私の英語歴 その8 サラリーマン2年目 オンライン英会話との出会い

その7の続き

Kindleを購入してから、私の英語学習の中心はKindleにありました。当時興味のあった投資に関する本や、小説を読んでました。小説と言えばこの時期に『チャタレー夫人の恋人』を読んだことが印象に残ってます。この本は日本で発禁になったことで有名ですが、そんなに過激ではありません。暇な人は是非洋書に挑戦してみてください。

そんな私に、英会話にのめり込むきっかけが到来しました。ちきりんという有名な人が、ブログでオンライン英会話のラングリッチを紹介していたんです。以前から英会話ができるようにはなりたいと漠然と思っていた私は、まずは無料体験もあるので、早速登録してみました。

初めてやった時は、もう本当に英語がしゃべれなすぎて、ひたすら恥ずかしかったです。矢継ぎ早に浴びせられる英語の洗礼。フィリピン人はなんでこんなに英語ができるんだと思いましたね。

中でも私を奮い立たせたのは、フィリピン人講師の

“Don’t be shy.”

という言葉。別にシャイなんじゃなくて、英語がしゃべれないだけなんです。これにはイラッとしましたね。絶対英語がしゃべれるようになってやるぞと思いました。

ラングリッチの英会話は、ほぼ毎日、2年近く受講しました。流石に毎日英語を話していれば、話すことに対して抵抗は無くなりました。もともと英文法の知識はかなりあったことが助けになりましたし。

なんとなく、英会話でよく使う表現というのが分かって来るんですね。それは “I’m fine, thank you” とか “Nice to meet you” みたいな決まり文句を暗記することではありません。自分が使う語彙を決めてしまうんです。

例えば「助動詞はcanを使う!」と決めてしまうとかなり話しやすくなると言ったことです。「〜して良いですか?」と聞く時にmay I を使わずに、can I を使う。するとcan I 〜とか、can you 〜 でかなりのことを表現できることに気づきます。レベルの高い英会話は色んな語彙が出てきますが、最初はそのレベルに達していないため、自分が使う語彙を思い切って絞ることがコツです。特に我々受験英語をマジメに勉強した人は語彙だけはそこそこあるため、使う語彙を迷ってしまうんです。

結局大事なのは、ドヤ顔で英語を話すことだと思いました。これは、その夏にシンガポールに旅行に行った時も強く思いました。英会話で必要なのは、文法とか発音よりも、ドヤ顔。自信を持って話すのが一番通じるんです。ラングリッチは私に大事なことを教えてくれました。

私はラングリッチがかなり気に入っており、ラングリッチのセブ島の校舎に、1週間だけ留学にも行きました。この感想についてはまた別の記事で書きます。

その9に続く

TOEIC学習 2つの方向性

通訳案内士試験を終え、TOEICの学習に軸足を戻しました。まずは文法特急でリハビリしています。

次回、1月11日のTOEICに向けて、今回は新たにテキストを用意しました。この3つです。

重厚な韓国系の問題集を揃えました。

そもそもTOEICの勉強法には2つの方向性があります。

1つは、基本を固める

もう1つは、知識を増やす

基本を固めるというのは、文法特急1や2のような基本的な問題を徹底的にやり込むことです。もちろん公式問題集も含みます。実際私は、885点までは、それらの基本的な問題集をやり込むことに注力しました。他のテキストももちろん使いましたが、やはり得点に大きく貢献したのは文法特急と公式問題集でした。あとは金のフレーズですね。

基本を固めることはやはり最優先事項です。TOEICのほとんどは、基本的な、頻出の問題で構成されています。それらを取りこぼさないことが、TOEIC戦士としての、最初の関門でしょう。

しかし前回のTOEICで865とスコアを伸ばせず、私は壁を感じました。というのも、試験中に、どうやっても解けない問題がたくさんあるなーと思ったのです。

体育的な科目であるリスニングは、実践力が全てなのでこの話の限りではありません。リーディングにおいて、明らかに解法を知らないために解けない問題がけっこうあったんです。基本が身についていると、英語的な思考に強くなり、カンも良くなるので、解けない問題もけっこう正解してるとは思います。ただ、900点を超える上級者は、難問も解き方を知っていて解けているのだと思います。

もちろん、ネイティブスピーカーや帰国子女などは英語の感覚で解いてしまうのでしょうが、それをマネするためには、あと10年ぐらいかかってしまうでしょう。私はもっと早く900点を超えたいです。

するとやはり、知識を増やして難問を解けるようにしないといけない。で、ここで、難問を解けるように知識を増やすと、時としてその知識が邪魔するのではないかという恐怖が私にはあります。

基本しか知らない時は、解ける問題は、即答します。それしかパターンを知らないから。しかし、知識があると、それ故に迷うポイントが増えると思います。だったらそんな対策しない方が良いんじゃないか?と思うのです。

いくら勉強では基本が大事とは言え、いつまでも基本の繰返しではスコアは伸ばせません。知識を増やし、解ける問題を増やさないと。知識の弊害を恐れずに、問題数をこなし、暗記していく、その先に900点があると思っています。

というわけで、韓国系の問題で問題演習数を増やすことにしたのでした。まずは900点目指して頑張ります!

スコアは思ったより落ちない

今日は先月の第194回TOEICの結果発表の日でしたね。私のスコアは

L 435 R 430

Total 865

でした。ベストの885から20点のスコアダウンを喫しましたが、なんとかAクラスは守りました。

そう、守っただけなんですよね。今回のTOEICは守りのTOEICでした。試験問題がかなり難しく感じ、リスニングの時点でこりゃあ900はムリだ!と思ったんですよ。あとはもう、スコアダウンを小さくする戦いになってしまっていたように思います。

麻雀でも、配牌が悪い局はオリ気味に打って失点を避けます。今回のTOEICは問題=配牌が厳しかったように感じます。

もちろんそんなの全部言い訳で、私の準備不足こそが900点に到達しなかった理由であることは間違いないですが。

ただ、今回、スコアはもっと取れてないかと思いました。Part 3 で明らかに意識がトンだ瞬間というのが数回あったんですよ。もう終わったと、それぐらい思ってました。しかし蓋を開けてみればいつもどおりリスニングの方がリーディングよりも点数が良い。

意外とスコアが落ちないのがTOEICの不思議なところで、やはり高度な統計処理がなされたスコアは信頼できるものだと再確認しました。

TOEICを何度も受けると、スコアダウンが怖くなります。TOEICは恐怖との戦いです。

でも思ったよりスコアは落ちません。テストの質が良いから。

だから、スコアダウンを恐れない大胆な調整が必要なんだと思いました。

今は悔しくて、TOEICが受けたくてたまらない状態ですが、通訳案内士試験に備えて11月と12月のTOEICは受験しません。私の場合、TOEIC直前はかなり丁寧に調整しないとスコアを出せないという確信があるんすよね。

次回、1月、そして3月のTOEICまでには、今まで避けてきた問題集にも取り組んで、解ける問題を増やして臨みたいと思います。その前に通訳案内士試験なわけですが…。

なぜTOEICを受けるのか

満点を目指すなどと言ってこんなブログまで作ってしまいましたが、私はなぜTOEICを受けるのでしょうか。一時はもっとアカデミックな英語を目指しTOEICと決別した私ですが、英会話ができるようになってから再度TOEICを受け始めたら、すっかりTOEICの虜となってしまいました。

英語力を向上させたいというのは前提として当たり前過ぎるため、それは敢えてTOEICを受ける理由にはならないと思うんです。試験を受けないで勉強だけするという選択肢や、他の英語試験を受けるということをしないで、敢えてTOEICを受けている理由を考えてみたんですが、今の時点では、以下の3つが私の答えです。(他の試験も並行して受けてますが)

  • 良い参考書がいっぱいある
  • 精緻に作りこまれた試験
  • みんなが受けている

TOEIC対策本は、良い本がいっぱいあります。文法特急シリーズや、プラチナ英文法などの超絶分かりやすい文法書や、スヨンのコロケーションドリルやメガ模試のようにとにかく数をこなす韓国産ドリル。マジメに取り組んだらスコアが間違いなく向上する本が溢れているんです。

その点、他の英語試験はどうでしょうか?小さいころ受けたアレ、英検はどうでしょう?

私は英検1級も受験していますが、そのためにAmazonで対策本を探していて、非常に困りました。旺文社の本ぐらいしかまともな本が無いんですね。過去問と、過去問を再編集してできた問題集のシリーズです。過去問がベースになっているので問題の質は担保されていますが、旺文社の問題集というのは、非常に勉強しにくいんです。レイアウトが悪かったり、通りいっぺんの解説が書かれただけで解答への踏み込んだプロセスが書かれていなかったり。

何より、これをやったら俺は受かる!っていうワクワクが無いんです。大学受験時代も旺文社の問題集は本当につまらないと思っていました。

その点、書店のTOEICコーナーは各社の激しい凌ぎ合い。これでもかとばかりに面白い本があります。

これは市場規模の違いですね。英検なんて大人になったら誰も受けません。時代はTOEICです。会社でTOEIC900点は評価されるけど、英検は趣味の世界です。英検1級がどれほど難しく、英検1級を取れる英語力がどんなに素晴らしいものでも、会社の人事の人はそれを評価しません。出版社も受験者が多い試験の対策本の方がたくさん売れるので、良いTOEIC本をいっぱい作ろうとします。各社で競争するわけです。

この、良い本を使ってワクワクしながら勉強できるというのがTOEICを受けることの最大の利点です。

因みに英検も全ての級の受験者数を合わせるとTOEICの受験者数と同じぐらい居ますが、1級と準1級以外はマジメに対策するほどの深さが無く、その2つの級を受験する人は少ないのであまり対策本の需要がありません。英検は子供の試験で、TOEICは大人の試験ということです。

TOEICの人気が高いのは、TOEICが精緻に作りこまれた試験だからだと思います。まずスコアの出し方が凄いんですよね。私はそこまでマニアじゃないので詳しくは知りませんが、あれは素点ではなく偏差値みたいなものらしいじゃないですか。と言うことは、試験が難しければ予想よりもスコアは高く出て、試験が簡単だったら思ったよりスコアが伸びないということが起こります。

よって、スコアが安定しやすいんですね。それは、自分の実力を計るのに凄く都合が良いことです。毎回運次第で点数が荒れるようでは試験としては二流です。そんなものに高い金を払って受験したくないです。TOEICはその高品質なテスト力のおかげで、人気を保っているのです。

最後に、TOEICはみんなが受けている、ということが肝心だと思います。

どんなにネイティブ並に英会話ができても、英語を日本語と同じスピードで読み書きできても、IELTSやTOEFLで凄い点数が取れても、英語力というものに対して詳しくない人にとってはそれがどれくらい凄いのか分かりません。人事のおじさんも若い女の子も分かってくれません。でもTOEIC900点なら人事も分かるし、合コンで女の子も凄ーいって言ってくれる

だいたい、TOEIC900点とか満点とか、凄くカッコイイじゃないですか。英語ができる人として、絶対尊敬されます。俺も尊敬されたいです。TOEICは英語のテストとして、日本国内では最強の地位に居るんです。みーんなTOEIC大好き。

TOEICがこんなにも試験として素晴らしいから、私はTOEICに対して敬意を払うつもりで、TOEICを全力で受験したいんです。

 

さて、今日はちょっと歪んだTOEICへの感情を書いてしまいましたが、私も皆さんと同様にTOEICが大好きということです。一緒に勉強頑張りましょう!

洋書を英語学習に取り入れるコツ

TOEICに限らず英語リーディング力を上げるためには、普段から洋書を読むことが最も効果的だと思います。

TOEICのPart7の文章は「TOEIC界」という架空の世界で起きる求人募集や架空の会社の紹介で構成されているので、すぐ飽きるでしょう。理想的な状態は、日本語で読書する代わりに洋書を読むことです。そもそも我々は普通に生活していて、日本語の本をある程度は読むことになると思います。全く読まない人も多いとは思いますが。

新書や文庫は、手っ取り早く知識を習得するのには向いています。今や書店には扇情的なタイトルの本が数多く並んでおり、どれもとても読みやすいです。

それの代わりに、洋書を読むのです。普段の読書習慣を英語で行ってしまう。これができれば自然と英語力など上がっていくでしょう。簡単にはできないのが問題なんですけどね。なぜなら洋書の英語は本物の英語で、TOEICとは違うからです。TOEICには出ない、崩れた文法の文章が並んでいるのです。この崩れた文法で書かれた英語を理解できたらそれは本物の英語力と言えるでしょう。

私は初めてKindleを手にしてから、読めもしない洋書を読むことと格闘してきました。Kindleは本を買うことに対して素晴らしいインターフェイスを持ってますから、あれも挑戦したいこれも挑戦したいと、様々な洋書を買ってしまいました。読了した本はそう多くありませんが、明らかに読みやすい本と読みにくい本があることに気づきました。読みやすい本と読みにくい本の特徴を紹介します。

読みやすい本は、ビジネス書(自己啓発本)How to 本子供向けの本の3種類です。何を当たり前のことを……って感じですみません(笑)これらの本は概して平易な英語で書かれていて、読みやすい本が揃っています。アメリカには読みやすくて仕事の参考になるビジネス書がたくさんありますから、知りたいことを勉強しながら英語力を上げることも可能でしょう。How to本でしたら”for Dummies”っていう分かりやすいシリーズがあり、それがオススメです。

逆に読みにくい本は、小説伝記新聞などです。哲学書とか他にもいっぱいありますが、取り敢えずその3つです。まず小説は難解な単語や、作者独特の文体があり、だいたい読めません。私は大学で英文学を専攻していたこともあり、英語の文学を英語で読むことをもともと目標にしていたのですが、かなり苦戦しています。ハーマン・メルヴィルとかヴァージニア・ウルフとか読んでみましたが、サッパリです。ヴァージニア・ウルフは特に難解な文体を使っており、ネイティブでもよく意味が分かんないと思います。

伝記は一見すると読みやすいと思うと思います。起きたことが書かれているだけですから。でも実際読んでみると内容がいっこうに入ってきません。私はSteve Jobs (Walter Isaacson著)と、Moonwalk (Michael Jackson著) を購入してみました。どちらも超有名人の伝記だから楽勝だろうと思ったら、意外と苦戦します。何故文章が分からないかと言うと、固有名詞が多いことと、アメリカの習慣を知ってないと分かりにくい、ことが原因です。

固有名詞は、例えば日本だったら「大阪」と言うだけで、日本人はあるイメージを持ちます。おばちゃんとか、タイガースとか関西弁とか。しかしニューヨークとかロサンゼルスとか言われても、我々にはよく分からない。だから、固有名詞が出まくる伝記は難しいんです。

全く同様の理由で新聞は読みにくいです。固有名詞のオンパレードですからね。知らん会社や知らん土地の話を読んでも面白くないんですね。国際情勢のニュースなら良いかもしれません。世界の有名な都市のニュースは日本語でもよく聞いているので、それが英語になっただけですから分かりやすいです。固有名詞が多い本は最初のうちは避けましょう。

というわけで、最もオススメなのはビジネス書(自己啓発本)です。ビジネス書というのは、ビジネスという世界共通の習俗の範疇で書かれているから読みやすいんです。我々もバックグラウンドを共有しているんですね。それが単に英語の語彙と文法によって書かれているだけだから分かりやすい。

手初めに、私がKindleで読んで、凄く分かりやすかった&ためになった洋書を紹介します。

Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery (2nd Edition) (Voices That Matter)

The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience

どっちもプレゼンテーションのノウハウの本です。やはりプレゼンテーションの本ということで、分かりやすく伝えることに主眼が置かれており、この本自体の英語も凄く理解しやすいです。そして、プレゼンテーションのコツを学ぶこともできます。日本語訳を買うより洋書をKindleで買う方がかなり安価なのも利点ですね。

リーディング力強化のためには洋書を読むこと、特にビジネス書がオススメです!早速上記のプレゼンテーションの本から読んでみましょう!!

私の英語歴 その7 サラリーマン1年目 Kindleとの出会い

その6の続き

永遠に続くかと思った大学生活も終わりが見え、私は就活をしていました。思えば大学生活とは、人生の夏休みのようなものでした。

これには本当に参った。TOEICの点数は490点だから、当然履歴書には書きませんでした(笑)書かない方がマシだからね。

受けども受けども内定出ず、私は絶望の日々を過ごしていました。因みにTOEICの点数が低かったことは関係ありません。

最終的には、給料は高くないが残業が無いと噂され、クビになることがないというホワイトな業界に滑りこみました。誰もが知ってるあの業界です。

この業界は旧態依然とした体制に定評があり、英語がサラリーマンの必須スキルとされつつあるこの2010年代に於いて、後にTOEICで885点を獲得した私に向かって偉い人が

「英語はできても(うちの会社では)意味ないよ」

と言う職場でした。

そんな環境ですから、仕事で英語を使うことは無く、私は趣味として英語を探求していました。洋楽、洋画などの鑑賞を続けつつ日々過ごしていたのですが、1年目の夏にKindleとの出会いを果たします。

2010年当時、Kindleは日本で発売されていませんでした。ただし、Amazon.comを利用すれば、個人的にKindleを輸入することができるという情報をネットで見つけ、私はKindleを購入しました。当然日本語の本は読めません。洋書を読むためだけに買いました。

Kindleによって、私は安価にそして素早く洋書を手に入れることができるようになりました。パソコンに繋ぐ必要すら無く本を買えるKindleのシステムに私は感動していました。

私は興味がある本をたくさん買いました。大学時代に専攻していたジェイン・オースティンの小説や、”Crime and Punishment”などの世界の有名な小説。またその時、株や投資信託などの資産運用に興味があったので”Winning the Loser’s Game” などの有名な投資の教科書。買いはしましたが、ハッキリ言って読めませんでした。洋書はレベルが高すぎたのです。

洋書は、本物の英語で書かれています。TOEICや大学受験などの英文は、テストのために作られた英文であって、ネイティブらしい「文法の崩れ」がありません。ing形で適当に繋ぐ、みたいな。これは分詞構文の一種なのかもしれませんが、文法書には載っていないのではないかと思います。本物の英語を読むのは相当に難しく、買っただけで読んでない本がたくさんできました。

それでも、英和辞典をインストールして、何とか食らいついていきました。初めて読みきった洋書は先述の”Loser’s Game”でした。達成感ありましたね。因みにこの本は割と読みやすいと思います。

Kindleというデバイスに未来を感じた私は、しばらくはKindleによる読書を英語学習の中心に据えていました。オンライン英会話と出会うまでは。

その8へ続く

TOEICテスト新公式問題集 シリーズ

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>
オススメ度(5段階) ★★★★★

言わずと知れた、TOEICの赤本!これをやってない人はTOEICに関してはモグリだと言って良いでしょう(笑)

古今東西の試験において最も効果がある問題集は過去問です。過去問は次の年の試験には出ないというのは大ウソで、大抵の試験で過去問はそのまま、もしくはわずかに形を変えてそのまま出ます。TOEICには過去問はありませんが、公式は、過去問とほぼ同じ意味ですので、この問題集は極めて重要です。

TOEICの勉強はまず最初にこれを解くことから始めたら良いと思います。当然のことながらこれが一番TOEICに近い試験ですので、勉強の指針を作るのにも、そのまま語彙や問題パターンを暗記するのにも使えます。

リスニングに関してはこれを台本を見ながらCDの音声を追いかけるようにして読む練習をすると良いです。

100回解くとか目標にしちゃうと難しいので、まずこの問題集を3回解きましょう。答えを覚えてしまって意味が無くなると思うかもしれませんが、この問題集に関しては答えを覚えることが目的なので全く構いません。問題と答えを覚えるだけで、本番のTOEICで解ける問題がたくさんできます。

TOEICの模試はそれこそ有象無象の出版社からあれこれ出てますが、何よりも最優先してこの公式問題集をやりましょう。これよりも効果がある模試は今のところこの世界に存在しないです。あの世に行かないと無いです。

難点は、値段が高いことですかね。3,000円もして、2回分の模試しか収録されていませんので。しかしここでお金をケチるとTOEICスコアが上がらないという本末転倒な自体に陥りますので、これは絶対買った方が良いです。

今年の11月にVol.6が出るそうですね。TOEICの傾向も変わっていくので、今からやるなら、Vol.4〜6の3冊を購入して集中して勉強するのが良いと思います!

第194回TOEIC 感想

遅くなりましたが、この前の日曜日、TOEICを受けて来ました。ちなみにメジャーフォームでした。

今回、900点取るぞ!と勢い込んで行った私でしたが、リスニングで撃沈しました_| ̄|○

パート3はリズム良く先読みして攻略していける状態なら高得点が期待できるのですが、途中ついていけなくなり、仕切りなおして次のセットに移る、ということが何度かありました。900はダメっぽいですわ。

私はリスニングは得意で、リーディングが苦手という意識があったため、今回はリーディングに絞って対策していました。そしたら、普通にリスニング不足でしたね。なんという基本的なミステイク……。TOEIC対策以前に、リスニングはやはり日々膨大に聞いて慣らしておくことが大事だと痛感しました。早速、毎日iTunesのスマートプレイリスト機能を使ってBBCとABCをパソコンから無限に流しまくる設定でリスニングを増やしています。

さて、今回はかなりTOEICに気合を入れて臨んだので、良い感じでTOEIC勘が戻りました。願わくばこのまま11月、12月と受験したかったのですが、12月8日の通訳案内士試験の2次試験に備えてオンライン英会話等に勉強をシフトさせるので、次回のTOEIC挑戦は1月になります。

それまでは、オンライン英会話や英作文で、通訳案内士の対策をしつつ英語力を上げる特訓をします!

『出る単特急 金のフレーズ』

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ
オススメ度(5段階) ★★★★★

TOEIC対策本のベスト3を挙げるとしたら、『文法特急』と共に間違いなくランクインするのがこの『金のフレーズ』です。この本には本当に度肝を抜かれました。この本は以下の点で他の単語帳を圧倒する凄さを持っています。

  • 日→英の単語帳
  • TOEICフレーズ
  • 完全にTOEICのための単語帳

まずこの本の特徴として、日本語訳を先に見て、英単語を後で見る形式になっています。こうすることで、単語帳がちょっとした穴埋め問題になっており、パート5の練習になります。素早く空欄の英単語を連想できれば、4択でも解けるに決まっています。またこの方が記憶するまでに負荷がかかるので、単純な英→日の暗記よりも、一度覚えてしまえば記憶に残りやすいです。

その見出し語が、TOEICフレーズという短いフレーズで記載されていて、実際にその単語が試験に出る形で覚えられます。例えば

  • conduct a survey
  • We appreciate your patronage.
  • on the premises

みたいな感じです。世に単語帳は無数にありますが、私はフレーズ暗記形式が最強だと思います。よくあるのが、見出し語+例文の『英単語ターゲット』みたいなトラディッショナルな形式ですね。あとは『速読英単語』以来スタンダードになった長文の中で覚える形式も多いと思います。

例文も長文も余計な部分が多く、覚えにくいと私は思います。だったら無駄を削ぎ落したフレーズが最適でしょう。さらに、この形式はセットで使う前置詞や目的語が覚えられるだけではなく、そもそも単語単体で覚えるよりも覚えやすいというメリットがあります。例えばこの単語帳にあるフレーズ

  • 見出し語 “infrengement
    フレーズ 
    copyright infrengement 著作権侵害
  • 見出し語 “proximity”
    フレーズ 
    proximity to the beach ビーチへの近さ

これら2つの項目は、”infrengement”や”proximity”を覚えようとすると、意味がなかなか頭に入りません。しかし、copyright infrengement だと、著作権と言えば「侵害」と頭に浮かびやすいので、フレーズであることが記憶の補助となります。このようにメリットがたくさんあるので私はフレーズ暗記形式の単語帳を好んで使います。

あとはこの本の良さは、何と言っても、完全にTOEICのための単語帳であるところですね。普通の単語帳は、目的が絞りきれておらず、その語の代表的な意味を掲載していたりするんですが、金のフレーズは、TOEICで出てくる意味が中心です。

例えば outstanding という単語は、「ずば抜けた」という意味が代表的だと思いますが、この本では「未払いの」という意味が強調されています。TOEICではこの意味でよく出てくるからです。これにより、TOEICの文章を読んでいる時に、スムーズに、その場での意味で解釈することができます。

また、見出し語が1000語と少なめで、完全に覚えられる分量というのも良いです。

TOEIC対策の単語帳としてここまでよくできた本は他に無いと思いますので、本当にオススメです!!

スローラーニングのススメ

私は20歳の時から5年間英語を勉強し続けていて、TOEICのスコアを490点→860点に上げました。

1年や2年で200点上げたという話はよく聞きますが、5年で370点上げたという話は聞いたことがありません。何故でしょうか?

色々理由はあると思います。1つは、5年間全くTOEICを受験しなかった私が珍しいということ。この5年間、毎年受けてたら、単純に70点ぐらいずつ上がってたかもしれません。でも5年間全く受験しなかったので、TOEICスコアの観点では5年というスパンでしか成果を見ることができないのです。

もう1つの理由は、他の人は5年もかけてだらだらと勉強しないということ。1年や2年で目標を決めて集中的に勉強する人が多いかと思います。

私は490点を取った時にTOEICには懲りたので、しばらくTOEIC受験は我慢することに決めました。受けると点数に一喜一憂しますからね。昔記事に書きましたが、趣味=英語というスタンスを貫きました。

心がけたことを一言で表すと、

入ってくる情報を全て英語にする
という方針。例えばニュース。私は日本語のニュースを一切見ません。ニュースと言えばポッドキャストでABCニュースを聞きます。あまり聞き取れてませんが、それでも聞きます。

読書にしても、どうせなら英語の本を読むことにしました。Kindleの購入がこれをする気にさせてくれましたね。この方針を始めてから、日本語の書籍を読んだ数はガクッと減りました。

他、マイナーなことでは、ゲームを英語版にしたことです。ドラクエやFFは文字をいっぱい読むので勉強向きのゲームです。

このタイプの勉強は、効果が薄いです。出てくる英語のレベルが高すぎて、聞き流し、読み流しになってしまうからです。英語に慣れる効果はあるけど、語彙や表現を身につけることができるかと言うとそうでは無いと思います。そういうのは詰め込み式学習をしないと身に付きません。

でも、5年も続く勉強は、こういうゆるい勉強じゃないとムリです。ストイックな詰め込み学習は1年や2年で飽きます。

みなさんは5年もかかる勉強というのは、遅すぎると思うかもしれません。

でも実際はそんなことは無いと思っています。

5年もかけて勉強した私のスタイルは、のんびりし過ぎかもしれません。世の中には、出世のためにTOEICで730点以上取らないといけない、など即物的な理由で英語を勉強する人も多いと思います。彼らは5年もかかる勉強法なんてやってられないでしょう。
私はたまたま20歳から根気良く英語を勉強しているので25歳でTOEIC860点まで到達しましたが、25歳から始めたとしたら、5年かかって英語力が上がる頃には30歳になっています。

30歳は遅いでしょうか?

では25歳なら早いでしょうか?

私としては、25歳も30歳もたいして変わらないと思います。人生スパンで見れば。

25歳も30歳も、社会全体から見たら若いので英語を勉強するには充分早い年齢だと思います。

逆に、例えば今50歳の人は、5年もかかる勉強法では成果が出るのが遅すぎでしょうか。5年後は55歳です。

私は遅いとは思いません。

50歳という年齢は、すでに英語を学び始めるには遅すぎます。だったら55歳もたいして変わりません。50歳と55歳の何が違うでしょうか?

よーするに、長い人生から見たら、どの期間であれ、5年なんていうのは誤差なのです。むしろ5年で英語力が上がるなら、充分効率が良いと思います。

長過ぎて5年も待てないのは、大学受験生ぐらいなものです。彼らは1年で成果を出さなきゃいけないので大変です。3年も受験勉強に費やす高校生活はイヤだと思いますし、高3から5年かけて勉強するというのは、つまり四浪を意味します。

巷ではスピードラーニングなんていう教材が流行っていますが、そんないかがわしいものに手を出すより、そもそも5年ぐらいかかる、っていう超長期的な視野を持つことの方が大事です。普通の人が心がけるべきはスローラーニングですよ。