part6の難易度って、よく分かんないんですよね。いつも通りよく分かんないまま解きました。7分ぐらいで終わりました。新新TOEICでもこのpartは健在だそうですが、どうなるやら。

part7

かつてないほど簡単に感じました。なんと、塗り絵しないで全問マジメに解けたのです。こんなことは人生で初めてですよ。シングルパッセージが簡単で、一気に勢いを付けて、ダブルも簡単で、article問題も簡単。ヒャッハーって感じでした。文章の分量が明らかに少なかったですね。

今回は 、part7が簡単だったので、全問解き切ることができ、改心のできでした。ただやはり勉強不足がたたり、800点台後半が良いところなのではないかと思います。

私は年始に猛勉強して900点を取った時の貯金で戦っている感じです。900点特急を3ヶ月間音読し続けた効果がまだある程度持続していますね。

またスコアを伸ばそうと思えば、激しい勉強が必要だな〜と思います。次回は受験しませんが、またいつか受けます!

『「読まなくてもいい本」の読書案内』のレビュー

明日はTOEICですが、今回のTOEICに向けての私の学習を妨げた本を紹介します。

「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間で探検する
オススメ度(5段階) ★★★★★

この本には衝撃を受けました。もともと橘玲の本は好きでマネー系の本は読み込んでいましたが、また違った方向でやられました。

読まなくても良い本を読書案内するとはつまり、古い学問はもう役に立たないからこの本で紹介する5つの学問を勉強しなさいよ、という意味です。その5つ以外の古い学問によって書かれた本は読まなくてもいい本ですよ、とバサッと切り捨てます。

よって、5つの新しい学問の概要を説明するのがこの本の内容です。その5つとは

  1. カオス理論
  2. 進化論
  3. ゲーム理論
  4. 脳科学
  5. 功利主義

です。厳密には学問じゃないのもありますが、とりあえずその5つを学ぶべきということです。

この5ジャンルの概要を橘玲がまとめていて、それが分かりやすくてめちゃくちゃ面白いんです。

特に私は進化論に激ハマりしました。もう世の中の生物の行動が全て進化論という切り口でしか見えません。人間も含めて。全ては生存競争と淘汰によって説明できる、気がします。

この本、超面白いので是非読んでみてください。明日でTOEICも一区切りですしね。

新新TOEICに向けてすべきこと

明後日はTOEICですね。なんだか最近はTOEICのたびに勉強しなかったことの言い訳を言っているようでちょっと嫌ですが、今回も途中でTOEICよりも優先したいことが見つかってしまい。満足に勉強できませんでした。またTOEICから離れるべきかもしれません。

それはさておき、新新TOEICの話です。

新新TOEICって、変な名前ですよね。そもそもこれは、現行のTOEICが新TOEICと呼ばれていることに由来します。注意深く見ると、現行TOEICの参考書って、新TOEICの名を冠しているんですよね。みんなが大好きな文法特急も新TOEICって付いてます。

1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

新新TOEIC導入後は、一体どういう名前で呼ばれるんでしょうかね?まさか参考書に「新新TOEIC TEST文法特急」なんて名前は付かないでしょう。

新新形式導入が決まってしまった現在、ちょっと勉強しにくい感がありますよね。どうせ形式変わっちゃうんでしょ?という感じ。

でも、今回の変更は長文化が進んで難しくなるような気はしますが、あまり大きな変化ではないように思います。

長文と短文の割合などは変わりますが、TOEICの語彙や文法のチョイスは変わらないでしょう。新新TOEICからは仮定法過去完了がたくさん出るとか、そういうことは無いはずでえす。

現行の問題集でしっかり勉強すれば良いと思います。特に、問題を解くことよりも音読やシャドーイングなど、TOEICの素材を使って英語を勉強するスタイルを取るのが効果的なのではないかと思います。

今はそういう時期と割り切って、新新形式への変化にも対応できるような基礎体力作りを、今からやっておきましょう!

HiNativeは普通に役に立ちます

先日は、Lang-8というサービスがいかに添削してもらいにくいかを書きました。

ダメじゃん、と思っていたのですが、Lang-8の運営会社は、とっくに私の批判の先を行っていた!

HiNativeという新サービスを立ち上げていたのです。

これは、語学学習者の疑問に対し、Lang-8同様にその言語のネイティブスピーカーが回答してくれるというサービスです。日記を軸としたLang-8と違い、短い質問がスレッドになってそこに答えを書いていくという手軽なサービスです。日本語の質問で言えば「妄想と空想の違いは何ですか?」みたいな質問を日本語学習者が書き込み、我々が回答を書き込む、みたいな感じです。

で、これが実によくできています。手軽に質問&回答できるのはスマホ時代の需要にマッチしている。Lang-8って、パソコンを立ち上げないとやりにくくかったんですよね。そもそもLang-8は懐かしのmixiのインターフェースとそっくりで、日記を主体としたmixiが廃れたのは周知の事実。その辺りがLang-8が伸びなかった理由かもしれません。

HiNativeはtwitterのように手軽です。暇な時間に、ちょっとした質問に答えようか、という気になります。

私も、1つ英語の疑問が解決しました。alsoの位置に関する疑問です。

「私もミルクが好きです。」
「私はミルクも好きです。」

という2つの文を区別するためにはalsoの位置を変える必要があると思っていたのです。つまり上の2つの英文を

“I also like milk.”
“I like also milk.”

とすると思っていたわけです。

正解は、also は副詞なので”I also like milk.”の語順しかありえず、2つの意味の違いは文脈によって判断する、とのことでした。これをネイティブに教えてもらえたので、非常に説得力がありました。

尚、HiNativeに関してもネカマをやった方が回答してもらえる率は上がると思います。しかし面白いことにこの新サービス、性別を入力する欄がありません!きっと、Lang-8で女の子ばかり添削してもらえるという不平等があったことを運営の人が解決しようと配慮したのでしょう!素晴らしいです。

加えて、HiNativeにはあまり質問者のパーソナリティを表現する感じがありません。それによって、利用者が質問自体にフォーカスしやすくなっており、回答しやすくなっているように思えます。最高ですね。Lang-8のように友達を作るという意味合いではこちらは向いていませんが、質問に回答されやすいこちらの仕組みの方がサイトが上手く機能すると思います。

でも可愛い女の子のアイコンを使った方が添削されやすいかもしれませんね。そして性別は入力しないので、それはネカマではありません。ネカマをやるのに抵抗がある人もそういうことがしやすくて、その意味でもHiNativeは素晴らしいと思いました。

皆さんもぜひ登録しましょう!

発音が上手いとアクセントが上手いは別

英会話に関してよく

「あの人は発音が上手い」

と言うことがあると思います。しかし

「あの人はアクセントが上手い」

とは言いません。

これは、発音が良い・悪いという言葉が総合的に英語を話すのが上手い、下手を表す言葉として使われているからだと思います。

しかし英語を発話するのが上手いかどうかのポイントには、本当は発音・アクセント・リズムという別々の要素があります。発音が上手いとアクセントが上手いというのは意味が違います。

発音が正しいというのは、出している音が正しいということです。LとRの区別やBとVの音の違いを正しく出すことです。

英語が英語っぽく聞こえるためには、発音も大事ですが、アクセントやリズムも非常に大事です。ある程度の速さで、正しいアクセントで声を出すことで英語らしくなります。

発音を正しくするよりも、アクセントを正しくする方が簡単だと思います。勢い?みたいなのがあれば大丈夫だと思います。

発音、発音、とよく言いますが、まずはアクセントを正しく話すことを意識すれば、グッと英語っぽくなると思います!

Lang-8で添削してもらう1つのコツ

Lang-8というサービスをご存知でしょうか?

語学学習用のSNSです。我々が英語で日記を書くと、日本語を学習している英語のネイティブが我々の日記を添削してくれて、我々はそのお返しに、彼らの日本語の日記を添削するというサービスです。

無料でネイティブの英語が学べる!素晴らしいサービス!なのです。

ですがそれは、英語のネイティブがちゃんと日記を添削してくれたら、の話です。

実際には、日記を書いても添削してもらえず、寂しい思いをすることが多いです。そもそも英語を学習している人は世界にウジャウジャいますが、日本語を学習している人は少ししか居ません。悲しいことに日本語は重要度が低いので人気のない言語なのです。

英語のネイティブに添削してもらいたい人は多いけど、日本語のネイティブに日本語の日記を添削してもらいたい人は少ないです。需要と供給のアンバランスなわけです。

親切なネイティブが添削してくれるのを指をくわえて待っているしか無いのでしょうか?

そんなことはありません。この添削市場には、歪みがあるのです。

実は、女の子は添削してもらいやすいという、歪みがあるのです。

日本の女の子は欧米人に人気があります。ちなみに日本の男の子はフィリピンでモテます。日本の男の子が海外でモテないということはありません。

欧米の英語ネイティブスピーカーは、どうせならかわいい日本人の女の子の日記を添削したいと思っています。彼らの邪な気持ちを、逆に利用すれば良いのです。

利用と言ったってどうやって?と思うかもしれませんが、答えは簡単です。

ネカマをやれば良いのです!敢えて説明する必要ないかもしれませんがネカマとは、ネット上のオカマのことで、女性のフリをしてLang-8に登録するということを意味します。

しかも英語って、男性も女性も一人称が一緒だし、日本語のように女性言葉と男性言葉というのもほとんど無いので、ネカマをやっていてもあんまり後ろめたさというのが無いんですね。これはチャンスですよ。

ネカマ作戦によってあなたはたくさんの添削を得ることになるかもしれませんが、お礼に、しっかりと彼らの日本語の日記を添削してあげましょう。

お礼に日本に旅行に来た時のデートを要求したら、きっぱりと断りましょう(笑)いや、別に断らなくても良いか(笑)

『新TOEIC900点特急2 究めるパート5』のレビュー

ようやく2周目が終わりそうなので、この本の感想を書きます。


オススメ度(5段階) ★★★★

私は、前作『900点特急』のおかげでTOEICで900点を超えた経験があります。詳しくはこれらの記事に書きました。

私がTOEICで900点を突破した方法

900点特急の音読を3ヶ月終えて

まさかこんなハイレベルで人を選ぶ問題集の続編が出ると思っていませんでした。それだけ世間のTOEICプレイヤーのレベルが上がってきたということでしょう。続編のクオリティは、果たしてどうなんでしょうか!?

問題のレベルや方向性は非常に前作と似ていると思います。TOEIC本番であればpart5の40問のうち2問ぐらいしか出ないような難しい問題がたくさん収録されています。

ただ、これも前作と同じ感想にはなりますが、滅多に出ない難問だからと言って、解くのが無駄な問題というわけではありません。特に文法問題の難問は、修飾や態や時制など、どこまで行っても基本問題の組み合わせでしかないんですね。つまりこれらの難問は難問対策になるだけでなく、基本〜中級レベルの問題の復習としても有効です。

よって、『900点特急』で私がやったような、音読しまくって暗記してしまうというのは、今回も非常に効果的な学習になると思います。

part5の問題は短い文を一瞬で読む練習になるので、リスニングの選択肢の先読みのトレーニングにもなります。この本を読み込むことで、TOEICの全パートの学習ができるでしょう。

現行の形式でのTOEICも、もう数えるほどしかありませんが、5月までの学習はその後も決して無駄になりませんので、このまま頑張っていきましょう!